東証1部上場の北野建設(株)(東京本社=東京都中央区銀座1-9-2 TEL:.03-3562-2331、北野貴裕代表取締役会長兼社長)は3月26日、子会社が経営する川中嶋カントリークラブ(長野市篠ノ井有旅宇野山久保5292、TEL:026-293-4111)の用地を利用して太陽光発電事業に参入することを自社ホ−ムページで発表した
同CCは27ホールのゴルフ場で、同CCの保有・経営会社は川中嶋土地開発(株)となっている。9ホールを閉鎖し、南コースの3ホールほどを利用してメガソーラー発電所を建設するというもの。
掲載元URL=http://www.kitano.co.jp/pdf/20130326_2.pdf
平成25年3月26日
北野建設(株)
代表取締役会長兼社長 北野 貴裕
太陽光発電事業への参入に関するお知らせ
当社は下記のとおり太陽光発電事業に参入することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
1.本事業参入の目的
当社は、「再生可能エネルギー特別措置法」に基づく「再生可能エネルギー全量買取制度」が導入されたことに伴い、経済産業省より再生可能エネルギー発電設備の設置に関する認定を受け、当社保有地を利用した太陽光発電事業を開始します。
本事業への参入により、社有資産の有効活用を図るとともに、企業の社会的責任として再生可能エネルギーの普及に微力ながら貢献して参ります。また、本事業により培われる発電事業のノウハウを建設事業に還元し、企業価値を高めることを目指します。
2.事業計画の概要
(1) 設備名称 川中嶋太陽光発電所
(2) 設置場所 長野県長野市信更町赤田字上ノ山1207-3 他
(3) 設置面積 約45,000u
(4) 発電出力 約1,998kW
(5) 想定発電量 約2,085MWh/年
(6) 初期投資額 約6億3千万円
(7) 認定日 平成25年2月19日
3.日程(予定)
本年6月開催の定時株主総会において定款変更議案(売電事業の目的追加)の承認を経て、平成25年度中に売電を開始する予定であります。
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また、川中嶋CCのホームページでも、メガソーラー建設には触れていないものの、今シーズンより南コースを閉鎖し、27ホールから18ホールでの営業体制となる旨を案内している。
南コース閉鎖のご案内
この度、当クラブは今後のより良い運営を検討した結果、健全な経営体質の維持・顧客サービスの向上を目的として今シーズンより南コースを閉鎖し、27ホールから18ホールでの営業体制とさせて頂く事といたしました。
またこれを契機としてお客様からご要望を頂いておりました「練習場」を南コース9番ホールに新設を予定しております。
何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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川中嶋土地開発(株)から約4万5000平方メートルの用地を買収し、発電出力が1998KW(2000KW以上は送電線の関係で過大な投資が必要なためそれ以下に抑えた)で、年間の発電量は2085MKW時となっている。初期投資額は約6億4000万円としている。
川中嶋CCは規模縮小について、「健全な経営体質の維持・顧客サービスの向上」が目的とし、南コースの9番ホールにゴルフ練習場(約200ヤード、13〜15打席)を今シーズン中には完成させる計画としている。
参照資料 → ゴルフ場跡地を利用してメガソーラー基地を建設
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
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