「倉吉ゴルフ倶楽部」(18H、鳥取県倉吉市和田東町914-100、TEL:0858-23-6868)を経営する(株)倉吉ゴルフ倶楽部、全長6,477Y、P72)は、9月13日をもってゴルフ場を閉鎖する旨を6月13日、ゴルフ場ホームページで下記の通り案内したことが判明した。 倉吉GC URL=http://www.kurayoshigc.com/ (表示方法)
倉吉ゴルフ倶楽部の事業終了のお知らせ
平成28年6月13日
(株)倉吉ゴルフ倶楽部
代表取締役 長谷川 栄吉
倉吉ゴルフ倶楽部 会員の皆様
拝啓
入梅の候、会員の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
当倶楽部は開場以来、新会員の募集、経費の節減等を通じて、様々な経営努力を続けて参りましたが、当社を取り巻く経営環境は極めて厳しい状況が続き、当社としましては、これ以上当倶楽部の経営を継続することが著しく困難になりました。
そこで、当社は、今般、当倶楽部のゴルフ場用地を太陽光発電事業用地として売却することとし、平成28年9月13日をもってゴルフ場事業を終了することと致しました。
長年にわたりご愛顧いただき、会員の皆様には心から深く感謝申し上げますとともに、急にこのようなご連絡をさせていただくこととなりましたことにつき、心よりお詫び申し上げます。上記事情をご賢察賜りましてご理解賜れますと幸いに存じます。
当社と致しましては、当ゴルフ倶楽部の事業終了に伴い、会員の皆様からお預かりしておりました預託金を返還させていただきたいと考えております。各会員様への預託金の返還額、返還時期、返還方法については別途ご連絡致します。
会員の皆様におかれましては、何卒、ご理解とご協力賜りますよう、お願い申し上げます。なお、ご質問やご不明な点などございましたら、別紙・補足説明書記載の問い合わせ先までご連絡を頂戴できればと存じます。
敬具
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尚、同日付で長谷川栄吉氏は代表を辞任、長谷川禎彦氏が代表に就任している。売却額や太陽光発電事業者に関しては発表しておりません。ゴルフ場として継続してくれる業者も模索したようだが、事業廃止を考慮(売却価格の面で)して太陽光発電業者に売却を決めたようだ。
同ゴルフ場は平成6年11月に「倉吉インターヒルズゴルフクラブ」として開場も平成18年4月に民事再生法を申請。大阪の城南住宅(株)がスポンサーとなり再建、現名称に変更し現在に至っている。会員(約1500名)の預託金は旧額面の1%となっており、既報通り全額返還されるという。
→ 倉吉GCのこれまでの経緯
→ 城南住宅(株) http://www.jonan-jutaku.com/company/
ちなみに、同GCは米子自動車道・蒜山ICより30q、JR山陰本線・倉吉駅から約10分と、倉吉市内の中央に位置する丘陵360°のパノラマコースとして地元でも人気があったようだが?。会員権相場は売り買い共に”相談”となっており低位で低迷しているようだ。
参考までに、鳥取県ではセントパインズ大山GCが平成26年7月10日に閉鎖し、跡地を利用して京セラTCLソーラー合同会社が29・2MWのメガソーラーを建設(平成27年9月11日着手)している。倉吉GCとは直線距離で約36q、大山を挟んでお互い東西に位置する。
参照資料 ゴルフ場跡地を利用してメガソーラー(大規模太陽光発電)建設
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
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