一季出版(株)(東京都中央区日本橋馬喰町2-2-12、TEL:03-5847-3366)発行のゴルフ特信(2月19日発行)調べによると、平成31年(2019年)に経営交代か判明した国内ゴルフ場は59(30年は32コース)と大幅に増加したことが分かった。
※交代半明時も含む、法的整理では計画案可決時点でカウント
大幅増になった要因は、アジア系投資ファンドでアコーディアを傘下に持つ(株)MBKP Resortがオリックスグループ(現・ネクスト・ゴルフ・マネジメント)から39コースを取得したことによるもので、その他では2コース以上取得した企業はなかった。
経営交代の理由では、法的整理絡み(6社、6コースで2000年以降では最小を記録)が減り、任意売買が増えている。なお、経営不振等から閉鎖(今年の閉鎖予定も含む)したゴルフ場は、弊社の調べでは14コース(前年同)となっており、今回の集計には含まれていない。
※ナリ会津CC(福島)は9月末日に閉鎖している(メガソーラーに転用)
・・・・ ここまでは、一季出版(株)調査を参照 ・・・・
※一季出版(株)では、「下記6コースのアイランドゴルフ」を含めていませんが、弊社では追加しておきます。
アイランドゴルフの株式を取得したのは、ビープラスグループ(株)(岩田憲行社長、大分市)のグループ会社で、ビープラスホールディングス(株)という会社ですが、取得に至った経緯及び価格等、詳細は不明です。
・有馬富士CC等、国内で6コース運営の(株)アイランドゴルフの親会社が又々交代
また、ジャパンメモリアルGC(兵庫)は、昨年(平成30年ゴルフ場経営交代32コース)弊社で集計しましたから、今年の経営交代ゴルフ場は「59コース-1コース+6コース」ということで、64コースとしました(あくまで、弊社独自の集計結果です)。
同紙では平成12年から経営交代のデータを集計しており、それによると平成31年(令和元年)まで延べ件数は1823コースとなったことも判明している。
ちなみに、経営交代に関する詳細記事は弊社で全て掲載しておりますので、下記「平成31年(令和元年・2019年)経営交代が判明したゴルフ場59コース一覧」よりご覧になって下さい。
→ 参照 全国で閉鎖(完全・一時・一部)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
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