リハビリテーション科
こんな取り組みを行っています
- リハビリを受けられる全ての患者さんに月1回カンファレンスを行います。
看護部や薬剤科・栄養科との情報共有と必要に応じたリハビリを立てられるように努めています。 - 病棟スタッフと一緒に、入院生活における機能改善や早期離床(寝たきり予防)を目指しています。
- 自宅退院を目標とする患者さんには、自宅訪問(退院前訪問指導)を行い、ご希望に応じて住宅改修・介助指導などのアドバイスをいたします。
リハビリテーション実績
2021年度
茨木医誠会病院 | 全国平均 | |
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在宅復帰率 | 79.4% | 79.0% |
一日平均リハビリ単位 | 6.7 | 6.46 |
アウトカム指数(全国中央値) | 56.7 | 45.2 |
リハビリ機器の導入実績
①ESPERGE(電気刺激装置)
筋力増強や除痛など、目的に合わせて使用しています。 小型で持ち運びができるので、病棟でのリハビリテーションでも活用しています。
②IVES(電気刺激装置)
脳卒中などで麻痺した手や足に対して、筋肉の動きを電気信号として読み取り、適切な電気刺激を与えることで運動を補助します。
③イトー UST-770(超音波治療器)
1秒間に100~300万回の振動を体内に与え、温熱作用やマッサージ作用により疼痛の軽減や筋肉・腱の新陳代謝を促進させる効果があります。
④デジタル絵カード
タブレットを用いてデジタル絵カードを使用しています。病棟でのリハビリテーションでも、タブレット1台を持っていくだけでいいので、非常に便利です。
患者さんの声を録音し即時にフィードバックもできるので、訓練の質も向上しています。
主な対象疾患
脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・脊髄梗塞・くも膜下出血・大腿骨頸部骨折術後・脊椎圧迫骨折・膝関節骨折・骨盤骨折 などです。
廃用症候群の方にもリハビリテーションを提供しています。
回復期リハビリテーション病棟について
2020年3月、回復期リハビリテーション入院料Ⅰを取得、看護師やリハビリスタッフが充実し、専従の社会福祉士や管理栄養士も在籍しています。
患者さんが早く良くなり、なるべく早く退院できるよう、質の高いリハビリテーションを実施しています。
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レクリエーションを用いたリハビリテーション
当院ではレクリエーションを通じた訓練を実施しています。
回復期リハビリテーション病棟は365日休まずリハビリテーションを提供しています。



- PT:スタッフ2名担当制を設けています。熱心なスタッフが多数在籍しています。
- OT:退院前の自宅訪問も積極的に実施しています。
- ST:高次脳機能・嚥下機能障害を中心に、多様な症状に介入しています。
学会発表実績
リハビリテーション科では、学会発表などの研究・自己研鑽に積極的に取り組んでいます。
また、セラピストとしてさらなる資格取得をめざしスキルアップに努めています。学会や医療講演活動に参加することを通じて地域に貢献していきたいと考えています。
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