一季出版(株)発行のゴルフ特信(東京都台東区浅草橋1-9-13 TEL:03-3864-7821)集計により、バブル崩壊以降から平成30年3月末までに法的整理をを申請したゴルフ場企業は780件(前年比8件増)で、既設ゴルフ場数:961コース(同8コース増)、建設中・認可未着工:48コース(同・同)となり、負債総額は16兆7733億円(同189億円増)となったことが判明した。
法的整理申請後に完全閉鎖したゴルフ場や2度目の法的整理をしたゴルフ場(下記参照)を除くと実質939コース(前年比6コース増)となる。
→ 1991年〜ゴルフ場の法的整理件数・1995年〜負債総額グラフ
都道府県別では(順位は前年と同)、
・北海道=73コース(1増) 千葉県=67(同) 兵庫県=66(1増) 茨城県65(同)
都道府県別の法的整理率(法的整理数÷既設ゴルフ場数 50%以上の上位10県)は、
・鳥取県=75・0% 福島県=70・2% 福井県=63・6% 石川県=60・0%、山形県=58・8%
・長崎県=56・5% 茨城県=55・6% 和歌山=55・0% 群馬県=54・5% 新潟県=51・2%
東西別は、
・東日本=42・3%の506コース
・西日本=41・1%の433コース
開場年別の法的整理コース数は、
・平成4年=68コース 昭和50年=59コース 平成5年=58コース 平成3年=54コース
開場コース数に占める法的整理コース数の割合は、
・昭和63年=77・8% 平成4年=73・1% 平成8年=65・6%
・50%を超えたのは建設ラッシュで高額な会員募集を行ったバブル景気以降の年となる。
<参照資料>
→ ゴルフ場の跡地や遊休地を利用してメガソーラー基地を建設
→ 全国で閉鎖(完全・一時・一部)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
|