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★ 映画・アニメーション データファイル主催のムービーアワード、2024後期グランプリ&各賞が2024年12月25日迄の集計により、12月28日発表となりました。今回は『歴代・社会派映画(実話&ファクション作品)』『シドニー・ルメット生誕100周年記念』をテーマに選出。詳しくは本賞頁をご覧下さい。 |
本記事(2025・後期)は本日7月30日(水)からスタートしますが、もし此処から読み始めた方はまるで訳が解らないと思いますので、出来ましたら
↓ の(2025・前期)の記事から、目を通して頂けると大変助かります。 https://www.mmjp.or.jp/gigas/tokyo-real/2025AWARDS-TOSHIKOSHI-CHRISTMAS ↑ 前期記事の最後の最後でデヴィッド・コープ=「JW」シリーズの新作「復活の大地」の脚本を担当した人物の事に触れたのだが・・・実の処、私めはコープ氏に一度もお目に掛かった事が無く、過去に遠目で見掛けた事さえも無く・・・イヤイヤ、何も不自然な事ではない。別段、此方側からから避けていた(?)訳では(勿論)無くてですね、コープは今回のPRが初来日だったとの事で。(因みに一緒に来日したギャレス・エドワーズ監督は今回で8回目との事) あえて前期の記事では触れずに(此処で披露する為)とっておいたのだが・・・7月23日(水)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行なわれた《映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の日本最速上映ファンイベント》(正式名称)の中でコープは(影響を受けた日本の文化は?という、ややお約束的なニュアンスの問いに)『黒澤明は映画界のシェイクスピアで、先ず彼がいて他の人達がいる程に大きな存在です』~と熱を込めて語り出し(其の後に小津安二郎、ゴジラ作品の事にも少し触れてくれてはいたが)兎に角、黒澤作品は別格なのだという認識を此の機会に伝えたかったらしく(此の時のコープの様子を注目していたのだが)其れまでとは明らかに異なり、身振り手振りでかなりの熱量で『映画界で黒澤明の影響を受けていない人はいない』とまでも(真剣な顔つきで)話しているのを聞いていて、拙者としては(其の開口が始まるまでは “新作PRで登壇しているのみ” と高を括っていた訳だが(苦笑))此処の個所だけ意表を突かれたせいもあって?妙~~~に感激してしまいまして。 ☆ それというのも、昨今(日本国内も含め)公の場において黒澤明&黒澤作品を此処まで持ち上げられている処を見たのが珍しく、アワード等々の機会にウチで何かといえば『世界のクロサワ』と持ち上げるのも、日本発で過去に “大きな文化遺産を残した” 功績を堅持したい気持ちが強くあってですね。 ・・・只、コープが此処までに “黒澤愛” があるのだという事は全く知らなかったのだが・・・まぁ、しかし、彼は1993年の「ジュラシック・パーク」(*以下「JP1」)の脚本をマイケル・クライトンと共同で執筆したという過去もあり、あえて公言せずとも作品内で同様な事は語っていたのかも。・・・先日までウチで書いておった『2025・前期』記事を1から10まで読んで頂ければ、ビギナーの方でも黒澤作品とクライトンの関係性も多少は掴める?かと(海外の記事も含め黒澤=クライトンを書いたのは恐らく当方が史上初かも知れんが?)。 ・・・という訳で、図らずも新年から半年(正確には6+1ヶ月弱)掛けた『2025・前期』の記事と、新作PRイベントとの内容が(微妙に)シンクロした面もありまして、冒頭はストレートに新作「ジュラシックワールド/復活の大地 (Jurassic World Rebirth)」(*以下「JW4」)特集から始めようかと。(記事本文=追記 etc は8月に入って開始します)
☆ ≪2025.8.3 (日)≫ 確か「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(2018) 公開時だったかと思う(?)のだが、「ジュラシック・パーク」(1993) &「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」(1997) のホットフォトSPという事では、当時ジュラシック:シリーズで此の2作のみ唯一特集を組んだ事がありまして・・・ 頁タイトル(STEVEN SPIELBERG'S『ジュラシック・シリーズ 創生二部作』)にもある通りスピルバーグが直に監督したのは、シリーズ中此の両作のみという趣旨で作った頁だったのだが、よくよく考えると両作共デヴィッド・コープが脚本を担当しておるので、『DAVID KOEPP'S』の頁でもあったという訳。↓ https://www.mmjp.or.jp/gigas/vol1/GIGAART1-JURASSIC ↑ 宜しければ覗いてみて下さい・・・因みに、本頁の ↑ で50枚貼った「JW4」画像は(当方で考えている)ホットフォトの定義とは違う趣旨なのですが・・・一応大きさとしてはホットフォトと(1枚1枚は)縦横同じ比率で、クリックするとサイズも拡大しますので、出来れば少し大き目のデスクトップ型PCで鑑賞して貰えると(拡大する前とでが)臨場感がかなり違うかと。 此の画像50枚を各々ジックリ観て確認して貰えると、本作は過去のジュラシック:シリーズと明らかに違う傾向が(ヴィジュアルとして)『ある』のが解るかと。 イヤ、過去のジュラシック作品においても多少は其の要素は垣間見れたのだが、此れだけ仰山出て来るとなれば、もはや本作を作った大きな意義が『・・・』にあるとも思え。 其の『・・・』に関しては8月5日(火)に説明しますので、又覗きに来て下さい。 ☆ ≪2025.8.5 (火)≫ 新作である処の「JW4」を探るキーは『H₂O』、要するに “水 (Water)” 要素と見てイイのかも知れん。 イヤ、本作に限らず映画と水というテーマは深淵で、かつて映画批評ではアンドレイ・タルコフスキーや、黒澤明 etc 作品も此の水という自然界の一大要素をキーワードに、色々な角度から名画が論じられて来た経緯があり・・・ 『2025・前期』では大分「七人の侍」(1954) &「荒野の七人」(1960) の比較を(本来のテーマとは外れ)余談名目で書いちゃったので(苦笑)、此処でも少し(脱線して?)書いてしまうと・・・何といっても「七人の侍」最大の見せ場の一つはクライマックス=豪雨の中での合戦シーンである。 まぁ、此の大量水量の雨・裏話を書いてしまうと・・・実は消防車のホースから放水させての人工的な撮影だったのだが、どう見ても天然の土砂降りにしか見えない見事な撮影であり、マルチカメラや望遠レンズを駆使し、拘りに拘り抜いた画作りから出来た(云わば)雨の芸術品であり、アートなシークエンスと称しても差し支えないかと。 此のクライマックスの雨に託した「七人の侍」という作品の解釈は?、映画を全篇観た方其々にお任せたいのだが・・・6年後にリメイクされた「荒野の七人」には(荒野なだけに?)此の雨(水要素)シーンが全く無く、両作の大きな違いは?というと此処を挙げる事も出来るかと。 