△中央アルプス・乗鞍・御嶽・恵那山
中央アルプスは木曽川と天竜川に挟まれ、南北
には長いが東西に短い山脈である。
最高峰は木曽駒ケ岳の2956mで以下南に向か
って宝剣岳、空木岳、南駒ケ岳といった2800m以
上の高山が連なる。
乗鞍は一般に北アルプスの範疇に属するが掲
載の都合上、本対象エリアに含めた。
御嶽は乗鞍の南南西、乗鞍火山帯南端に位置す
る活火山である。長野、岐阜両県にまたがる堂々
たる山容と独立峰としての風格は遠くの山から
も一目で認識できる。
恵那山は中央アルプスの最南端に位置する山
であるが、木曽駒ヶ岳から南に連なる主稜から南
南西にやや離れて位置していることから中央ア
ルプスとは別に採り上げた。
■中央アルプス・乗鞍・御嶽・恵那山概念図
※下記の概念図は国土地理院発行の20万分の1地勢図に基づき、これを等側投影図法によって立体的に表したものです。山の形は模式的に正三角形で表し、正三角形の高さを5段階に分けて山の標高を表しています。