(株)ノザワワールド(野澤敏伸社長、茨城県ひたちなか市)グループは4月8日に、カワカミバレーカントリークラブ(18H、長野県南佐久郡川上村太字大深山944-1、TEL0267‐97-3101)をプレオープンする。
ゴルフ場経営は城里GC(18H、茨城県)に次いて2コース目。支配人は城里GCの笹嶋忠行支配人が兼務している。
同ゴルフ場を経営していた(株)カワカミヴィラージュは昨年9月に民事再生法を申請、あわせて事業譲渡の許可申請を行い、同11月28に東京地裁から許可を取得し、ノザワワールド100%出資の(株)カワカミハレーカントリークラプ(野澤社長)にゴルフ場事業を譲渡した。
同コースは昨年11月末に冬季クローズしており、コース名を変更しての今季営業となる。運営は(株)ノザワワールドが受託する。
ただし、4月と5月はメンテナンスに最重点をおくとして、プレオープン記念の特別料金で営業。4月中の平日はロッカーと大浴場が一部補修で使えない関係で、料金は平日が昼食付きでメンバー3800円、友の会4300円、ビジター4800円、土・日祝日はポール1ダース付き(ポールを希望しない場合千円引き)でメンバー6800円、友の会8800円、ビジター9800円を予定。
また、「びっくり宿泊プラン」もあり、GWを除く5月末まで平日1泊夕・朝食付き9800円、1泊夕・朝・昼食・ボール1ダース付き9800円、土・日祝日1泊夕・朝食・ポール1ダース付き1万5800円で受け入れる。
ちなみに、友の会会員は年会費が個人1万5000円、法人会員は1名当たり1万2000円で5名以上の入会となっており、300名程度の入会を見込んでいる。
一方、旧経営の(株)カワカミヴィラージュは今年3月26日に開かれた債権者集会で、再生計画案が賛成多数で可決し、同日東京地裁から認可決定を受けた。
決議結果は出席債権者数938名のところ95・2%に当たる893名が賛成、議決権総額に占める賛成率は80・09%となり、再生法の可決要件を満たした。
同社の再生計画案では会員など債権者に対して1・17%を弁済(再生計画認可決定確定後2ヶ月以内で一括弁済)、継続会費についでは弁済金額を新預託金とした会員権をノザワワールド側が発行する予定となっている。
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平成20年6月25日付けで、再生手続終結決定を受ける
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平成26年10月13日をもって、カワカミバレーCCを閉鎖
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