札幌台カントリー倶楽部をアサヒ商会グループが買収

　函館パークＣＣ（18Ｈ、北海道函館市、ＴＥＬ0138-55-2552）等を傘下に収める（株）アサヒ商会（函館市亀田町17-11、斉藤清人社長、資本金7000万円）は、北海道のゴルフ場を1コース買収し、グループゴルフ場を4コースにした。

　買収したゴルフ場は、昭和50年に開場した札幌台カントリー倶楽部で、ゴルフ場名を「新札幌台カントリー倶楽部」（北海道石見沢市栗沢町加茂川370、ＴＥＬ0126-45-3170）に変更し、オープンセレモニーを行う6月30日から営業を開始する。

　アサヒ商会は、常陽ＣＣ（18Ｈ、茨城県）も経営する（株）ジャパンスポーツコム（東京都中央区）からゴルフ場施設を5月30日に買収したもの。

　会員制だったが、ジャパンスポーツコム側は、約1200名在籍していた会員に対して、昨年から預託金の返還手続きを行っており、会員はゼロで引き継いだ。買収額については公表を控えている。

　ちなみに、同ゴルフ場は一昨年まで27ホール営業を行っていたが、昨年から石狩コース（9Ｈ）と空知コース（9Ｈ）の18ホール営業に切り替え、冬季クローズ後は営業を停止していた。

　営業再開に当たって、アサヒ商会では今春からクラブハウスの大改造を行っている他、ラウンドスタイルを完全キャディ付の歩きのプレーから乗用カート（ヤマハ製5人乗り50台を導入）によるキャディ付プレーとセルフプレーの併用に切り替えるため、カート路の整備も行っている。

　営業は、昨年同様に今季も18ホールとしている。

　運営形態については会員制にする計画で、斉藤社長は「6月30日のオープンセレモニー時に募集金額を発表し、同日から募集を開始する」と語っている。

　なお、常陽ＣＣでは従来通りジャパンスポーツコムが経営している。

　（株）アサヒ商会（北海道函館市亀田町17-11、斉藤清人社長）は、新札幌台カントリー倶楽部（18Ｈ、北海道石見沢市栗沢町加茂川370、ＴＥＬ0126-45-3170）の営業を7月14日から開始するとともに、同16日には関係者を招きオープンセレモニーを行った。

　既報通り、同社は会員制の札幌台ＣＣを今年5月に買収。ゴルフ場名を変更してパブリック制での営業となった。（前経営会社が会員に預託金を返還）。同社グループとしては4コース目のゴルフ場となる。

　7〜8月のプレー料金は、オープン記念で乗用カートによるセルフが平日3850円、土日祝日が5980円で、キャディ付は2500円増しとなる。

　なお、当初は6月30日のオープンを予定していたが、準備の都合で7月にずれ込んだ。また会員募集もオープンと同時に行う方針だったが、シーズン半ばではタイミングが良くないということもあり、冬季クローズ後の来年の春から開始する予定という。

　時期は不明（令和2年になってからだと思いますが）ゴルフ場名を変更

　「新札幌台カントリー倶楽部」 → 「新札幌台ゴルフ倶楽部」