川西ゴルフクラブ・アコーディアグループから独立

　「川西ゴルフクラブ」(兵庫県川西市東畦野中山谷西尾1、ＴＥＬ：072-794-1701、アコーディアグループ)の経営会社・（株）アコーディアＡＨ１２（東京都）は、新設分割で設立する（株）川西ゴルフクラブに、同ＧＣのゴルフ場事業に関する権利・義務を承継させ、同ＧＣを11月6目に独立させることが判明した。

　同ＧＣには、現在約150名の会員が在籍しているが、その会員のプレー権や預託金、不動産などを継承させるもの。アコーディアグループは過去にも同様に新設分割により独立させたゴルフ場を後に売却しており、今回も売却目的ではないかと考えられるが。

　同グループが新設分割で独立させ売却したゴルフ場

　　　四万十ＣＣ(高知)、金沢ＧＣ(石川)、栗駒ＧＣ(岩手)

　川西ＧＣの場合、第二名神自動車道のルートに用地が含まれており、同ＧＣの中央を道路が横断することになるが、最終的にはトンネルなる計画で、もしゴルフ場として存続する場合はハウスの建替えが必要。また、バーは68と距離も短く、ゴルファーに好まれるコースとはいえず、ゴルフ場としての存続が危ぷまれている事情もあるようだ。

　『川西ゴルフクラブ(兵庫県川西市東畦野中山谷西尾1、ＴＥＬ：072-794-1701、アコーディアグループ)の経営会社・（株）アコーディアＡＨ１２（東京都）は、新設分割で設立する（株）川西ゴルフクラブに、同ＧＣのゴルフ場事業に関する権利・義務を承継させ、同ＧＣを11月6目に独立させることが判明した』と報じ、

　『今回も売却目的ではないかと考えられるが』と憶測していたが、川西ゴルフクラブの経営会社・（株）川西ゴルフクラブの全株式を11月6日付けでチェリーゴルフグループの（株）ナンノＨＤ(南野洋代表取締役、大阪府摂津市、ＴＥＬ：072-625-9330)に売却することが判明した。

　会員(約150名)の権利・義務（プレー権や預託金）の変更はなく、9月11日に株式譲渡契約を結んだ模様。

　既報通り、同ＧＣの用地は、第二名神自動車道のルート上にあることからハウスの建替等で、一時営業停止も余儀なくされるという状況だったが、ナンノＨＤでは、恵まれた立地や距離は短いがコース内容も評価している模様で、今後も同ＧＣをゴルフ場として存続していく方針という。

　ナンノＨＤは、アコーディア・ゴルフから今年4月に播州ＣＣ(兵庫)と金沢ＧＣ(石川)の2コースを買収、ＰＧＭグループから10月8日に金沢国際ＧＣ(現・チェリーＧＣ金沢東Ｃ、石川)を買収し、グループゴルフ場は川西ＧＣで13コース目となる。

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　平成21年11月6日付けで、正式に川西ＧＣを売却

　株式の全部をナンノＨＤに譲渡したもので、売却価格は推定数億円。

　　　　　↓↓↓ 平成24年3月20日追加

　川西ゴルフクラブ・一時閉場

　「川西ゴルフクラブ」は、新名神高速道路工事に伴い平成24年3月より一時閉場し、平成28年9月のオープンを目指し準備を進めていることが判明した。

　当初、西日本高速道路（株）より示された工期に基づき、約2年間の閉場を経て平成26年4月のオープンを目指していたが、工期に遅れが生じ、順延せざるを得ないことになったようだ。

　チェリーゴルフグループ　http://www.cherry-group.jp/

　　　　　↓↓↓ 平成28年12月20日追加

　全国で閉鎖（完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖）したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載