四国でタカガワ新伊予GC(愛媛県)など3ゴルフ場を経営するタカガワグループ(高川晶会長)は、徳島県の「阿波カントリークラブ」(昭和53年開場、阿波市阿波町、TEL:0883-35-5111)の経営会社・新阿波カントリー(株)の全株式を相互産業(株)(徳島市)から取得し、1月17日に傘下に収めたことが判明した。
タカガワグループ URL=http://www.takagawa.co.jp
相互産業(株)は、スポーツ振興グループだった同CCが更生手続き(平成14年2月1日)に移行した中で、単独で再生手続きに移行し認可決定後に、同社が同CCの経営株を護り受けていたもの。
新阿波カン卜リー(株)の新社長には同グループの高川准子社長が就任し、3月1日には「タカガワ西徳島ゴルフ倶楽部」にコースを変更するという。
同グループでは、経営する3ゴルフ場の中間地点にある阿波CC(会員2500名)に注目、半年前から相互産業と交渉を続けてきたという。
会員(平成15年から預託金の10%を10年据置)権利・義務は従来通りで継承、2月一杯は正会員の名変も無料で受け付ける。 また、約5億円を投じクラブハウスも新築し、跡地はメンバー専用の駐車場にする予定。
ハウス新築費用を含め、今回の買収費用は約18億円を見込んでいる。
平成18年4月に買収した北海道の札幌スコットヒルGCを含めた5コースで年間20万人の集客を目指す。また、他コース同様、預託金のないプレー会員権を発行して会員を募集することも検討しているという。
|