勘兵衛を演じた志村喬のモウ1本の代表作で、同じく黒澤明が監督した「生きる」(1952) という名画中の名画があるのだが、此の作品で演じた主人公の最期には(雨ではないが)美しい雪がしんしんと降っており、此の渡邊勘治という余命幾ばくも無い男を(最後の最後で)何かが “静かに雪を降らせる” という描写で祝福している様にも(個人的には)解釈しておりまして・・・両作『雨』『雪』の違いはあっても、要するに『H₂O』(水は氷の結晶と化しても成分が変化する訳ではないので、化学式はH₂Oのまま)がキーとなっておるのだナ。他の黒澤作品にも此の『H₂O』が重要な小道具、メッセージの元として使われる事が多い。 まぁ、其れが云わば黒澤明の個性であり『サイン』『印』『黒澤作品のエンブレム』なのだと断言してしまうのは簡単だが、拙者個人としては深い意味合いを込めて(あえて)『水』という要素を作中に入れているのだと考えておって。 ☆ 記事冒頭で書いた通り、デヴィッド・コープが初来日の「JW4」PR会場で『黒澤明は映画界のシェイクスピア』とまで持ち上げる程に、黒澤作品は相~~当~~に隅々まで研究済みなのだろうから・・・まさか此の『黒澤明』=『H₂O』の関係を知らないのなら、かなり不自然と云い切ってしまっても構わないだろうと。 ・・・明日6日(水)からはいよいよ其の『H₂O』とジュラシック:シリーズ新作「JW4」との関係性を書いていきます。 ☆ ≪2025.8.6 (水)≫ ・・・と、「JW4」と水の関係の話の前に・・・同じく『2025・前期』記事で触れたマイケル・クライトン監督作「ウエストワールド」(1973) にも水の濃い濃い要素が入っていまして・・・ 本作を御覧になった方は『ソンナ要素あったっけ?』と思われるのかも知れんが、実は此方はSF映画界隈で珍シーンとしても有名でして。 問題のシーンはユル・ブリンナー演じるアンドロイド=『ガンマン406号』が黒焦げになって再登場スル直前のシーン。此処ではアン・ランドール (Anne Randall) という女優が演じるアンドロイド=『ダフネ』が再登場していまして(上映時間で云うと1:23:24辺りから)・・・牢の中で助けを求めるダフネを、人間の女性と勘違いしたリチャード・ベンジャミン演じる客=ピーター・マーティンが、ダフネに対し(何故か?)執拗に水を飲ませようとするのだが、ダフネは水を口にするのを拒否。 それでもマーティンは柄杓を使い、無理矢理にダフネの口の中へ水を流し込むのだが(こういう人っているのかネ?)、その瞬間ダフネの体内で電子機器がショートしてしまい、煙をたてて運動機能を停止してしまうという・・・其処でマーティンは初めてダフネがアンドロイドだったという事に気付く・・・と、そういう展開。 此処で凄く可笑しく、整合性がないのは「ウエストワールド」で働くアンドロイド達は、口に水を含んだ位で機能を停止してしまうという・・・そんなチープな代物だったのか???と。もしかしたらダフネだけ繊細に作られており(飲料不可で)特別だった事も考えられるが、それにしても此処の個所だけ全く釈然としない。此処までは(上級のSF物として)順調に進んで来た作品だと思われるのだが、終幕の一歩手前で躓いてしまった(詰めが甘かった?)感もありまして。 ・・・と、私めも(大方で思われているであろう)印象を本作で持っていたのだが、最近ソノ考えを改めまして。 ・・・まぁ、前期の記事で黒澤明=クライトンを提唱した当方としては、此の矛盾を(此の機会に)弁明がてら解説せねばならない義務が生じて来たとも。明日7日(木)にも書きに来ます。 ☆ ≪2025.8.7 (木)≫ ↑ 記事冒頭で、此れまでデヴィッド・コープを直にお見掛けした事が無いという様な事を書いたのだが・・・貼った動画を確認するとNYプレミアには姿を見せなかった様なのだが、6月18日(水)に行われたロンドン・プレミアにはシッカリ出席しておったのを(動画を観返していて)思い出した。 コープが今回28年ぶりにジュラシック:シリーズへ復帰したのは、(大方でアナウンスされている様に)『スピルバーグに声を掛けられたから』というのは当然なのだが、此れまでのシリーズには無かった要素のアクション・シークエンスを盛り込むのが目的で、当初はもっと海洋アドベンチャー的な方向をふんだんに取り入れる予定だったとの事。序盤からモササウルスが海遊してしている処に(主人公一行が)遭遇する処から始まる一連の展開はその為らしい。 ジュラシック作品に “海洋アドベンチャー要素” を盛り込むというアイディア自体は、第一声がスピルバーグからの提案という事で、映画ファンならピンと来るであろう同氏最大の出世作=「JAWS/ジョーズ」(1975) ✖ ジュラシック作品という最強の図式が思い浮かぶのだが、今回は新章のパート1という事で、若干其の仕様はセーブしている(?)様にも感じられまして・・・後のアイディアは次回作にとっている(温存している)のかナ?っと。 ・・・セーブしているといっても、T-REXが川でスイスイ泳いだり、スピノサウルス団が海峡で襲って来たり、沼で新種のD-REXが・・・ etc etc と、先に書いた様に水っ気の強い “H₂O要素” のオンパレードで、此れまでのシリーズにおけるファンの期待には十分応えつつ、巧くバランスをとっていてる処など『流石の職人技』と膝を打った次第。 個人的には(もっと突っ込んで)新章のパート1から全面的に(「JAWS」みたいな) 《海洋アドベンチャー然》 ~としても、新趣向で良かったのでは???と思った瞬間もあったのだが、やはりそれでは此れ迄のファンが納得しない処もあるのだろうから、此のバランスが(『新章のパート1』として)絶妙なのだろうと。(明日8日(金)も書きに来ます) ☆ ≪2025.8.8 (金)≫ 本日は日本国内での「JW4」劇場公開日だったのだが、東京では午後3時ごろ短時間『ザーーーーッ』と大量の降水があり、其の後カラッと嘘の様なイイ天気に成りまして・・・事務所から外に出てみたら入道雲らしき雲がいくつかある晴天で、あまりにも良い景色だったのでデジカメで何枚か撮った位。突然の雨の御蔭で気温も下がって久々に良い気候・・・何か随分此れまでと空気が変わったと感じたのだが・・・ 此処の記事を読んでいた方は『あまりにも出来過ぎ』とフェイクな記事と疑われソウだが・・・関東以外の方は気象庁のページを見て貰って(虚偽でない事を)確認してほしいのですが(苦笑)。 ・・・まぁ、真夏ににわか雨、夕立が降るのは珍しくなく昨今は『ゲリラ豪雨』なんてのも多発するものだから、そんなに特別という訳でもないか。(・・・と、書いてる最中に気付きましたが) ・・・とはいっても、此の現象は(公開初日に)縁起が良いと思いたいですネ。明日9日(土)も書きに来ます。 ☆ ≪2025.8.9 (土)≫ 本日も日本国内の地域によっては雨が降り、明日10日(日)も関東では午前中に少し雨が降る様で、最高気温で28度まで下がるという予報らしく・・・つい此の前まで40度近くまで行っていた日本国内、関東の状況を考えると(あんまり気温が高止まりだと、劇場から足が遠のく)、明らかに8日を境に状況が変わって来た気もしますが・・・ 日頃の映画興行なら雨天だと一種難儀な方向になるのだが、昨今夏の異常気象の中では雨が正に “天の恵み” というか、今更ながら大変な力を持っているというのを実感。・・・イヤイヤ、本当に40 ⇒ 28度というのは(*あくまで現時点での予報だが)、此のタイミングで(ホント?と耳を疑う程の)大方で予想外の連休興行としての好条件に成って来たかと。 10年前の「JW1」公開時の時もソウだったのだが、何か運が良いというか、ついてるというか・・・今年も日本でジュラシック・パワーによる奇跡が起こるのか???今から楽しみ。明日10日(日)も書きに来ます。 ☆ ≪2025.8.10 (日)≫ 本日情報が入って来まして「JW4」が2025年洋画最速、公開3日間で興収10億突破の快挙!・・・との事です。今年は競合相手に洋画で強いのが複数来てるので『ホント?!』という感じですが・・・蓋を開けたら出だしから大ヒットじゃないですか。 此の記事頁の本サイトである『映画・アニメーション データファイル』でもジュラシック:シリーズの特集=「JW1」公開10周年記念 etc 新年から色々な企画を催していますので、よかったら覗いてみて下さい・・・ 本サイトで1番人気の『名画座ファイル』・・・(実は現在・新企画の『20~21世紀名画・ホットフォト集』シリーズ人気の方が若干上に立っていますケド)・・・~のコーナーですが、通常なら1ヶ月に1回の更新なのですが(うかうかしてはいられない状況になって来ましたので)今週中に急ぎモウ1回8月の『名画座ファイル』を更新します。 ☆ ≪2025.8.11 (月)≫ 因みに『映画・アニメーション データファイル』の 《名画座ファイル》 コーナーでUP済みの『大恐竜図鑑』シリーズというのは、(Web上では)当処がオリジナルだったと記憶している。後にユニバーサル(米)etc もネットからジュラシック:シリーズ公式の恐竜図鑑(イラストがメインの体であったが)という感じで出していたが、実は(此方も事前に調べた上で出しているので)此方の方が3年程早かった様。 こういう事を書くのも、当処の『大恐竜図鑑』というのはブログ時代に恐竜・怪獣:特集内で偶然出来たモノで、開発時から数えると実現に5~6年と大分期間を掛けており、せめて此方がオリジナルの企画だった・・・と載せる位はしておきたいと。 先日書いた『20~21世紀名画・ホットフォト集』のシリーズも開発スタートから実現まで何年も掛かっておって、今年やっと初御披露目 ⇒ (有り難い事に)ヒットと成った訳なので。他で全く遣っていない、全く新しい方向の企画というのは、非常~~~に大変だというのは多くの方に解って頂きたく。 ☆ ≪2025.8.12 (火)≫ あまり金銭面の事ばかり書くのも(少し)気が引けるのだが、乗りかかった船という事で序盤だけ「JW4」日本国内の興収データを(頻繁に)載せますが・・・ ↑ ≪2025.8.10 (日) 追記≫ では10億突破と曖昧に書いたが、最終的にオープニングは興行収入11.32億を記録。11日(月)までの4日間では早くも15億円を突破(動員:98万323人)との事で、勢いが加速している感が。 此れは大台に行くのも夢ではなくなって来たのかナ???っと。只、「JW1」の時もソウだったのだが、今の日本国内で洋画の此の勢いを持続させるのが大変で・・・ウチからも盛り上げに貢献するべく努力はしますが。(つづく) ☆ ≪2025.8.14 (木)≫ ↑ に貼った動画の上部は2025年8月8日(金)にタイのバンコクでオープンした没入型アトラクション施設=『ジュラシック・ワールド/ザ・エクスペリエンス(Jurassic World The Experience)』といジュラシック:シリーズの世界を実体験出来るという所謂・テーマパークの一種で、2012年4月27日(金)からオープンしている世界的に有名な巨大商業施設『アジアティーク・ザ・リバーフロント(Asiatique The Riverfront)』内に誘致した事もあって、世界中から注目されているとの事。(只、同様なジュラシック印の娯楽施設はロンドン、ボコタ、マドリード、シンガポールで既に作られており、バンコクは5番目) 何故今回バンコクでOPしたのか?というのは、一にも二にも「JW4」の撮影地がタイ国内であり、大々的なロケを決行(2024年の約1ヶ月に亘り)された事にありまして、その成果として大自然の雄大さが映し出された点で云うなら、映画ジュラシック:シリーズ屈指のスケールかと思われます。 8月8日というのは日本での映画「JW4」公開日であったのだが、何も日本に合わせた訳ではなく(苦笑)タイ国内での公開日も8月8日と同日であった為で・・・ タイは東南アジアで最も豊かな古生物学地帯の一つとされており、化石発掘地からは1億年以上前の化石の発見が相次ぎ、その中にはT-REXの遠縁にあたる『シャムラプトル・スワティ (Siamraptor suwati)』のような珍しい新種も含まれているとの事で、ジュラシック:シリーズとは物語上の背景にも合致している事から、同施設がタイの首都バンコクに作られた意義はかなり大きかったとも。 「JW4」ではイギリスの某所、イタリア(マルタ)、アメリカ(NY)での撮影も行われていますが、今回アジアではタイが(主要ロケ地の国という事で)一番盛り上がっているんじゃないのかナァ・・・。 ☆ ・・・で、本日の興収データだが、日本では「JW4」公開6日で興収20億を突破。 因みに世界興収では既に8億ドルを突破しており、(最近巷でよく云われている)ジュラシック・ワールド:スリーズ (2015~) に成ってからが 《何れの作品も世界興収で10億ドル超えを成し遂げている》 との事から、本作も『10億ドル越えを』~というのが業界(アンブリン?)最大の合言葉らしく、その辺の大台達成に関しては先週から劇場公開がスタートした日本、それからタイ、アジア圏の一部成績に掛かっているという事は間違いないだろうネ。(日本国内での興収20億突破は前作「JW3」より1日早く、作品の内容面から見ても最終70億円以上は堅いと個人的には見ていますが・・・) 明日は違う仕事が入ってまして本記事の追記は1日お休みして、16日(土)に書きに来ます。(* ↑ ≪2025.8.10 (日) 追記≫ で触れた『名画座ファイル』8月2回目の更新ですが、其方は既に殆ど出来ていまして、明日15日(金)の午後には必ずUPします) ☆ ≪2025.8.16 (土)≫ ↑ に貼った動画はシンガポールとロンドンの『ジュラシック・ワールド/ザ・エクスペリエンス』。 仕様はT-REXとブロントサウルス、インドミナレックスがいて、ラボを見学出来るという共通点があるが、細かい処を見ると3ヶ所とも異なっておる事から、タイのなんかは其の内『D-REX(正式名称:ディストータス・レックス (Distortus Rex))』を(我が国の新種の恐竜という事で)仲間入りさせるんかもネ。 現『ジュラシック・ワールド/ザ・エクスペリエンス』の原型は恐らく ↓ の2016年から米・メルボルン博物館からスタートした『ジュラシックワールド展 (Jurassic World: The Exhibition)』かと。 『ジュラシック・ワールド展』は其の後アメリカの他・由緒ある博物館を巡回。元々学術的な意味合いも含むイベントだったのだが、好評を博し2022年には海を渡りイギリスにお呼ばれ。此れを機にエンタメ色を増しドイツ、カナダ、オーストラリアと亘って行き、2023年には日本・東京にも来る予定だったのだが、今の処延期という事になっている様で(*現在・日本で開催の予定年日はたっていない)。 ・・・で、昨日 ↑≪2025.8.14 (木) 追記≫ で書いた『名画座ファイル』8月2回目の更新をしたのだけれども・・・今遣っている此のパロディ、ジョーク etc の『バラエティ』&『御ふざけ』路線は一種の “伝家の宝刀” 扱いであり、いざという時にしか使用しないリーサルウェポン、最終兵器(?)という位に考えていまして!(苦笑)・・・初めて此のリーサルウェポンを投入したのは「アナ雪」(2013)(日本公開は2014年)で、其の後はほぼ「ジュラシック:シリーズ」のみでしか遣っていない(云わば)必殺技(?)