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一季出版(株)発行のゴルフ特信(2月6日発行、東京都台東区浅草1-9-13、TEL:03-3864-7821)調べによると、平成28年に経営交代か判明した国内ゴルフ場は35(27年は54コース)と大幅に減少したことが分かった。
※グループ内再編やメガソーラー転用は除いて集計
大手グループでは、(株)バンリューゴルフが4コースを取得しトップ。但し、経営不振からメガソーラーに転用し廃業(廃業予定も含む)したゴルフ場は、弊社の調べでは30コースとなっており、前述通り、今回の集計には含まれていない。
外資系企業の買収は低調続きで28年は2コース(日本 → 韓国、韓国 → 韓国)、27年も2コースで、23年2コース、24年ゼロ、25年4コース(3コースはメガソーラー建設)、26年3コースとなっている。逆に外資系が手放したのは1コース(韓国
→ 日本)。
県別順では、
・北海道、茨城県、兵庫県4コース
・栃木県、3コース
・岩手、千葉、長野、福井、熊本、兵庫県2コース
営業形態では、
・35コース中33コースが会員制
・2コースがパブリック制
形態別では、
・株式の売買25コース(27年40コース)
・施設の売買10コース(同14コース)
取得理由は、
・ゴルフ事業の拡大等
・メガソーラー基地の建設(今回の集計には含めず)
・多目的利用
売却理由は、
・経営再編が25コース
・法的整理が8コース(再生法6コース、破産1コース、更正法0コース、特別精算1コース
・競売2コース
同紙では平成12年から経営交代のデータを集計しており、それによると平成28年まで延べ件数は1561コースとなったことも判明している。
ちなみに、経営交代に関する詳細記事は弊社で全て掲載しておりますので、下記「平成28年・経営交代が判明したゴルフ場35コース一覧」よりご覧になって下さい。
→ 参照 全国で閉鎖(完全・一時・一部)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
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