オリックス・ゴルフ・マネジメント合同会社(東京都目黒区目黒1-24-12、小池正昭社長)は、保有する「ニュー・セントアンドリュース ゴルフクラブ・ジャパン」(27H、栃木県大田原市福原2002、TEL:0287-28-1191、以下=NSAJ)を売却する旨を9月1日、自社ホームページ「ニュースリリース」で発表した。
8月8日付けで、NSAJのゴルフ事業をオリックス・G・Mが株主である(株)ロイヤルワールドゴルフ倶楽部に吸収分割契約により承継し、9月1日付けで同社の全株式を(株)ノザワワールドが株主である(株)ロイヤルフォレストゴルフ倶楽部に譲渡するというもの。
発表元 URL=https://www.orix-golf.jp/pdf/news140901_nsaj.pdf (表示方法)
株式譲渡に関するお知らせ
平成26年9月1日
オリックス・ゴルフ・マネジメント合同会社
当社は、本日、当社子会社である(株)ロイヤルワールドゴルフ倶楽部の全ての発行済み株式を譲渡しましたのでお知らせします。
【譲渡した会社の概要】
・会 社 名 |
(株)ロイヤルワールドゴルフ倶楽部 |
・所 在 地 |
栃木県大田原市福原2002 |
・ゴルフ場 |
ニュー・セントアンドリュース ゴルフクラブ・ジャパン |
・代 表 者 |
小池 正昭 氏 |
【株式の譲渡先】
・会 社 名 |
(株)ロイヤルフォレストゴルフ倶楽部 |
・所 在 地 |
茨城県水戸市谷津町707 |
・代 表 者 |
野澤 康博 氏 |
|
(株)ノザワワールド(茨城県ひたちなか市馬渡西谷津3846、TEL:029-271-1116、野澤敏伸代表取締役)は、城里ゴルフ倶楽部(旧・C・ザ・ウィングス)を経営し、ゴルフ場運営の他に教育事業・飲食店の運営及びリサイクル事業と幅広く事業を展開している会社(野澤康博氏は敏伸氏の長男)。
→ (株)ノザワワールド URL=http://www.nozawaworld.co.jp/top/index.html
ゴルフ場運営では、平成19年9月25日に民事再生法を申請した「カワカミヴィラージュカントリークラブ」(現・カワカミバレーCC、長野県)のスポンサーに。また、平成24年1月30日に雲雀(ひばり)ゴルフ倶楽部(旧・ロイヤルフォレストGC、茨城県水戸市)を取得し、今回のNSAJで4コース目となる。
→ カワカミヴィラージュCCのスポンサーに(株)ノザワワールド
→ ロイヤルフォレストGCを(株)ノザワワールド買収
NSAJ(昭和50年5月開場)は東北自動車道・矢板ICより16q、那須塩原駅から約30分に位置し、NEWコース(18H)は絶頂期のJ・二クラスが世界選手権開催を夢にD・ミュアヘッドをパートナーに迎え、ワールドレベルの戦略性を目指し妥協なく完成させた国内屈指の難易度を誇る丘陵コース。
参考までに、NSAJの9月2日現在の会員権相場(名変料30万円、年会費3・6万円ー各税別)は10万円売りの買いはゼロと、コースは好いものの立地条件の悪さから低位で低迷していたようだ。
ちなみに、オリックス・G・Mは売却理由について「事業再編の一環」と説明しているようだが、売却価格は公表を控えているようだ。なお、ゴルフ場のURLも同日より、下記に変更されている。
「 https://www.orix-golf.jp/nsaj 」 → 「 http://nsaj-gc.com/ 」
オリックスグループは、平成23年11月1日に「けやきヒルカントリークラブ」(現・宝塚けやきヒルCC、兵庫県宝塚市切畑字長尾山19-14)をタカガワグループ(高川晶代表、徳島市中島田町3-47、TEL:088-633-8615)に8億円で売却しており、NSAJで売却ゴルフ場は2コース目となる。
→ オリックス、けやきヒルCCをタカガワグループに売却
(株)ノザワワールド関連情報
↓↓↓ 平成26年9月4日追加
カワカミバレーCCは10月13日をもって閉鎖
↓↓↓ 平成26年9月16日追加
雲雀ゴルフ倶楽部(茨城)、11月30日をもって閉鎖
↓↓↓ 令和元年5月17日追加
ニュー・セントアンドリュースGC・ジャパン(NSAJ)を(株)東横インのグループ会社に売却
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