パブリック運営の「松山小野カントリークラブ」(経営会社=松山小野観光(株)、木下仁湊社長、18H、愛媛県松山市小野町乙16番地1、TEL:089-976-3371)が、今年の8月31日をもってゴルフ場を閉鎖することが判明した。
松山小野CC URL=http://www.matsuyama-ono.jp/ (表示方法)
同CCのホームページ(2月15日現在)には下記の通り閉鎖の案内が掲載されており、フレンドリー会員(年間会員)に対しは、年会費の払い戻しに関する事項が案内されている。
松山小野カントリークラブ閉場のお知らせ
拝啓
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、この度誠に残念ではございますが、松山小野カントリ|−クラブは平成29年8月31日をもちまして閉場いたすこととなりました。
皆様より長らくのご愛顧を心よりお礼申し上げます。なお、閉場日までは通常通り営業し、今までと変わらずのサービスをさせていただきますので、宜しくお願い致します。
敬具
松山小野カントリークラブ
支配人及び従業員一同
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松山小野CC(全長6086Y、P72)は、松山自動車道・川内IC車で約25分、JR松山駅より車で約40分に位置。山の尾根と沢を削り取って造成され、コース戦略に富んだ飽きのこない山岳コース。
同CCは、「横浜カントリークラブ」を造った相山武夫(あいやま たけお)氏が設計し、昭和50年(1975年)7月20日に開場(当時は松山東GC、会員制)した。その後は、経営不振により昭和54年12月に経営交代、さらに昭和58年12月に現経営会社に交代した経緯をもつ。
閉鎖理由は、ゴルフ場の保有会社(大阪の不動産会社・ミナトクリエイト(株)、これまでは賃貸運営)が、競技人口の減少による利用者低迷を理由にゴルフ場以外の目的(メガソーラーが有望らしいが詳細は不明)に転用することにしたためのようだ。
ちなみに、愛媛県での18ホール規模のゴルフ場閉鎖は初めてとなる。9ホール規模では、同県西条市にあった「小松ゴルフ場」が平成26年9月末に閉鎖され、すでに跡地にはメガソーラー(発電規模約33・79MW)が完成し四国電力への送電を開始している。
また、閉鎖ではなく”ゴルフ場計画頓挫”という観点から見れば、同県新居浜市に「レディバードGC」(仮名)として18ホール規模でゴルフ場を開発していた計画跡地に、出力約54MWのメガソーラーをブライダル・不動産会社の(株)リビエラ(東京都港区)が建設する計画がある。
参照資料 → ゴルフ場の跡地や遊休地を利用してメガソーラー基地を建設
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
↓↓↓ 平成29年9月5日追加
既報通り、松山小野CCは平成29年8月31日をもって閉鎖しました
関係者の話によると、跡地を利用してメガソーラーを建設する計画。メガソーラーの規模は10MWということだが、事業者等の詳細は現時点では不明です。
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