平成31年のゴルフ場企業法的整理状況を月別・県別にまとめていきます。昨年(平成30年)のゴルフ場企業法的整理状況は、一季出版(株)(東京都中央区日本橋馬喰町2-2-12 TEL:03-5847-3366)発行のゴルフ特信の調べにより、今月末には発表されるかと思います。
< 参照資料 >
・平成29年(2017年)のゴルフ場企業法的整理は9コースで負債総額329億円と大幅減
・バブル崩壊以降〜平成29年3月末までの全国法的整理ゴルフ場は933コース、負債16兆7544億円
・バブル崩壊から平成30年3月末・県別の全国法的整理数、詳細はこちら
平成29年は、ゴルフ場を閉鎖した跡地や遊休地を利用してのメガソーラー建設によるゴルフ場の閉鎖が目立ちましたが、30年に入ると経営不振による閉鎖ゴルフ場も結構増えてきました。メガソーラー転用が大きく減少し30年は僅か6コース(弊社掲載中で)と激減(29年20コース)したようだ。
一季出版(株)(東京都中央区日本橋馬喰町2-2-12)発行のゴルフ特信の調査では、東日本大震災(福島原発事故)以降は、年間20コース以上のゴルフ場が閉鎖していたが、30年は既設コース数(パブリックやショートコース等含む)が15コース減(営業中ゴルフ場数は2182コースで前年比12コース減)にとどまったようだ。
弊社独自で集計した全国閉鎖ゴルフ場(完全・一時・一部、9ホール営業も含む)は213コース(18H規模で169コース、ショート及び9H規模で44コース)で、一位は北海道の31コースであることが分かりました。その他、再開場したゴルフ場が4コース。
今年も、地方の採算性の低いゴルフ場は経営交代や閉鎖が続出するのではないかと思われますが、電力会社の買取規制の強化や価格の下落(平成31年度は20円以下で入札制度導入)もあり、メガソーラーへの転用は厳しい環境になってきました。しかし、経営不振によりやむなく閉鎖するゴルフ場は今後も増えてくるか思われます。
→ 全国で閉鎖(完全・一時・一部)したゴルフ場一覧(都道府県別に掲載)
→ ゴルフ場跡地を利用してメガソーラー事業に参入する企業
平成31年も随時、全国のゴルフ場倒産(民事再生法、会社更生法、特別精算、競売)・経営交代・買収関連の最新情報を掲載していきますので、よろしくお願い致します。今年最初のニュースはは、「1月8日、八幡CC及びジャパンメモリアルGCの経営交代(オーナー交代)でした。
↓↓↓ 1月8日追加(1月に入って判明)
・八幡カントリークラブ(千葉)、昨年末に合同会社TGRFが昨年末に取得し経営交代
・ジャパンメモリアルゴルフクラブ(兵庫)、昨年末に三甲(株)が取得し経営交代
↓↓↓ 1月31日追加
・富士御殿場ゴルフ倶楽部(静岡)経営のサンユウ産業(株)が民事再生法を申請
↓↓↓ 2月6日追加
・エースゴルフ倶楽部 茂木コース(栃木)、平成30年末日をもって閉鎖したことが判明
↓↓↓ 2月8日追加
・平成30年のゴルフ場経営業者の倒産件数は20件、負債総額は約923億(帝国データバンク)
↓↓↓ 2月18日追加
・アロハカントリークラブ 烏山コース(栃木)が、平成30年の初冬頃からゴルフ場の営業を休止
↓↓↓ 2月19日追加
・平成30年(2018年)ゴルフ場経営交代、32コースで前年比137コース減
↓↓↓ 2月20日追加
・平成30年(2018年)ゴルフ場企業の法的整理13件負債総額は約539億円
↓↓↓ 2月25日追加
・津川カントリークラブ(新潟)、平成30年のシーズンオフをもってゴルフ場を閉鎖したことが判明
↓↓↓ 3月5日追加
・富士エースゴルフ倶楽部(静岡)の代表者がSANTOMI(株)の福岡健一氏に交代
平成31年も随時更新していきます。2019年5月1日には新たな元号がスタートしますから、新元号での掲載にします(本当は西暦に直した方が良いのかも?・・・面倒だから止めます) (*^_^*)
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