昨年11月15日のPGMホールディングスによる(株)アコーディア・ゴルフ株式の公開買い付け(TOB)発表から、1月17日の期限を迎え、PGMは1月18日に公開買い付けの結果を自社ホームページ「IRニュース」で発表した。
その結果、TOBへの応募は17万4580株(株式所有割合16・68%)にとどまり、成立の下限としていた20万9224株(同20%)に満たなかったため不成立となった。
ちなみに、旧・村上ファンド系の投資グループ(株)レノ・(株)C&I Holdings・合同会社南青山不動産の3社が、アコーディアの株式を共同保有(18・12%)していると掲載したが、今回のTOBには応募していない。
但し、レノ側がアコーディア側に提示(TOBに応募しない条件)としてしていた「自社株買い」への対応など、引き続き課題は残りそうだ。
また、アコーディアはTOBに反対を表明しつつも、PGM との買付価格を含めた諸条件について交渉の場につくことを約束しており、TOBは不成立に終わったものの今後の成り行きが注目されます。
参照資料 →TOBに「反対」するとのアコーディア意見表明
→ PGMとの統合交渉に参加する用意があると表明
http://www.accordiagolf.co.jp/file/pdf/news_20130116134607.pdf
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(株)アコーディア・ゴルフ株券に対する公開買付けの結果に関するお知らせ
平成25年1月18日
PGMホールディングス株式会社
代表取締役社長 神田 有宏
当社は、平成24年11月15日開催の取締役会において、(株)アコーディア・ゴルフの普通株式を公開買付けにより取得することを決議し、平成24年11月16日より本公開買付けを実施しておりましたが、本公開買付けが平成25年1月17日をもって終了いたしましたので、以下のとおり、本公開買付けの結果についてお知らせいたします。
・・・・ 中 略 ・・・・
買付け等の結果
本公開買付けにおいては、公開買付開始公告及び公開買付届出書に記載のとおり、法第27 条の13 第4項第1号に基づき、応募株券等の総数が買付予定数の下限(209,224株)に満たない場合は、応募株券等の全部の買付けを行わないものとしておりましたが、応募株券等の総数(174,580
株)が買付予定数の下限(209,224株)に満たなかったため、応募株券等の全部の買付けを行いません。
・・・・ 以下略 ・・・・
掲載元URL=http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1028659
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1月18日寄り付きの株価は(アドレスは日経株価)
・(株)アコーディア・ゴルフが700円高の8万1700円
http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=2131
・PGMホールディングス(株)が200円高の6万8700円
http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=2466
↓↓↓ 1月18日追加情報(PGM発表)
アコーディア・ゴルフ株式についての公開買付けの結果と証券取引等監視委員会
への調査要請について
掲載元URL=http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1028695
平成25年1月18日
PGMホールディングス(株)
代表取締役社長 神田 有宏
1月17日の正午過ぎに、一部報道機関が流した記事(アコーディアが国内で保有している10のゴルフ場を総額150億円で売却して、それによって得た資金を自社株買いに投じることを検討している旨の記事)が、本公開買付けの成立を妨害する目的で何者かが行ったもので、この記事が大きく影響し不成立となった可能性があると分析。
本日、証券取引等監視委員会に、被疑者不詳のまま、上記記事が流された過程において金融商品取引法違反に該当する事実がないかどうか、直ちに調査するよう求める書面を提出したことを自社HPで発表。
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