「新札幌ワシントンゴルフ倶楽部」(北海道夕張郡栗山町字御園461、TEL:0123-76-3201)が、昨年のシーズンを最後にゴルフ場を閉鎖していることが判明した。
新札幌ワシントンGC URL=http://shinsapporo-washingtongc.com/
*既に閉鎖しているようです(リンク切れです) 地図・グーグルマップより
同ゴルフ場URLがリンク切れなので、ゴルフ場名で検索したところ各予約専用サイトのゴルフ場名横に(閉鎖)と表示されることから判明したもので、念のためゴルフ場に電話を入れたところ、コールはするものの応答はありませんでした。
それで、同系列の「函館パークカントリークラブ」(函館市東山町185-1、TEL:0138-55-2552)に電話を入れ確認したところ、”昨年のシーズンを最後に閉鎖しました”と、話していました(詳細は聞くことが出来ませんでしたが)。
新札幌ワシントンGC(27H、9,959Y、P108)は、道東自動車道・千歳東ICより約15分、新千歳空港からは車で約35分に位置。アーノルドパーマー設計で初心者から上級者まで楽しめるようレイアウトされ、北海道の自然を最大限に活かした、東・西・南の27ホールからなる森林に囲まれた美しい丘陵コース。
同GCは、平成7年(1995年)9月に「新夕張ゴルフクラブ」の名称で開場も、当時の経営会社・札幌ワシントンクラブ(株)が平成19年11月7日に東京地裁より破産手続開始決定を受けた(負債は約129億円)。
平成20年3月に、道内で4コースを運営するアサヒ商会グループの(株)アサヒフューチャーが競売により破産管財人から同ゴルフ場を譲り受け、現名称に変更してこれまで運営してきた経緯をもつ。会員(約750名)は、破産により無額面のいわゆるプレー会員権になっており、預託金の返還請求権は残っていない。
→ 新札幌ワシントンGC・これまでの経緯
(株)アサヒ商会 https://www.asahishoukai.jp/ (表示方法)
(株)アサヒ商会は全国でガソリンスタンドを50店舗以上展開する会社。
アサヒ商会グループゴルフ場(現在は下記3コースを運営) |
・函館パークカントリークラブ |
北海道 |
昭和50年6月開場 |
http://hakodateparkcc.com/
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・新釧路ゴルフ倶楽部 |
〃 |
平成16年4月取得 |
http://shinkushirogolfclub.com/
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・新茜ゴルフ倶楽部 |
〃 |
平成16年12月取得 |
平成28年11月閉鎖
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・新札幌台ゴルフ倶楽部 |
〃 |
平成19年5月取得 |
http://www.shinsapporodaicc.com/
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*リンク先は取得経緯
* 新釧路GC(旧・厚岸GC)、新茜GC(旧・茜ゴルフ場)、新札幌GC(旧・札幌台CC)
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ちなみに、同GCの会員権相場(名義書換料:33万円、年会費:2・2万円、正会員:税込)は、売り買い共に”相談”となっており、低位で低迷していたようだ。
なお、閉鎖理由や跡地利用等、今後に関しましては分かり次第に掲載させて戴きます。
参考までに、「札幌ガーデンヒルズ しらかばゴルフコース」(9H、昭和47年(1972年)8月開場、札幌市南区真駒内148、TEL 011-584-3111)も昨年末頃に閉鎖した模様で、電話をかけても”プ〜プ〜”の話し中のままになっており、こちらも詳細は不明です。
下記、グーグルマップにはゴルフ場名の後に「閉鎖」の文字が掲載されていることから、閉鎖したのは間違いないものと思われます。
札幌ガーデンヒルズ しらかばGC URL=http://www.sapporo-gardenhills.jp/
*こちらも既に閉鎖しているようです(リンク切れです)
→ 地図・グーグルマップより
同ゴルフ場は、「札幌しらかばカントリークラブ」の名称でオープンも、平成14年6月に競売になり、JR厚別駅ビルでセキボウ温泉館等を経営していた(株)セキボウが競落し、現名称に変更してこれまで運営してきた経緯をもつ。
ちなみに、北海道で閉鎖したゴルフ場(9Hも含む)は、前述の2コースを含め34コースとなった。コロナ禍で観光産業も低迷続き、北海道は特に地方からの旅行者が多いだけに影響は大きいようだ。こうした状況が閉鎖の一因になったものと考えられるが・・・?
<参考資料>
→ 北海道で閉鎖したゴルフ場一覧(椿ゴルフ調べ)
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