平成25年のゴルフ場企業法的整理状況を月別・県別にまとめていきます。平成24年のゴルフ場企業法的整理状況が、一季出版(株)発行のゴルフ特信(東京都台東区浅草1-9-13、TEL:03-3864-7821)の調べにより、1月23日に判明しました。
平成23年比で件数は同じも、コース数は17コース増で負債総額は1000億円増となり、24年トータルの法的整理件数は26件、コース数は既設44コース、建設・認可0コース、負債総額3110億円と前年に続き負債総額が2年連続で上回りました。
1月23日に民事再生法を申請(後、更正法に移行)した(株)太平洋クラブ他6社の負債1276億円が大きく影響したようです。これにより、平成24年12月末時点でのバブル崩壊以降の法的整理件数は711件、コース数既設888コース、建設・認可48コース、負債総額16兆5066億円となりました。
福島県では震災の影響で閉鎖に追い込まれたゴルフ場(相場表参照)や、未だ営業を再開出来ないゴルフ場も数多く存在します。そんな中、ゴルフ場の跡地を利用してメガソーラー基地を建設する企業も目立ってきました。
→ 福島県の相場表
→ ゴルフ場跡地を利用してメガソーラー事業に参入する企業
平成25年の第一号法的整理ゴルフ場は、1月7日に民事再生法を申請した東宇都宮CC(栃木県)経営の東宇都宮観光(株)で、負債は会員1386名に対する預託金約24億円、金融債務約14億円、租税公課約1億2000万円、一般債権ほかで総額約42億円となった。
・東宇都宮CC経営の東宇都宮観光(株)、ゴルフ場をクローズし債務整理を弁護士に一任
また、下記2コースはゴルフ場事業を廃業し、跡地を利用してメガソ−ラー基地を建設する事が1月になり判明した。
・サンライズカントリークラブ(茨城)、平成24年12月31日でゴルフ場を閉鎖?
・福島空港GOLFCLUB(福島)をサニーヘルス(株)に売却し経営交代
↓↓↓ 1月18日追加
・PGMホールディングスによるアコーディア株式公開買い付けが不成立に
↓↓↓ 1月24日追加
・ワールドエースCC(山梨)を経営の(株)ワールドエースカントリークラブが破産手続き開始決定
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