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              東北ゴルフ連盟(TGA、仙台市青葉区一番町1-1-31 山口ビル5階、TEL:022-225-5236)の調査(加盟倶楽部104コース)により、東北地区の令和2年ゴルフ場延べ入場者数は308万2230人(前年は106倶楽部、前年比では9万9100人、3・12%減)となったことが判明した。 
             東北ゴルフ連盟(TGA) URL=http://www.tga.gr.jp (表示方法) 
             年初から3月までは暖冬で増加したものの、4月〜7月は新型コロナによる緊急事態制限発令で大幅な減少に(1ヶ月平均17・3%減)。8月は増加と反動したが9月に減少、天候に恵まれた10・11月は再び増加も12月は減少と令和2年を終えている。 
             今年になり再び緊急事態制限が出されたが、東北地方は該当県がなく、とりあえずは一安心。ただ、新型コロナの影響は避けられず成り行きを見守るしかなさそうだ。明るい兆しと言えば、コロナ禍でもゴルフ場入場者数は徐々に伸びてきているようで、いわゆる「3密」を避けられるスポーツとして注目度が上がっていることだ。 
             県別での増加順(カッコ内は加盟施設数)は、 
            
              
                
                  |   ・山形県 | 
                  (10) | 
                  25万5344人 | 
                  +2・50% | 
                 
                
                  |   ・岩手県 | 
                  (18) | 
                  44万5964人 | 
                  −0・18% | 
                 
                
                  |   ・秋田県 | 
                  (14) | 
                  30万8843人 | 
                  −0・47% | 
                 
                
                  |   ・宮城県 | 
                  (27) | 
                  99万1036人 | 
                  −4・59% | 
                 
                
                  |   ・福島県 | 
                  (24) | 
                  81万6138人 | 
                  −4・70% | 
                 
                
                  |   ・青森県 | 
                  (11) | 
                  26万4905人 | 
                  −5・38% | 
                 
              
             
             
             ※詳細情報に関しましては、「東北ゴルフ連盟」(TEL:022-225-5236)にお問い合わせ下さい。 
             なお、1施設平均入場者数は2万9637人(前年比−953人)となっている。なお、令和2年に閉鎖したゴルフ場は福島県の「棚倉ステークスCC」(経営交代直後の1月に閉鎖)の1件のみだった。ちなみに、令和元年(平成31年)は、同じ福島の「勿来CC」(6月末閉鎖)・「ナリ会津CC(9月末閉鎖)・福島CC(12月末閉鎖)の3コースで、3コース共にメガソーラに転用されるようだ。 
             参照資料 → ゴルフ場跡地を利用してメガソーラー基地を建設 
             今後もゴルフ人口の減少に伴う入場者数の減少等により厳しい経営が続くものと推測されることから閉鎖ゴルフ場は増えそうである。参考までに、東北地方でのゴルフ場閉鎖は弊社調べで39コース(9H営業も含む)となっている。内64%の25コースが福島県で、原発の影響によるものが多くを占める。 
              → 東北地方で閉鎖したゴルフ場一覧 
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