「周防カントリークラブ」(18H、山口県周南市長穂2393-6、TEL:0834-88-1200)は、令和4年(2022年)2月末日をもってゴルフ場を閉鎖することが分かった。ゴルフ場用地を売却して跡地に太陽光発電所を建設する予定だと、地元新聞が12月13日付けで報じたことで判明したもの。
周防(すおう)CC URL=https://suoh-cc.com/ (表示方法)
周防CC・地図(グーグルマップより)
周防CCは、昭和52年(1977年)4月にスポーツ振興グループのゴルフ場として開場も、スポーツ振興が平成14年(2002年)2月に会社更生法を申請、更正計画案可決後の平成15年(2003年)にアコーディアグループ(当時はゴールドマン・サックス・グループ)の傘下となった。
その後の平成25年(2013年)11月に、予備校や医療・介護、ゴルフ場・ホテル等を経営する夕カガワグループ(高川准子代表取締役社長、徳島市中島田町3-47、TEL:088-633-8615)に売却され、現在まで運営されてきた経緯をもつ。
→ 周防CCの過去の経緯
タカガワグループ URL=http://www.takagawa.co.jp/
会員には既に通知済みで、預託金は全額返還に応じるようだ。また、グループゴルフ場への移籍も案内しているようだが詳細は不明。ちなみに、タカガワグループはこれまでに12のゴルフ場を取得してきたが2コースを売却、1コースは閉鎖し湯原温泉のリゾートホテルとして運営されている。周防の閉鎖でグループゴルフ場は7コースのみとなった。
タカガワグループがこれまで取得したゴルフ場
参考までに、同ゴルフ場(会員数約2400名、名義書換料:11万円、年会費:3・74万円=各正会員、税込)は、売り買い共に”相談”となっており、低位で低迷していたようだ。
<参照資料>
→ 中国地方で閉鎖(完全・一時・一部)したゴルフ場一覧
→ ゴルフ場の跡地や遊休地を利用してメガソーラーを建設
↓↓↓ 令和4年3月1日追加
周防CC・ホームページより
周防カントリークラブ 閉鎖のご案内
平素から格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
「周防カントリークラブ」は、2022年2月28日(月)をもちまして、閉鎖させていただきます。これまでご利用いただきました皆様には、心よりお礼申し上げます。
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