既報通り、今年の1月末に閉鎖したトーシンレイクウッドゴルフクラブ(三重県津市白山町三ケ野3209)の跡地約120万平方メートルを利用して、オリックス(株)が最大出力51・0MW(51,030KW)の大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する旨を6月4日、自社ホームページで下記の通り発表した。
年間の発電量は5980万KWhを見込み、一般家庭で1万6600世帯分の電力使用量に相当。広大な土地に約20万枚の太陽光パネルを設置する予定で、今年の6月中に着工して、2年後の2016年5月に発電を開始する計画という。
建設予定地の津市は日射量が豊富で、設備利用率(発電能力に対する実際の発電量)は13・4%と高く、年間の売電収入は20億円程度になる見通し。
オリックスによると、「同ゴルフ場が1月に営業を終えたため、跡地を購入した。このゴルフ場跡地は利用できる土地が広く確保できた」と話しており、ゴルフ場跡地を利用したメガソーラーとしては国内最大級という。
同社は、2012〜2014年度の3年間で合計300MWのメガソーラーを開発する構想を進めており、すでに計画中のプロジェクトを含めて2年目の2013年度末(2014年3月末)に356MWに達して、さらに事業規模を拡大中だ。
掲載元URL=http://www.orix.co.jp/grp/news/2014/140604_ORIXJ.html
ゴルフ場跡地を活用した国内最大級の太陽光発電事業に着手
〜トーシンレイクウッドゴルフクラブ跡地(三重県津市)に最大出力51MW〜
2014年6月4日
オリックス株式会社
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、このたび、本年1月に営業を終了した「トーシンレイクウッドゴルフクラブ」跡地(所在地:三重県津市)を活用し、最大出力51・0MW(51,030KW)の大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設しますのでお知らせします。
国内有数の年間日射量を誇る津市で、ゴルフ場跡地を活用したメガソーラーとしては国内最大級の規模となる本事業を推進します。
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ちなみに、同ゴルフ場は平成25年11月25日弊社既報通り、閉鎖後にテス・エンジニアリング(株)(大阪市淀川区、石脇秀夫代表取締役社長)に売却されることになっていたが、どういう経緯でオリックスに売却されたのかは把握できておりません。
ただ、テス・エンジニアリング(株)のHPには昨年の11月に、「オリックス(株)(岡山)の発電事業として、太陽光発電システムを納入(493.92KW=シャープ製245W×2,016枚)いたしました」とあり、それなりの関係はあったようだ。
掲載元URL=http://www.tess-eng.co.jp/case/orix.php
恐らく、太陽光発電システムの設計・施工を手がけるテス・エンジニアリングが用地を購入して、オリックスが発電設備を建設・運営するものと思われる。
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
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