であり。 当時のウォルト・ディズニー・ジャパンには理解が得られなかった為(此の件に関してはあまり詳しく書けませんが)、色々有り「アナ雪2」(2019) 公開時には封印せざるをえなかったのだが(*其の際は普通に「アナ雪2」特集を組んだ)・・・まぁ、ウチで此れを遣ると必ず中ヒット以上には成って、サイトとしてもアクセス数が各段に跳ね上がるのだから『日頃からやったらイイじゃないか?』と、ソウ思われている方が多いのかも知れんケドも。 当処は基本的に大真面目に評論、解説、アワードの運営 etc etc を行う文化・芸術系の映画サイトでして・・・此の『バラエティ』&『御ふざけ』路線をソウ連発する(?)訳にもいかず、今だけ(『真夏のジュラシック祭り』という事で)特別中の特別期間という事であり・・・まぁ、ソッチの路線が大好きな方がいたら、日頃は其方方面が得意な方にお任せしたく。 ☆ ≪2025.8.18 (月)≫ 「JW4」公開から10日間(8月8日~8月17日)で動員196万9307人、興収30億を突破!(30億5765万2110円を記録)。 実は昨日の時点で『30億行ってますヨ』という情報は入っていたのですが、業界界隈で何処も情報を出していなかったので、周りに合わせまして(?)本日(本頁では)初御披露目の情報になります。(*本日はモウ1回書き込みに来ます) ☆ 現在2025年公開の洋画で「JW4」の上を行っているのが、トム・クルーズ制作&主演で5月17日(土)公開「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」の興収54億(日本国内の成績で現段階の数値)。此の作品 “シリーズ最終作” という触れ込みで製作費に4億ドルも掛けた高価な代物で、世界興収では4億5189万ドルを突破し、シリーズ最高記録を更新する勢いと成っています。 ・・・只、最近クルーズがシリーズ継続を匂わす発言をしている事から、+作品も見ての通り大ヒット中という事、+作品の締め方も続編がある事を示唆した様な感じだったので、恐らくは(資本の論理からしても)当たっているシリーズを止めてしまう理由は何処にも無く、クルーズ主導で9作目が作られるのは濃厚と見ている。 ・・・何か前にも同じ様な事を書いた記憶があるのだが・・・私めは此のミッション:インポッシブル:シリーズ&クルーズの昔からの大ファンで、公開時に両作が重なった際も『必ず』両作劇場に足を運んで来ていまして・・・もし此の記事を読んでいる方の中でミッション:インポッシブル:シリーズ&クルーズ・ファンの方がいましたら、是非「ジュラシック・ワールド/復活の大地」の方にも興味を持って貰いたい!・・・っと。 スピルバーグとクルーズは盟友関係にあり、両シリーズのスタートも1993年と1996年で大体同時期。両シリーズ共に劇場で観なければ、その臨場感が十分に味わえない作風であり、今の今まで(両シリーズが)生き残って来たのも、ジャンルこそ違えど無関係ではないと考えておりまして(「JW」シリーズに成ってからバイク・アクションが追加されたのは其の顕れ?)・・・ 一映画ファンとしての切なる願いなのだが・・・同じ夏に上映期間が重なったなら、是非「ミッション:インポッシブル」と「JW」をセットで観て夏の終わりとして貰いたく。 それから・・・2025年公開の洋画で(現在の処)第2位は2024年12月6日(金)公開「モアナと伝説の海2」の興収51億。(日本では12月公開の映画は、公開日数の関係で翌年公開扱いとなる)本作は既に劇場での上映が終了しており、51億が最終の成績となっています。(*「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」の方はまだ上映館が数ヶ所残っています) ☆ 明日19日(火)も書きに来ます。 ☆ ≪2025.8.19 (火)≫ Web上とリアルな世間では「JW4」吹替え版でスカーレット・ヨハンソン演じるゾーラ・ベネット役の吹き替えに、女優の松本若菜を起用した事が『ミスキャストなのでは???』というのが話題沸騰となっているが・・・ 此の吹替え版・ミスキャスト騒動は10年前の「JW1」の時もあって、劇場版の吹き替えと、日テレで初放映されたTV版吹き替えのキャストが交代されてしまったとかとか、恐らく劇場版・吹き替えに納得しなかった声が多方面から色々あり、そういう対応になったのだと推測するが。 此れは洋画の人気シリーズ・吹き替えに付き纏う『さが』という奴なのか?・・・正直な処、100人が100人納得できる吹き替え版というのは『恐らく無いのだろう』~という気持ちが(個人的には)大きくあってですね。・・・だから過去にも1作につき色々なVer.の吹き替え版が作られて来た訳で。 私めは当然ながら「JW4」の字幕版、吹替え版の両方を観たのだが・・・まぁ、確かに吹替え版で松本若菜だけが浮いてしまっている印象は大分あって、何ヶ所というだけでなく其れが最初~ラストまで続いているというのは、非常に稀なケースと云ってもイイんじゃないか?と。 ・・・というのも、周りのキャストがほぼ洋画吹き替えのベテランで固められており、吹き替え初挑戦の女優1人だけが浮いてしまうのは “必然だった” という事であり、ある意味 “自然な現象” なのだろうと。 無難に演出、キャスティングするのなら幾らでも遣り様はあった筈で、あえてこういう形にした意図はあったのだろうケド・・・それが世間一般、まぁ、仮に観客の極一部としても伝わらなかったのは残念であり。 ・・・只、今回一般からのレビューを読んでいると一部看過できないモノもあって、中でも『ゾーラだけ棒読み』という論評(?)は果たしてドウなのだろうか?。 吹替え版に対し色々な批評があって構わないとは思うが、此のゾーラ=『棒読み』(下手という意?)というのだけは明らかに違うのだろうと。ゾーラというキャラのバックグラウンドは元特殊部隊の秘密工作員で、傭兵としての実績もあるという屈強な女性であり、云うなれば、本作のキャラクター内で最も戦闘的にプロフェッショナルな役柄な訳で。 映画「コマンドー」(1985) で例える処の女性版・シュワちゃんとすれば、アクション映画ファンには非常に解り易いとは思うのだが(恐らくは)喩え過ぎ(?)になるのだろうネ(苦笑)・・・恐らくゾーラというキャラにおける日本語版・演出の意図はというと、際立った『玄人』特有の朴訥感、プロ感であり、松本若菜も其の方向で演技プランを組み立てたのだとは思う。(明日20日(水)も書きに来ます) ☆ ≪2025.8.20 (水)≫ 本日決定となったのですが、8月22日(金)午後に『名画座ファイル』8月3回目の更新をする事となりました。 本記事も並行して書く予定なのですが、現在 ↑ 其方の方を急ぎ編集している最中で、少しの間記事の進行が緩慢になるかも知れませんが、何卒ご了承下さい。 ☆ ≪2025.8.21 (木)≫ 『名画座ファイル』8月3回目の更新ですが、明日UPする予定でしたが(『告知より早くしても構わないだろう』という事で)本日午後10時台にUPしてしまいました。宜しければ覗いてみて下さい。 今回が編集的には一番上手くいったかな?と、一応ソンナ処ですが・・・ 8月4回目に関しては(反響を見て)作るかドウか?は此れから決めます。 ☆ ≪2025.8.23 (土)≫ 今回の『名画座ファイル』特別編= 《ジュラシック・パーク&ワールド パロディ集》 は各最上部に貼ってある其々の恐竜ポスターにも注目して貰いたいのだが、『T-REX』から始まって『プテラノドン』『ブロンドサウルス』『モササウルス』と、其々ジュラシック・パーク&ワールド:シリーズに登場した恐竜、翼竜、海生爬虫類 の代名詞的なキャラであり。 