平成8年にゼネラルビルディング・グループが「西方ゴルフ倶楽部」として会員制でオープンも、施行会社・青木建設に対する工事代金の未払いにより施設を青木建設に譲り渡し、後に青木建設の民事再生法により成美デベロップメント(株)に譲渡された「栃木ウッズヒルゴルフクラブ(18H、栃木県栃木市西方町真名子1909、TEL:0282-92-0111)の運営会社が、交代したことがこのほど判明した。
成美デベロップメントは、同ゴルフ場を平成17年7月11日に取得した後に、ゴルフ場名を西方GCから栃木ウッズヒルGCに変更して、これまでゴルフ場の運営を行ってきた。
→ 栃木ウッズヒルGCの過去の経緯
今年4月1日に運営会社がトミーリゾート(株)(富岡純一代表取締役、本社=東京都台東区上野5-6-10台和上野ビル10F、TEL:03-5812-0720)に交代、7月1日からゴルフ場名を「トミーヒルズゴルフクラブ」に変更して、リニューアルオープンするというもの。
トミーリゾート(株)は、ゴルフ会員権業者の「トミーゴルフ」を経営するトミーヒルズ(株)(同代表)の関連会社。今後はゴルフ場の整備やGPSカートナビの導入、会員募集も行っていく予定という。
↓↓↓ 平成25年7月1日追加
トミーヒルズGC 新URL=http://www.tommy-hills.jp/ (表示方法)
7月1日より、ホームページをリニューアルし同時に会員募集を開始した。募集内容は、パスポート会員(個人=1年会員、3年会員)、法人ダイヤモンド会員(3年会員=4名無記名)とし、各会員ともに平日のプレー代が3,200円、土日祝日5,400円となっている。
その他に、会員無料券・優待券を添付し、別途に会員特典もある。募集金額は、パスポート1年が15,000円、パスポート3年が38,000円(200口限定)、法人ダイヤモンド420,000円(30口限定)。詳細に関しましては、ゴルフ場へお問い合せ下さい。
↓↓↓ 平成27年3月8日追加
平成27年3月1日、トミーヒルズGCを「トミーヒルズGC栃木コースに名称変更
↓↓↓ 平成28年9月1日追加
トミーヒルズGC栃木C、ゴルフ場を閉鎖し跡地にメガソーラー建設
トミーヒルズゴルフクラブ栃木コース(18H、栃木県栃木市西方町真名子1909)が7月3日付けでゴルフ場を閉鎖したことが判明した。同GCのホームページに閉鎖の案内が下記の通り掲載されている。
トミーヒルズゴルフクラブ栃木コースは、平成28年7月3日をもちまして営業を終了させて頂きました。姉妹コースのトミーヒルズゴルフクラブ鹿沼コースは引き続き営業をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
|
跡地には、メガソーラーを建設する予定だが、事業者名や時期・規模は現時点で不明となっている。ただ、成美デベロップメントが所有しメガソーラーに転用した、スパ袋田GC(茨城)及び岩手洋野GC(岩手)の事業主体は、スペインの自動車部品製造のゲスタンプ社の日本法人ゲスタンプ・アセテイム・ソーラー・ジャパン(東京都中央区八丁堀3-22-13、TEL:03-6280-4511)となっている。
参照資料 → ゴルフ場の跡地や遊休地を利用してメガソーラー基地を建設
成美デべロップメント(株)は、平成21年に「ラ・コンフィエンス(株)」東京都港区新橋5-22-6、鈴木賢一代表取締役)に商号変更。戸建ての解体工事等を行う成美興業(株)(東京都足立区入谷7-7-14、TEL03-5837-0346、佐久間社長)の系列会社で、既報通り、同GCの運営をトミーリゾート(株)が行っていたもの。
ちなみに、今回のトミーヒルズGC栃木Cの閉鎖により、栃木県でのゴルフ場閉鎖は11コース目となったが、そのほとんどがメガソーラに転用となっている。ゴルフ人口の低迷を背景に、採算の厳しいゴルフ場がメガソーラーの用地にとって代わる構図が相次いでいるようだ。
栃木県で閉鎖したゴルフ場(平成28年9月1日現在)
*閉鎖日順ではありません、あいうえお順に列挙しております。
但し、経済産業省が太陽光で発電した電力の買い取り価格を4年連続で値下げする方針を示し、平成29年度(29年4月1日)からの買い取り価格は1KWh当たり24円となり、前の年に比べて3円値下がりします。太陽光パネルの普及などで、発電コストが下がったことなどが理由です。
この価格(平成24年7月1日開始当時は1KWh=42円)では採算が取れなくなりますから、今後はメガソーラ転用は厳しくなります。今後、採算の厳しいゴルフ場はどうなっていくんでしょうか?
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
|