『 東京地裁は1月30日付けで、東千葉カントリー倶楽部の経営会社・(株)東千葉カントリー倶楽部に対し、「更生手続きにおける保全管理命令 』、
『 同地裁は3月23日に更生手続開始決定を下し、保全管理人の綾克己弁護士が管財人に就任したことが判明した 』と報じてきたが、
管財人のスポンサー選定は、三菱地所リアルエステートサービス(株)をFAとして4月15日から行い、応募した5社の中から2次選考を経て以下の3社に絞られ、8月3日に都内で3社による説明発表会(いわゆるプレゼン)を開いたことが分かった。
→ 東千葉CC、平成20年1月21日、民事再生法の適用申請からの経緯
スポンサー候補3社は、
・オリックス・ゴルフ・マネジメント(株)(東京都、オリックス100%子会社)
支援額は39億円(設備投資額6億円含む)で、乗用カートの導入やコース、クラブハウスの
具体的な改修プランも披露、弁済率1・4%程度。
・パシフィックゴルフグループインターナショナルホールディングス(株)(東京都)
パシフィックゴルフマネ‐ジメン卜(株)(PGM)グループ持株会社
会員・従業員双方の満足度向上とともに効率性と利益性の向上を目指す。
弁済率は、現状の支援額では試算できない模様。
・(株)ジャパンゴルフインベストメント(JGI)
(株)サイカンホールディングス(韓国)グループの子会社
弁済率7%を維持し、拠出済み更生担保権23・6億円を含め63〜70億円を支援、
運転資金3億円や設備投資10億円を含め80億円を拠出する。
↓↓↓ 平成25年7月20日追加
(株)ジャパンゴルフインベストメント(東京都千代田区神田駿河台3-2、角田俊久代表清算人)は、
平成25年7月18日付けで東京地裁より特別精算の開始決定を受けた。
↓↓↓ 平成25年10月23日追加
平成25年10月10日、(株)ジャパンゴルフインベストメントが特別精算の終結決定を受ける
各代表社が、今後の運営方針等を詳細に説明した模様。管財人は8月中旬に債権者に対してアンケートを実施し、9月末までに3社の中から1社にスポンサーを絞り込む考え。
尚、平成20年7月23日に認可決定した民事再生法時で、約4500名が会員継続、約2500名が退会届出を出していたが、会員の復活には管財人やスポンサー3社とも理解を示したという。
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