「ファイブエイトゴルフクラブ」(18H、栃木県矢板市安沢2180、TEL:0287-41-0058)は、年内をもってゴルフ場を閉鎖し、メガソーラーを建設する計画であることが判明した。同GCの経営会社・(株)ファイブエイトゴルフクラブ(小森寿久社長)が、9月1日付けで会員に宛てた「
ファイブエイトゴルフクラブ閉鎖のお知らせ 」と題する案内文により判明したもの。
ファイブエイトGC URL=http://www.58gc.com/ (表示方法)
同GCは、丸山茂樹プロの父・護氏が代表取締役を務め、「食とエネルギーの自給自足」をテーマに、自然をいかした循環型の農園「58ロハスファーム」で無農薬野菜やイチゴの栽培等を手掛け、一時メディアでも大きく取り上げられていた。
開場(昭和63年9月)当時はサイプレスCCの名称で、昭和グループの(株)コスモヒルが経営も平成14年3月に破綻。平成12年6月に(株)マルエンタープライズ(千葉県市川市、丸山護代表)が買収、平成22年に小森寿久氏に代表が交代し現在に至っている。
閉鎖理由については、やはり東日本大震災によりクラブハウスやコースの損壊を受けたことや原発の風評被害による来場者数・収益の減少が大きく影響し、経済的に厳しい環境に追いやられたためクラブを解散し、閉鎖することにしたようだ。
会員(約730名)には、預託金全額(240〜290万円)を返還。プレー権は、NSAJ(栃木県)を運営する(株)ロイヤルワールドゴルフ倶楽部に権利承継されるという。
実は、弊社にも今年の6月頃に「ファイブエイトGCが中国企業に買収され、ゴルフ場を閉鎖しメガソーラーに転用するそうだ」という電話を頂いていました。中国企業か否かは確認が取れておりませんが、33MW規模のメガソーラーを建設(賃貸して)するようです。
参照資料 → ゴルフ場の跡地や遊休地を利用してメガソーラーを建設
なお、一部用地は残し農業法人として(株)ファイブエイトゴルフクラブ(メガソーラー事業・農業分野で、地域社会に貢献出来る企業として)は存続して行くようです。ちなみに、同GCは名義書換停止のためゴルフ会員権相場は建っておりません。
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
↓↓↓ 平成29年3月31日追加
ファイブエイトGC、日本再生可能エネルギー(株)がメガソーラー発電所着工
既報通り、平成28年3月末日をもって閉鎖した「ファイブエイトゴルフクラブ」の跡地に、日本再生可能エネルギー(株)が出力41MWのメガソーラー「NRE矢板太陽光発電所」の建設に着手した旨を3月28日、自社ホームページにて下記の通り発表した。
日本再生可能エネルギー(株) URL=http://nipponenergy.co.jp/
栃木県で41MWのメガソーラー着工、NREが地鎮祭を開催
2017年3月28日
2017年2月25日に日本再生可能エネルギー株式会社(代表者:アダム・バリーン 本社:東京都港区、以下NRE)は、栃木県矢板市にて41・0MWの発電所建設着工にあたり地鎮祭を執り行いました。
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太陽光パネルの設置容量は41MW、連系出力は27・2MW、買取価格36円で東京電力グループに売電する計画となっている(来年春頃に竣工の予定)。
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