お気付きの方は(此のジャンルなだけに)恐らく多いとは思うのだが、ポスター自体もパロディ仕様に成っており、ポスターの元ネタはレジェンダリー制作・ハリウッド版ゴジラの第2弾=「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(2019) 公開時の宣伝用ポスター(4大怪獣Ver.)を下地にしています。 ・・・因みにT-REXの基は『ゴジラ』、プテラノドンVer.の基は『ラドン』、ブロンドサウルスVer.の基は『キングギドラ』、・・・で、実は今回UPした 《モササウルVer.》 だけは基になるポスターが存在しないオリジナルの構図と成ってまして。先に公開時のポスターは4大怪獣Ver.と書いたので、残りの1枚が基の下地なのでは???と思われても極々自然な流れなのだが、最後の1体はモスラの成獣が羽ばたいておる構図のポスターなので、(恐らくはだが)本パロディ・ポスターの作者はかなりの変化球を投じ、(モスラの成獣段階ではインパクト不足と判断し?)実際には存在しない 《モスラの幼獣段階Ver.》 ポスターが実際にあったと(勝手に)想定し、今回UPのモササウルVer.のパロディ・ポスター(?)をオチとし、ある種のメッセージを込める為に作品を作成したのかナ???・・・っと。(*特に此の4枚目『モササウルス』ポスターのみ、他3ポスターとは構図が異なり対象が地を這う様に配置されている点に注目) ・・・ソウ考えるならば、恐竜・怪獣ファンならではの奥深い&凝ったパロディ・ポスターだという事がお解り頂ける?かと。 映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」において、モスラの幼獣段階シーンが(有るには有るのだが)非常に少なく・・・只、往年の日本オリジナル版「モスラ」(1961) に想い入れが強いファンからしてみれば、『モスラといえば成獣段階なんか(?)より幼獣段階なんじゃッ!!!』~と(苦笑)、円谷英二による其の造形美術は今も讃えられており、その偉大さは「風の谷のナウシカ」(1984) に登場する『王蟲』にも影響を与えたとされておる程で、本質的にはモスラの幼獣段階・贔屓(?)が生んだ(今回触れたオチを遣る為の)パロディ・ポスター4枚だったと推察している次第。(明日24日(日)も書きに来ます)
☆ ≪2025.8.24 (日)≫ 昨日書いた追記だけだとビギナーには理解し辛い?と少し不安になりまして ↑ のハリウッド版ゴジラ&ジュラシック・ポスター一覧を図として作りました。(*画像はクリックするとサイズが拡大されます) ポスター画像を貼り付けるだけだと『何か物足りないか』という気持ちにもなりまして(苦笑)、「復活の大地」に因んで秘境風のディスプレイにしてみましたが・・・巧く作れたかドウか?即席に作りましたので、その点は何卒ご了承を。 下部に貼ったのが下地になった映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」宣伝用ポスターの4枚。上部に貼ったのが其のパロディとして作成されたジュラシック・ポスター4枚。 基になったゴジラ・ポスターを初めて見た方もいるのだろうが、如何に此のパロディ・ポスターが秀逸の出来かが御分かり頂けるかと。こう明確に画で表示すると昨日書いた『モスラ成獣Ver.』ポスター ⇒『モササウルス』パロディ・ポスターの構図がこうなった意図というのが、一際解り易くなったとは思いますが・・・ (所謂・パロディ元となった)レジェンダリー社が制作したハリウッド版ゴジラ映画ですが、本作「JW4」とは深い関係にありまして、其の辺の解説を明日以降書いていきます。 ☆ ≪2025.8.26 (火)≫ ・・・スミマセン。色々ありまして少し席をはずしていましたが・・・ ↑ に表示したパロディ・ポスターの『T-REX』(*パロディ元はゴジラ)ですが、今回UPしたサイズでは解り辛いとは思うのだけれど、画面内には(殆ど目立たない)雨が降っていまして、最初此の画を拡大して見た際には『細かいキズが付いてるナ』『保存状態が悪い』位の認識だったのだが、本当にトンデモナイ勘違いで、此の画でシリーズ第1作「ジュラシック・パーク」の『T-REX』初登場の雨降りシーンを再現していたという凝り様で、『只のパロディ・ポスターではない』と気付いたのは此の『雨を降らせている』のに気付いた其の瞬間であって。 実は映画ジュラシック:シリーズ関係の公式ポスターで、此の『T-REX』初登場の雨降り描写=ファースト・インパクトの名脇役を顕したモノは(1Vre.を例外とし)全くといってイイ程無く・・・(本記事内では先に黒澤明と水との関係性に触れたが)此の “パロディ作品で深い処を突く” という点にスッカリ感心してしまいまして。(明日27日(水)も書きに来ます) ☆ ≪2025.8.27 (水)≫ ↑ で今月中にモウ1回『名画座ファイル』の 《ジュラシック・パーク&ワールド》 パロディ集の更新を遣る様な(?)事を書いていましたが、明日28日(木)の午後に8月4回目となる『5』を総合TOP頁の方でUPする予定だったのですが、本日完成しましたので・・・ 本記事を読みに来て貰っている方だけに(先行して)初お披露目。↓ https://www.mmjp.or.jp/gigas/movie/pocket104 明日正式に『映画・アニメーション データファイル』でUPした際には、少し中味(メンツ)が変更しているかも知れませんが・・・一応此の線で『5』は完了。 『ジュラシック・ワールド10周年記念』&新作公開に合わせての『ジュラシック祭』~という冠にはしておっても、正直、此のバラエティ路線をあんまり連発するのも『・・・』と思っている最中なのですが・・・只、今現在、本サイトでは此の企画が功を奏しアクセスが伸びている為、まぁ、今以て『明るい・ジュラシック』という(制作サイドが思いも寄らなかったであろう)独特&妙な路線が通用している(?)という事なのだろうが。 個人的には現行(こういう手法も)良くて3回目位から飽きられ始める???とも思ってはいたのだが、今でも中々好調の様だから(まぁ、内容にもよるのだろうが)バラエティ好きな明るいジュラシック・ファンの為(?)モウ少しの間続けた方が良いのかナァ?と(苦笑)。・・・因みにネタのストックの方はまだまだ在るので。 ☆ 先に書いていた「JW4」世界興収ですが、今の処8億4400万ドル(今の円で換算すると約1,249億7,000万円)は突破しているとの事です。このスピードで目標の10億ドルに届くのか?。専門家によると順調に稼いでいるとの事らしいのですが(日本国内の興収では公開20日で40億を突破。此れは2025年公開の洋画作品では最速での達成との事です) ☆ ≪2025.8.29 (金)≫ ↑ ≪2025.8.27 (水) 追記≫ でお知らせした名画座ファイル=8月UP最後の『5』ですが、《何かが足りない?》 という考えに至り、昨日1動画を差し換えました。 先日も此処での御披露目と、総合TOP頁でのUPでは 《少し中味(メンツ)が異なるかも》 と書いていたが、その予感通り結局・変更してしまいましたが・・・まぁ、こういう事も『たまには』あり(苦笑)。 暑い日々はまだまだ続く様なのだが、8月はいよいよ明日と明後日の2日だけになり。 私めは学生の頃から・・・記憶では中学、高校の頃から映画の興行成績(当時は主に『配給収入』の数値を基準に公表されていた)に興味があって、幼き頃に公開された「影武者」(1980) や「E.T.」