ヴィレッジ東軽井沢ゴルフクラブ・アコーディアゴルフが売却し経営交代

　「ヴィレッジ東軽井沢ゴルフクラブ」（18Ｈ、群馬県安中市松井田町坂本1417 、ＴＥＬ：027-395-3311）を運営する（株）アコーディア・ゴルフは、同ゴルフ場を保有するアコーディア・ゴルフ・アセット合同会社（ＡＧＡ）の子会社で経営会社である（株）ヴィレッジ東軽井沢ゴルフクラブの全ての発行済み株式を6月3日付で譲渡した旨を、同日、自社ホームページで下記の通り発表した。

　（株）アコーディア・ゴルフ　ＵＲＬ＝http://www.accordiagolf.co.jp/　（表示方法）

　既に、ゴルフ場のホームページでは4月25日付けで、「運営会社変更およびアコーディアWebでの予約受付終了について」と題し、運営会社の変更に伴い、アコーディアWebでのご予約受付は2019年5月26日をもちまして終了させていただきます」と案内されています。

　ヴィレッジ東軽井沢ＧＣ

　https://reserve.accordiagolf.com/golfLinkCourseDetail/?tab=1&gid=110

　ちなみに同ＧＣは、昭和53年（1978年）7月に「サンランドＧＣ東軽井沢Ｃ」の名称で旧・三井住友建設グループのゴルフ場として開場も、預託金の償還問題等で平成18年10月に負債約272億円（他3社の計）をかかえ民事再生法を申請。平成19年3月にアコーディア・ゴルフ（当時はゴールドマン・サックスグループ）をスポンサーに迎え再生を図る再生計画案が可決し、現名称に変更され運営されて来た経緯をもつ。

　→ ヴィレッジ東軽井沢ＧＣの過去の経緯

　なお、当時は「サンランドＧＣ那須ＧＣ」（18Ｈ、栃木県、後にヴィレッジ那須ＧＣに名称変更）との共通会員も存在したが、那須ＧＣを平成21年12月にアコーディアが（株）エコ・２４に売却。その後の平成24年10月に東日本大震災の影響が甚大でゴルフ場を閉鎖。ゴルフ場用地は、農業生産法人・（有）瑞穂農場に売却されている。

　会員への弁済条件は、退会会員には預託金の20万円以下の部分はカットなしで、20万円を超える部分については99・9％をカットし、0・1％を弁済。継続会員は、その0・1％が新預託金（10年据置、年4・0％の金利（複利）を付ける）となっている。

　参考までに、同ＣＣの6月4日現在の会員権相場（名義書換料：20万円、年会費：2・4万円＝正会員、税別）は、売り買い共に”ゼロ”となっており、ここ何年間は取引がなかったようだ。

　ちなみに、会員の権利・義務や売却先に関しての発表はありませんが、分かり次第に掲載させて頂きます。

　　　　　↓↓↓ 令和元年6月5日追加

　「ヴィレッジ東軽井沢ゴルフクラブ」を取得したのは、オーナーが食肉卸・加工会社のエスフーズ（株）（兵庫県西宮市）の社長を務め、国内で8コースを運営する（株）バンリューゴルフ（村上真之助代表取締役、兵庫県姫路市楠町99-5）であることが判明した。

　（株）バンリューゴルフ　ＵＲＬ＝https://banryugolf.com/

　バンリューゴルフグループがこれまでに取得したゴルフ場

　なお、会員の権利・義務に関しては親会社の株式売買による経営交代のため変更なく継承される模様。また、支配人は東ノ宮ＣＣの勝手日出夫支配人が兼務するという。

　ヴィレッジ東軽井沢ＧＣ　新ＵＲＬ＝https://banryugolf.com/higashikaruizawa/

　　　　　↓↓↓ 令和元年6月6日追加

　篠山ゴルフ倶楽部（兵庫県）を（株）バンリューゴルフが取得し経営交代

　　　　　↓↓↓ 令和2年3月11日追加

　令和2年3月6日、月ヶ瀬カントリークラブ（京都）のスポンサーに（株）バンリューゴルフ

　　　　　↓↓↓ 令和3年4月19日追加

　令和3年4月1日付けで、伊東カントリークラブ（静岡）を（株）バンリューゴルフが取得し傘下に