「ニュー・セントアンドリュースGC・ジャパン」(NSAJ、27H、栃木県大田原市福原2002、TEL:0287-28-1191)を(株)東横イン(黒田麻衣子代表執行役社長、TEL:03-5703-1045)のグループ会社が取得し、経営交代していたことが判明した。
NSAJ URL=http://nsaj-gc.com/ (表示方法)
今年1月29日付で、(株)ノザワワールドのグループでNSJAを経営する(株)ロイヤルワールドゴルフ倶楽部の全株式を(株)東横インホテル企画開発(西田憲正代表取締役社長、東京都渋谷区恵比寿4-5-21、TEL:03-5449-9100)が取得したもの。
(株)ノザワワールド http://www.nozawaworld.co.jp/
(株)東横インホテル企画開発 http://www.toyokoinn-hotel-development.com/
経営交代はしたものの、経営会社・ロイヤルワールドGCの代表には、ノザワワールドの野滓敏伸代表と同企画開発の猪股和明取締役の2人が就任し、1月29日から1年契約でノザワワールドがゴルフ場運営を受託しているという。
ちなみに、同ゴルフ場は弊社既報通り、平成26年9月に当時のオリックス・ゴルフ・マネジメント(株)(現・ネクスト・ゴルフ・マネジメント)から(株)ノザワワールドが株主である(株)ロイヤルフォレストゴルフ倶楽部が取得し、これまで経営してきた経緯をもつ(下記、「平成26年9月、NSAJ(栃木県)を取得」)を参照。
ノザワワールドグループのゴルフ場取得関連ニュース
・平成16年8月、城里GC(旧・CC・ザーウイングス、茨城県)を取得
・平成19年12月、カワカミバレーCC(旧・カワカミヴィラージュCC、長野県)を取得
・平成21年1月、雲雀GC(旧・ロイヤルフォレストGC、茨城県)を取得
・平成26年9月、NSAJ(栃木県)を取得
・平成26年10月13日をもって、カワカミバレーCCを閉鎖
跡地にメガソーラー建設計画浮上
・平成26年11月30日をもって、雲雀GCを閉鎖
2ホール(練習場に)を残し、メガソーラー建設計画
・平成27年7月、袋田の滝CC大子C(旧・鷹彦スリーC、茨城)を取得
・平成28年4月、八ヶ岳CC(長野)を取得
・平成30年4月、上毛森林CC(群馬)を取得
なお、株式所得による経営交代のため、会員の権利・義務やゴルフ場の運営方針等に変更はなくこれまで通り。また、初めての本格的なゴルフ場運営となる(株)東横インでは今年4月1日から東横インホテルの館内で東横インのクラブカードを同ゴルフ場で提示すれば、格安で利用できるポスターを貼って利用促進に乗り出しているという。
参考までに、NSAJの5月17日現在の会員権相場(名変料30万円、年会費3・6万円ー各税別)は10万円売りの買いはゼロと、コースは好いものの立地条件の悪さから低位で低迷しているようだ。
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