(1982) なんていう、歴史的な名画をレンタルで遡り熱心に鑑賞しながらも、当時公表されていた興行データを一生懸命チェックするという、チョット変わった趣味があったのだナ。それというのも映画の内容と興行との関係 etc を分析したいという欲求が強く、どれだけ映画の興行というモノが、その時代を反映しているのか? etc etc という事に没頭し勉強していた時期がありまして。 其の後の大学時代には戦中、前後の映画興行の勉強もしたのだが、昨今の日本における映画興行の大異変というか、激震続きには(過去と照らし合わせ)国内興行データに対しての特別な想い、又は畏怖の念を抱いていまして・・・詳しい処は後々、記事内に追って書いていこうと思っていますが。 ・・・まぁ、本記事内で折角(偶然にも?)興味深い対象 ⇒ 今夏休み映画の影の・・・ではなく、真の主役とも云うべき(?)「ジュラシック・ワールド/復活の大地」を扱っているのだから、是非此れは書いておきたいのだが・・・本作が国民的に『賛否両論』なんて状態になっている国は、世界広しといえども此の日本だけ。・・・イヤ、普通の民主国以外の国 ⇒ 例えばロシアでは(7月12日(土)から一部の劇場では配信での上映がなされているとの事だが)公式の全国公開はなく、北朝鮮とかそういうモロに自認している独裁国家の国 ⇒ そもそも基本的に外国映画の上映自体が禁止なので、勿論そういう国は “世界広し” の内に含まないが。 「JW4」が本国アメリカで批評家に若干叩かれている面はあるにはあるが、観客側の反応は至って良好であり・・・でなければ、国民を二分する程評価が分かれる映画が、世界興収で此れだけの成績に伸びる筈も無く。 何故に?日本ではこうも1SF映画に対しバッシングしなければならないのか?ソウイッタ現象が、昨今の日本の興行とリンクしている面が多々あると見ていまして。 ☆ ≪2025.8.30 (土)≫ 本日 ↑ ≪2025.8.29 (金) 追記≫ で書いた続きを書こうとも思ったのだが、1日だけ封印しようかと・・・明日が夏休み最後という学校が多いとも思うので、少々『事前に色々書いて邪魔しない方がイイか?』と考え直しまして。 ・・・まぁ、しかし、此れは書いておくか。映画には本当に色々なタイプの映画があって、其の中でも「JW4」は劇場で観た方がイイ最先鋒の作品であるのは保証しますので。(*ウチでは決して強制する様な事は書きませんので、もし気が向いたら劇場に足を運んで頂けたなら嬉しく)・・・まぁ、此処まで書いておいて、肝心の作品の方を未見の方がいたら(苦笑)此の後の話が遣り辛いので・・・というのが正直あり。 ☆ ≪2025.9.1 (月)≫ 実質的に今フルで劇場公開中の映画で、一番当たっている映画は兎に角「JW4」で間違いないのであってネ・・・日本国内でドウモその辺のアナウンスがされていない(何かに気を遣って?手加減している)印象もなくもなく。 よく耳にする&見掛けるのは 《2025年に日本で公開された洋画No.1》 ~なのだが、確かに其れは其の通りなのだが、総合的に見ても今年の夏に世界中&日本で実質1番の・・・要するに、地球規模の大ヒットと成ったサマームービーは(*ついでに関連の『恐竜オモチャも相~当~に売れた!』との事で)正しく本作なのだから。・・・此の辺を強気で押していかないと、後1ヶ月~2ヶ月で世界興収、日本国内の成績も大分変わって来るんじゃないのかナ???と。 ・・・それと、↑ ≪2025.8.29 (金) 追記≫ でも少し触れたのだが、「JW4」が日本で8月8日公開のロケット・スタート(5日間で興収12億5,799万超)した直後、Web上に謎のアンチ「JW4」の発言が次々に出て来たという事もあり、此れは明らかにフェアな行為では無く、今まで見た事が無い大変な問題行為だと思っている。 一体「JW4」の何処に『最低映画』(*実際にこう明確に書かれていた)の要素が有るというのか???。本作は単に娯楽作というだけでなく、色々な社会的に硬派な点を突いた奥深い内容と成っており、(其の様に)表層的なアラ探しばかりをするのでなく、仮にもジュラシック作品を観に劇場へと足を運んでくれたのなら、もっと真剣に内容面を租借して貰いたいと・・・其の(原作小説から連なる社会批評 etc)の真摯な姿勢が観客側に伝わるかドウか?が試されておる処もあり、ある意味で其の方向(観客に回答を委ねている)による手法が、ジュラシック:シリーズの醍醐味でもある訳で・・・ ・・・たとえ映画ビギナーからだとしても、発言してイイ内容と、してはイケナイものが有り、モウ少しソノ辺のエチケットは守って貰いたいゾ!っと。 ☆ ≪2025.9.3 (水)≫ 今年の夏休み興行を振り返ると『何か昔に似た様な景色(図式)があったかネ?』~と気付いた映画ファンも少なからずいるとは思うのだが・・・ それは10年前(偶然にも?)「ジュラシック・ワールド」1作目が公開された同年2015の年末、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が公開された12月の興行(日本では公開年12月公開作品の興行実績は翌年の成績に組み入られる)を想い返して貰いたい。 「フォースの覚醒」(2015年12月18日(金)公開)の対抗馬として日本のTVアニメ「妖怪ウォッチ」の映画版・第2弾「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」(2015年12月19日(土)公開) が公開され、初週にまさかの「フォースの覚醒」が2位発進。映画版「妖怪ウォッチ2」が(『まさか』の)1位となった。 その時をリアルタイムで見ていなかった方もいるだろうから、チョット其の辺を深掘りすると・・・ 累計の最終的な成績(日本国内)は「フォースの覚醒」が興収116億3000万円で、映画版「妖怪ウォッチ2」が興収55億3000万円と流石に差がついたが、当時を(裏の方も含め)よく知っている筆者などは、SW側の関係者&ファンの間で『初週で「妖怪ウォッチ」なんかに負けるなんて!』と、どよめきが起こったのを昨日の様に思い出せ・・・ SW関係者&ファンだけでなく、映画ファンからしてみれば「スター・ウォーズ」作品といえば、映画史上で大変価値のあるメガ・ヒットシリーズなのだと100人が100人知っているし、一方に対しては大方が『「妖怪ウォッチ」?なんじゃソレ?オバケ猫の観察日記アニメか?』~位の認識しかなかったのだから、此の時『日本映画興行界』に超ド級の激震が走ったのは間違いの無い事実なのである。 今想い返すと、ある意味では此の年の此の事例が、大いなる何かが崩れてゆく兆し、エピソード1、序幕だったのかも知れんが・・・因みに映画版「妖怪ウォッチ」には当然の事ながら「1」が在って、其れが「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」(2014年12月20日(土)公開) であり、此の最大の対抗馬はディズニーの「ベイマックス」(2014年12月20日(土)) だったのだが、此の際の映画版「妖怪ウォッチ1」が稼いだ興収はというと何と78億にも達しており、此の時の実績が買われて大御所「SW」との直接対決に成ったのだろうが・・・(此の続きは明日4日(木)書きに来ます) ☆ ≪2025.9.4 (木)≫ 其の後、映画版「妖怪ウォッチ」vs.