6月1日に西武グループの(株)プリンスホテルから、(株)ほっかほっか亭総本部(東京都港区)の田渕道行会長が代表を務める南紀観光(株)系列に経営譲渡された、金ヶ崎ゴルフコース&ロッジ(18H、岩手県丹沢郡金ヶ崎町水沢、TEL0197-44-5111)は、6月1日から会員募集を開始し、パブリック運営から会員制に転換した。
正会員の募集金額(税込み)はプレー会員権として、全額入会金で1名記名が31万5000円、2名分のペアが52万5000円となっており、初回の今回は定員200名、最終会員数は1000名を予定している。年会費は1万8900円。(平成20年7月1日現在、同金額で募集中)
6月からのプレー料金(乗用カートのセルフプレー)は、メンバーが全日4000円で、ビジターは昼食付きで平日7000円、土日祝日1万1000円。キャディ付は別途2500円(4B)となる。
同コースは、平成2年にアーノルド・パーマーの設計で開場。経営はプリンスホテルから会社分割で新設された金ヶ崎ゴルフ(株)。運営は(株)チームトレインのグループが当たっているが、基本的に現地スタッフに変更はないとしている。
入会会員には、チームトレインのグループが運営している栃木県の5コース(内4コースは南紀観光系)で、全日会員料金でプレーできる特典が付く。
また昨年8月に南紀観光(株)系となった妙高高原GC(18H、新潟県)を除く4コースで、グループの他コースが会員料金で利用できる会員をすべてプレー会員方式で募集している。
元々、南紀観光(株)の経営で平成17年4月に再生計画の成立で、田渕道行会長の傘下となった那智勝浦GC(18H、和歌山県、TEL0735-52-3222)は、昨年6月から47万2500円(平日無記名1名付)で募集している。名変を停止していないためまだ入会者は少ないが、徐々に増やしていきたいという。
ところで、同GCはグリーンに日本初となるニューベント芝の007(ダブルオーセブン)を3月12日からオーバーシードし、既に18ホール全部の播種を追えており、1グリーンのため4年間程度かけて播種を繰り返し、定着させたいとしている。
同じ南紀観光(株)が経営する美杉GC(18H、三重県)も同様に正会員を31万5000円(平日無記名1名付)で募集している。
昨年12月に再生計画が成立し、南紀観光(株)の系列となったエムズGC(18H、北海道岩見沢市、TEL0126-45-4747、運営=エムズ(株))は、今年度から新規正会員を1名40万円、夫婦など証券2枚発行を60万円で募集している。今回の定員の200口に限り、年会費・募集手数料は無料としている。
なお、全研グループからチームトレインが運営を受託している岩舟GC(18H、栃木県下都賀郡岩舟町、TEL0282-57-7131)は、平成17年から行っていた縁故21万円、定員600名簿集を5月末で締め切り、6月1日から1次31万5000円の募集に移行した。年会費は2万5200円となっている。
→ チームトレイン・ゴルフ場 URL=http://www.team-train.net/index.html
↓↓↓ 平成27年11月10日追加
金ヶアGC、平成27年度のシーズンをもってゴルフ場を閉鎖しメガソーラーに転用
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