(株)南総カントリークラブ(資本金3億3000万6000円、千葉県市原市上高根1683-1、登記面=東京都港区西麻布3-20-16、代表桐谷重毅氏)と、芙蓉土地(株)(資本金2億3001万6000円、東京都渋谷区渋谷2-15-1、登記面=東京都港区西麻布3-20-16、同代表)は、1月22日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
申請代理人は南賢一弁護士(東京都港区赤坂1-12-32、電話03-5562-8500)ほか7名。監督委員は北秀昭弁護士(東京都港区虎ノ門2-9-9、電話03-3509-1616)。
(株)南総カントリークラブは、1977年(昭和52年)7月に設立。77年10月にオープンした「南総カントリークラブ」(千葉県市原市、36H)の経営を手がけ、92年9月期には年収入高約17億600万円をあげていた。
芙蓉土地(株)は、1960年(昭和35年)9月に設立。85年10月にオープンした「ニュー南総ゴルフ倶楽部」(千葉県市原市、18H)の経営を手がけ、86年9月期には年収入高約18億2600万円をあげていた。
しかし、2社はともに親会社である土地興業(株)(東京都、当時「熊谷組」(東証1部)の筆頭株主)の業績悪化などから、2006年11月以降はゴールドマン・サックスグループの傘下に入り運営を続けてきたが(土地興業は2007年5月に民事再生法を申請)、10年前に据置延長した預託金償還を2009年7月以降順次迎えていた。
負債は(株)南総カントリークラブが約127億円、芙蓉土地(株)が約116億円で、2社合計で約243億円。 |