会員の活動・近況報告                  


                  

会員の活動・近況報告

◆会員の仕事から◆

●著書
小説「雨彦の憂鬱」(あめひこのゆううつ)
著者 紙島 創(かみしま そう)


 発売日:2004年11月15日
 価格:¥577(550)
 判型:A6判 新風舎文庫 ソフトカバー 80頁
 ISBN:4-7974-9290-2

【概要】
妻にせがまれてマンション管理組合役員選出会に出席した雨彦は、図らずもクジ引きで理事長に選ばれる。ところが、そこには、管理組合を牛耳ろうと画策する前理事長の白浜と、初代理事長森山を中心とする「第三の勢力」が存在していた。果たして雨彦は一年の理事長職を無事に終えることが出来るのであろうか。雨彦の憂鬱が続く。実際にありそうな中年男性の悲喜劇をユーモラスに描いた小説。 
 
【著者プロフィール】
1950年京都市に生まれる。大阪大学文学部卒業。放送局に勤務、報道番組などを制作。1992年〜95年、ニューヨーク駐在。
SJIC(情報通信ジャーナリズム研究会)会員
 
   紀伊国屋書店        TRC図書流通センター  
●著書
OECD
 「ラ‐ニング革命−IT=情報技術によって変わる高等教育」 
エルコ

 これはエルコの横山秀男氏がDECD東京事務所で見付けた文書を香取一昭(NTTナビスぺース社長)に翻訳を依頼、星雲社から発売したもの。激しい社会の変化に、高等教育はその内容とともに方法の改革を迫られているが、この報告書は、OECDの教育研究革新センターと高等教育管理運営機構の研究や活動の成果の共同著作物である。       前者は、ITの普及によって対面教育と遠隔教育の領域がかさなることをあきらかにし後者は高等教育機関の戦略的マネージメントとして、ITシステムの開発、利用活動をつづけてきた。ともすれぱ教育・学習についての認識に欠ける情報通信専門家や、ITの進歩に戸惑う教育関係者ヘのIT教育マネージメントのテキストだ。                                                        (平松 斉)
●著書
名和小太郎著
変わリゆく情報基盤―走る技術・追う制度
関西大学出版部

 メディア技術の革新がもたらす問題群を、技術標準、著作権、電気通信制度、公共的情報から情報ビジネス、専門家集団までのめくばりで論じている。氏の著作に共通の魅力のひとつは、古今東西のトピックスを動員した該博な知識による多画的な考察にあるが、今回は、10年間の仕事の「在庫一掃・期末大売出し」とのことで、その品ぞろえぶりを存分にうかがえる。                                 ひとつひとつの陳列棚に目を奪われないよう、すかしみたとき、社会のシステムのとめどない細分化と外部環境ヘの対応のプロセスで、社会統合ヘの制度的追認を重ねていく姿がうかぴあがる。コンピュ‐タ・ネットワ‐クの社会史や、専門家の問題は、流動的な社会システムと、情報資源の支配をめやる専門家の意義についてかんがえるきっかけともなろう。                                                                        (平松 斉)
●著書

井上照幸著
電電民営化過程の研究
エルコ(本体3400円+税)
著者紹介:(大東文化大学教授、高崎経済大学および立教大学講師)

電電公社の民営化の過程を臨調の基本答申を中心に実証的に研究したもの。日本の情報通信産業の特殊性と官と民の発想の違いを明らかにしています。                                    
●論文

呉大学社会情報学部紀要 社会情報学研究
地域の情報政策―その歴史と課題、展望。
岡山情報ハイウエイと他地域を比較して。
中北 宏八、呉大学社会情報学部

<主な内容>

1. はじめに
2.1980年代の地域情報化
3.1990年代には地域の主体性重視へ

4.地域の側の条件
5.「インターネット革命」で一変
6.各地の取り組み方
7.情報公開への結び付けを
8.おわりに

●著書

荒井 久著
2010年モバイル進化論
日経BP社
A5判、224頁、
定価(CD-ROM付き本体1900円+税)
 携帯電話の急増ぶりはめざましく、すでに固定電話の設置台数を抜いて しまったが、本書は、データ端末としてのケータイのインパクトに着目し、  端人に取材したインタビュー集。以下、日経BP社のWebから転載。      
■ケータイ・ビッグバンが始まった。ケータイは音声からデータへ、さらにマ ルチメディアへと激しく進化する。2001年、高速・大容量の世界統一方式 が始まれば、世界を巻き込んだ大市場創造の幕が開く。その先――。日 米欧15人の先端人は2010年のモバイル社会をどう描くか。        

■付属   CD-ROMでメディアミックス15人の先端人のキーメッセージを映像と音声で。関連キーワード約290語を収録、約300の関連ホームページへのリンク。      
(1999年10月4日発行)

●著書

名和小太郎著
デジタル・ミレニアムの到来
− ネット社会における消費者 −
丸善ライプラリー、定価760円(本体)
<目次>
ユニバーサル.サーピス 
ユーザー・インターフェ−ス
インターネット 
プライバシー保護 
電子マネー 
デジタル.コンテンツ 
情報公開 
情報倫理

●論文

松村康彦著
デジタル著作物、電子宅配時代の幕開け
ー99年著作権法攻正め意味するもの―
「朝日総研リポート」April1.1999

<主な内容>
1.コピー防止は元栓閉めて       
2.山を越す法のつぎはぎ作業      
3.盗み見封じ込めは通産の手で    
4.国家戦略と直結、執念見せた米   
5.著作権管理システム、主流は二つ  
6.MP3、圧縮率と音質で表舞舜台へ 
7.既存制度と調和を図りながら     
8.不法コピー追跡とプライバシー    


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