平成30年のゴルフ場企業法的整理状況を月別・県別にまとめていきます。平成29年のゴルフ場企業法的整理状況は、一季出版(株)発行のゴルフ特信(東京都台東区浅草1-9-13、TEL:03-3864-7821)の調べにより、今月末には発表されるかと思います。
→ 参照 平成29年(2017年)のゴルフ場企業法的整理は9コースで負債総額329億円と大幅減
バブル崩壊以降〜平成29年3月末までの全国法的整理ゴルフ場は933コース、負債は16兆7544億円
平成29年も注目ニュースとしては、ゴルフ場を閉鎖した跡地や遊休地を利用してのメガソーラー建設によるゴルフ場の閉鎖でしたが、経営不振による閉鎖ゴルフ場も結構、目立つようになってきました。弊社独自で集計した全国閉鎖ゴルフ場(完全・一時・一部、9ホール営業も含む)は208コース(18H規模で171コース、ショート及び9H規模で39コース)で、一位は北海道の30コースであることが分かりました。
今年も、地方の採算性の低いゴルフ場は経営交代や閉鎖が続出するのではないかと思われますが、電力会社の買取規制の強化や価格の下落(平成29年度は21円+税)もあり、メガソーラーへの転用は厳しい環境になってきました。しかし、経営不振によりやむなく閉鎖するゴルフ場は今後も増えてくるか思われます。
→ 全国で閉鎖(完全・一時・一部)したゴルフ場一覧(都道府県別に掲載)
→ ゴルフ場跡地を利用してメガソーラー事業に参入する企業
平成30年も随時、全国のゴルフ場倒産(民事再生法、会社更生法、特別精算、競売)・経営交代・買収関連の最新情報を掲載していきますので、よろしくお願い致します。今年最初のニュースはは、「1月11日、タカガワ新湯原CC及び観音GCのゴルフ場閉鎖でした。
↓↓↓ 1月11日追加(1月に入って判明)
・タカガワ新湯原カントリー倶楽部(岡山)、平成29年12月19日をもってゴルフ場を閉鎖
・観音ゴルフクラブ(ショートコース、富山)、平成28年のシーズンでゴルフ場を閉鎖
↓↓↓ 1月12日追加
・ライジングゴルフクラブ(茨城)、今年の1月21日をもってゴルフ場を閉鎖し跡地に牧場
↓↓↓ 1月18日追加
・アイランドゴルフパーク北陸グリーン(石川)を明輝建設の関連会社が取得し経営交代
・豊川カントリー倶楽部千両C(18H計画、愛知)、大黒地所系列の(株)豊川CCが破産
↓↓↓ 1月23日追加
・アザレアカントリークラブ(茨城)、今年の1月15日で9ホールを閉鎖し高齢者向け住宅計画浮上
↓↓↓ 1月24日追加
・飛騨高山カントリークラブ(岐阜)の元経営会社・飛騨高山国際観光開発(株)が特別清算
↓↓↓ 2月1日追加
・麻生カントリークラブ(茨城)、アコーディア・ゴルフが取得表明
↓↓↓ 2月7日追加
・富士の杜ゴルフクラブ(静岡)、アコーディア・ゴルフが取得表明
↓↓↓ 2月1日追加
・アイランドゴルフガーデン大分、昨年に韓国系の合同会社Copineへ売却していたことが判明
↓↓↓ 2月9日追加
・鳳凰ゴルフ倶楽部(群馬)、経営会社の太田資源開発(株)が民事再生法を申請
↓↓↓ 2月15日追加
・上毛森林カントリー倶楽部(群馬)、経営会社の上毛森林都市(株)が破産開始決定
平成30年も随時更新していきます
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