平成29年のゴルフ場企業法的整理状況を月別・県別にまとめていきます。平成28年のゴルフ場企業法的整理状況は、一季出版(株)発行のゴルフ特信(東京都台東区浅草1-9-13、TEL:03-3864-7821)の調べにより、今月末には発表されるかと思います。
→ 参照 平成27年のゴルフ場企業法的整理状況
↓↓↓ 2月8日追加
・平成28年に経営交代したゴルフ場は35コース(前年比19コース減)
・平成28年ゴルフ場企業法的整理は16件、負債総額は744億円と過去2番目の挺水準
平成28年も注目ニュースとしては、ゴルフ場を閉鎖した跡地や遊休地を利用してのメガソーラー建設でした。弊社独自で集計した全国閉鎖ゴルフ場(完全・一時・一部、9ホール営業も含む)は179コースで、一位は北海道の29コースであることが分かりました。
今年も、地方の採算性の低いゴルフ場は経営交代や閉鎖が続出するのではないかと思われますが、電力会社の買取規制の強化や価格の下落もあり、メガソーラーへの転用は厳しい環境になってきました。しかし、経営不振によりやむなく閉鎖するゴルフ場は今後も増えてくるか思われます。
→ 全国で閉鎖(完全・一時・一部)したゴルフ場一覧(都道府県別に掲載)
→ ゴルフ場跡地を利用してメガソーラー事業に参入する企業
平成29年も随時、全国のゴルフ場倒産(民事再生法、会社更生法、特別精算、競売)・経営交代・買収関連の最新情報を掲載していきますので、よろしくお願い致します。今年最初の法的整理は、「1月13日、花尾CC経営の福岡観光開発(株)(負債総額約49億5900万円)の民事再生法でした。
↓↓↓ 1月13日追加
・花尾カントリークラブ(福岡)経営の福岡観光開発(株)が民事再生法を申請
↓↓↓ 1月17日追加
・福島石川カントリークラブ(福島)、27Hのゴルフ場事業を転換し太陽光発電等に
↓↓↓ 1月19日追加
・下呂カントリークラブ(岐阜)を経営の(株)下呂カントリークラブが民事再生法を申請
↓↓↓ 1月25日追加
・大間々カントリー倶楽部(群馬)を経営の(株)大間々CCが民事再生法を申請
↓↓↓ 2月7日追加
・東濃カントリー倶楽部(岐阜)経営の東濃開発(株)が民事再生法を申請
↓↓↓ 2月24日追加
・知覧カントリークラブ(鹿児島)元経営会社・南国興産(株)が特別精算開始決定
↓↓↓ 2月15日追加
・松山小野カントリークラブ(愛媛、パブリック)、今年の8月31日をもってゴルフ場を閉鎖
↓↓↓ 2月28日追加
・星野リゾートトマムゴルフコース(北海道)、平成28年の営業をもってゴルフ場を閉鎖
↓↓↓ 3月2日追加
・白須那カントリークラブ(山口)、今年の3月31日をもってゴルフ場を閉鎖
平成29年も随時更新していきます
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