全国ゴルフ場法的整理919コース（平成28年3月末現在）、負債総額は16兆6692億円

　一季出版（株）発行のゴルフ特信（東京都台東区浅草橋1-9-13　ＴＥＬ：03-3864-7821）集計により、バブル崩壊以降から平成28年3月末までに法的整理をを申請したゴルフ場企業は755件（前年比12件増）で、既設ゴルフ場数：935コース（同12コース増）、建設中・認可未着工：48コース（同・同）となり、負債総額は16兆6692億円（同663億円増）となったことが判明した。

　法的整理申請後に完全閉鎖したゴルフ場や2度目の法的整理をしたゴルフ場（下記参照）を除くと実質919コース（前年比12コース増）となる。

　→ 1991年〜ゴルフ場の法的整理件数・1995年〜負債総額グラフ

　都道府県別では、

　　・北海道＝71コース　千葉県＝67　兵庫・茨城県＝65　栃木県63

　都道府県別の法的整理率（50％以上の上位10県）は、

　　・福井県＝63・6％　福島県＝62・3％　石川県＝60・6％　山形県＝58・8％、鳥取県＝57・1％
　　・長崎県＝56・5％　和歌山県＝55・0％　茨城県＝54・6％　群馬県＝52・6％　新潟県＝51・2％

　東西別は、

　　・東日本＝41・0％の498コース、
　　・西日本＝39・7％の421コース

　開場年別の法的整理コース数は、

　　・平成4年＝66コース　昭和50年＝56コース　平成5年＝55コース　平成3年＝53コース

　開場コース数に占める法的整理コース数の割合は、

　　・昭和63年＝71・4％　平成4年＝69・1％　平成8年＝64・5％
　　・50％を超えたのは建設ラッシュで高額な会員募集を行ったバブル景気以降の年となる。