「SW」作品の直接対決は3回続き(計4回)、中でも特筆は2016年の「空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」(2016年12月17日(土)公開) vs.「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016年12月16日(金)) で、此の際も初週は「妖怪ウォッチ3」が勝利している。 此の頁を読みに来ている多くの方は御存知かと思うのだが、此の「ローグ・ワン」の監督は「JW4」と同じギャレス・エドワーズであり、なんだか(劇場用映画デビューから知っているだけに)日本では『2位発進』印象が強い監督なのだが・・・ 只、さっき調べてみたら前作の「ザ・クリエイター/創造者」(2023) は意外にも此の時代に初週1位を獲得しておった。後(此の後にも触れる予定の)「GODZILLA ゴジラ」(2014) は勿論・日本で初週1位発進だったので、日本にファンの多い外国人監督の一人と断言して構わないのだろうと。(・・・因みに「JW4」に関しては公開された主要82ヶ国全てで初登場No.1となっており、日本で2位発進が如何に異例かという事が解るかと) ☆ ・・・と、此処まで書いて誤解が無い様にしておきたいのだが、私め個人は別に 《妖怪ウォッチ推し》 なんぞでは無く、↑ で書いた様に映画版「妖怪ウォッチ」vs.「SW」作品の初週で1位獲ったかか?ドウか?を数値で示して『どうだッ!日本映画ガンバッテるだろッ!』~とかとか、郷土愛的に邦画の応援演説をしようとしている訳でも全く無く・・・ 今此の『東 vs. 西』を遣っていた時期 (2015 - 2019) を振り返ると、かなり冷めた目で其の様子を見ていた記憶がある・・・正直なトコロ『何だか馬鹿馬鹿しい』という気持ちの方が強かったのかナ?。兎に角、自身では関わらない様にし、当時一切記事にもしなかったと思うのだが。(しかしながら今回の件を見ていて、そういう訳にも行かなくなって来た様で) そもそも「妖怪ウォッチ」を世に送り出した『レベルファイブ』という会社は主にゲームソフトの企画・開発・制作・販売を行う、クロスメディア戦略を旨とする所謂・企業体で、映画業界への参入は『特に映画という文化に想い入れがあった』という訳でも何でも無く、ドウモ自社のゲームの宣伝が主な目的だった様なのだが・・・ ・・・何ともはや、其れが映画参入・第1作目で興収78億までに行ったのだから、レベルファイブ&「妖怪ウォッチ」関係者、関連業者は(当時)笑いが止まらなかったに違いない。 ・・・まぁ、今時は映画と云えばやたらに『興収』『興収』と、お子ちゃま迄一緒になって騒ぎ捲るという、傍から見てると “正気を疑う” 様な状態が続いていて、下手すると其方の興収データの方が(作品の内容よりか)価値のある様な時代となったムードもあるので・・・日頃から仕事に追われ『ハッ!』と我に返って周りを見渡すと、10年も経っていて・・・今や(一皮むけば)「妖怪ウォッチ」(的な手法による)映画でない映画だらけになっていた???という、悪夢が現実と化している様な心配もあってですね。残念ながら。 ☆ ≪2025.9.5 (金)≫ 7月用に1回、8月用に4週・連続更新して来た『名画座ファイル』のジュラシック:番外篇ですが、止めてしまった訳では無く、今週はお休みしまして新作は来週中にUP予定です。何卒ご了承を。 ・・・と、此処からが昨日の続きですが・・此の機会に映画版「妖怪ウォッチ」関連でモウ一つ二つ書いておきたい事があって・・・意識していたか?否か?では無く、主な方針として動いていたと思うのだが、「SW」との4対決前になる2014年の「ベイマックス」では、公開同日にぶつけていたという事もあって、ソノ辺から強く『対洋画』を念頭にしていた様に見えまして・・・恐らく(間違いなく?)洋画キラー的な役割りを(日本国内において)映画シリーズで築いたという点で、此れは(仮に研究論文を書くのなら)注目に値するのかナ?と。 「妖怪ウォッチ」の客層は小学生がメインターゲットとの事だが、実は30〜40代の保護者層も多く取り込んでいるとの事で、其処は(企業として)緻密な計算があり、洋画相手の方が(実験的に?)勝負を掛けるに値する ⇒ 其の方が事前にある程度の勝算があると出たのかも知れんが。 恐らく徹底していたと思われるのは(劇の作りからして) 《一寸も映画ファンをターゲットにしていない》 処かと。他TVアニメの劇場版と見比べて貰えれば解り易いと思うのだが、本作は劇場に掛けるに当たっての『畏まった?』意識というモノが全く・・・イヤ、作っている方からしてみたら、其れは全く違うと異議が出る(?)処なのかも知れんが、あたかも “映画ファンだとかなりの拒否反応を示す?” というレベルな迄に徹底してアバウトな作りとなっており、恐らく此処がヒットした要因の一つではあるのかナ?と。 元々自社のゲームユーザーが客層の中心なのであって、無理に映画仕様にする必要も無いと、究極の判断(?)として『割り切った』という面もあったのだろうか?、其処は(もしかしたら?)国内向けには非常に新しかったのかも。(明日6日(土)に続く) ☆ ≪2025.9.6 (土)≫ もしかしたら、「妖怪ウォッチ」制作サイドは其れ程 《対洋画》 を意識してはいなかったのかも?(イヤ、120%間違いないのだろうがネ!)という議論の余地はあるのだろうけども、意識していたか?否か?には関係無く、どうやら此の件が契機となって 《邦画 vs. 洋画》 という単純明快な図式が(流れとして)目立つようになり、多くの国民の中に其の意識が目覚めた???というのだろうか・・・ある種の偏狭なナショナリズムに火が付き、其れが広く行き渡ったという印象がある。 日本国内で洋画が(以前ほど)ヒットし辛くなってしまったのは、明らかに此の時期の単純明快な『和』『洋』対立の図式が、マンガ的に(面白可笑しく)報じられスクリーンの世界、興行の領域へ持ち込まれてしまった結果なのだと分析する。 私めが本頁で強く訴えたいのは『映画に国境は無いのだ!』という事であり、一番肝心なのは制作という欄にある国名=日本 or 日本以外のでは無く、作品赫々の内容なのであってね。劇場でこそ出会える各国其々の文化であり体験が、映画というメディア最大の宝なのだと信じて疑わない。 自国の作品ばかりに偏ってしまうのは、明らかに間違いなのだという事も『此の場で』云い切りたいのだが・・・もし『其々の国においても自国の作品オンリー観ていれば良い!』~という考えの方がいたならば、そんな理屈は ↑ ≪2025.8.29 (金) 追記≫ でも少し触れたが、不味い方向の思考と自覚した方がイイと思いますが。(明日7日(日)に続く) ☆ ≪2025.9.9 (火)≫ 「JW4」9月7日(日)までの日本国内・興行収入は45億を突破(観客動員は約298万人)。大分ペースが落ちて来たネ?とお思いの方も多いとは思うが、このスピードが2025年公開の洋画では最速で45億到達との事です。(夏休み興行が終了すると此の手の映画は『ガクン!』と入りが落ちるモノで、極々普通の現象)・・・因みに世界興収の方は9月上旬で約8億6,000万ドル (今の円に換算すると約1,300億円) に到達。 全国のジュラシック映画ファン、恐竜・怪獣好きな方々 etc etc ... 50億越え迄モウ一頑張りなので、引き締まって行きましょう!!!。(本日はモウ一回書きに来ます) ☆ 此処で(一息ついて?)日本国内の世間では(あまり)知られていないデータを載せるとすれば・・・2015年の「ジュラシック・ワールド」(JW1)における世界興収の内で日本が稼いだ95億3,000万は、%で北米に次いで世界第2位の大好成績だった。 ・・・それと(ウチで特集を組んでいた)2017年の実写版「美女と野獣」も日本で稼いだ124億は、%で世界第2位の記録的な成績であり・・・10~8年前位までは(今思うと)日本も精神的に大分・・・イヤ、心にゆとりが有ったのかナァ・・・~という感じですケド。(思えば日本における洋画興行・最晩期の輝きだった様な) 今ではかなり国全体の体力も落ち、もはや(特に若者層で)洋画を観なくなって来ているばかりか、今年1番人気の洋画=「JW4」に至っては酷い口調、論調でバッシングを繰返すという(本当に情けない)体たらくで、内向きに、内向きに・・・と、少なくとも、あまり大方で良い方向に向かっていない様には見えるね。 もう少し海外作品にも好意的な気持ちを(微力でも)持つ位はしないと、全然駄目だと思うのだが・・・ドウモ内輪の自国愛、文化愛の映画(恐らく自己愛に近い作りなのだろうケド)が好まれている様で、ソッチも内向きに、内向きに・・・~と、積極的に流れて行っている様な感があり。 洋画位は普通に鑑賞して『あぁ、今海外ではこういう映画が当たってるんだ』~という、ソウイウ “余裕を放(こ)く” 位の感覚でも構わないから、軽い勉強がてら(外の世界を)覗いて見る位の気持ちが無いとネ、此れからの日本を背負ってゆく身として、果たしてドウなのだろうか???と。(何もウチでは『洋画ばかりを観ろ!』と云っている訳で無し) このまま突き進むと物凄く歪な、異次元の方向に向かって行きソウで、其処は大変危惧しています。 ☆ ≪2025.9.11 (木)≫ 明日12日のPM0:00(AM12:00)台にUP予定だった『名画座ファィル』のジュラシック:特別編の『6』ですが、本日(仮の段階ですケド)一応形としては完成したので、本記事を読みに来ている方だけ特別に先行公開します・・・ https://www.mmjp.or.jp/gigas/movie/pocket105 ・・・只、前回の『5』も同じく本記事内で先行公開した後、2ヶ所もやり直しをしてしまったので、今回の『6』も明日正式にしたUPした際には少し変わった形に成っているかも。 ☆ ≪2025.9.12 (金)≫ ジュラシック:シリーズといえば此れまでの全作品で登場して来た『ヴェロキラプトル』(通称:ラプター)無くして語れない処もあるので、今回の番外編『6』は 《ヴェロキラプトルSP》 としましたが・・・ 中には『ヴェロキ特集だったら、もっと早くやっても良かったのに』と、そんな待望感を持ってくれていた方が(少なからず?)いるのかも知れんが・・・まぁ、本記事の根拠である「JW4」の内容の事情がありまして(ソノ理由は本編を劇場で観た方は御存知かと)。 ジュラシック:シリーズで登場恐竜の人気ランキングを行った処、やはり1等賞は『T-REX』で、此れは定番なのだろうが・・・いきなり2等賞に『ヴェロキラプトル』が来るので(恐らく「JW1~3」に登場したブルー人気が強いのだろうが)特にJW:シリーズとなってからは無くてはならない存在だった筈であってね。 ・・・因みに3等賞は『インドミナス・レックス』。4等賞は『モササウルス』(*正確な分類では恐竜ではなく “海生爬虫類” ですが)、5等賞は『スピノサウルス』。 此の順位はあくまで映画のジュラシック:シリーズ内における投票によるもので、物語上のキャラクター性が付加された人気の順位らしく、普通の恐竜ランキングだと『ヴェロキラプトル』が2位に来る事は全くと云ってイイ程無く、大体上位は『トリケラトプス』や『ブラキオサウルス』等々、比較的ポピュラーな恐竜が来るらしい。(因みに、昨今では普通の恐竜ランキングでもスピノサウルスは意外に(?)ランク上位に入って来る様で、此れは2001年の「ジュラシック・パークⅢ」からの最強感を強調し過ぎた影響が強いのかナ?) ☆ ≪2025.9.14 (日)≫ 人気者・ヴェロキラプトル出演の動画は此れまでの『1』~『5』でもチョコチョコ入れていましたが、先日UPした『6』と今週中にUP予定の『7』で纏めて放出する為に温存(?)というか、待機させていました・・・此の “ヴェロキ一気放出作戦” (?)が『吉と出るか凶と出るか!?』・・・結果はすぐ出ますが。 『映画・アニメーション データファイル』総合TOPで開催中の9月のホット・フォトも、ヴェロキラプトルを題材としたポスター(1997年制作の「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」から)を貼ってありますので・・・今月の本サイトはヴェロキ尽くしのヴェロキ祭り・・・という訳です。 因みに今回『6』最上部で貼ったイラストは「パーク」時代に制作された作品で、であるから基本・忠実に(?)悪役な雰囲気を醸し出していますが、『7』では「ワールド」時代の大分異なった方向のモノを予定しています。 ☆ ≪2025.9.17 (水)≫ 明日18日(木)PM8:00(20:00)時台に『名画座ファィル』ジュラシック:特別編の『7』をUPします。 ・・・で、一応の形だけは現在既に出来ていますので、最近恒例になっている(此処に来ている方向けに)先行公開しておきます。↓ https://www.mmjp.or.jp/gigas/movie/pocket106 ☆ ≪2025.9.18 (木)≫ その「ジュラシック・ワールド/復活の大地」ですが、日本での成績は公開から39日間(9月15日時点)で興収47億4515万(動員310万2,900人)という事で、そろそろ50億越えまでカウントダウンとなって来ました。 夏休み興行後も何とか失速せず(連休も手伝って)順調に成績を伸ばしていますが・・・先日Web上での某・映画(ワード?)ランキングを(偶然)閲覧したのだが、何やら最近「JW4」人気が上がって来ている様で、今になって???と内心は思ったりもするのだが・・・まぁ、今からでも全く遅くはないので、劇場で直に観て貰えれば(ソレが確かな『論より証拠』で)大方が『其方でおしゃっていた通りでした』~となるのだろうから。(間違いなく劇場で観た方がイイ、歴代・筆頭の作品なので) イヤイヤ、ホント。劇場に何回も通って下さっているジュラシック:ファンも沢山おられるソウで、此の9月に入っても馬鹿暑い中、本当に有難い限りです。感謝!感謝!。 ☆ ≪2025.9.21 (日)≫ 今回は(見ての通りの事情で)大分遅れてしまいましたが ↑ ≪2025.8.27 (水) 追記≫ で初御披露目した『名画座ファイル』ジュラシック:特別篇『5』上部に貼ったパロディ・ポスターの解説をしたく・・・ 8月27日(水)と同時期に本頁 ↓ にパロディ & 公式ポスターの画像を貼っておいたので、お気付きの方は多かったのだろうが。此方のパロディ+公式の関係は、『1』~『4』程凝った中味ではなく、恐らく(意図としては)ゴジラ、スピノサウルス共に背ビレが有った為だけの『御ふざけ』なのだとは思うのだが・・・只、ビジュアル的にスピノが此れだけ巨大なのを見せ付けられると、アート的にシュールな感覚を憶え、拡大してよく観察すると(恐竜好きには)ナカナカの出来栄えと、結局は(先の『1』~『4』と同じく)感心してしまい。
やはり、要は 《背ビレ》 というテーマ性が巧く効いているのだとは思うのだが・・・ゴジラも(仮に) 《背ビレ無し》 だったとしたら、大分印象が変わっていた可能性もあるので、深い処では其の点を押さえてパロディ化した可能性もゼロでは無いのかナ?と。 スピノ研究家によると、どうも背ビレは “伊達に付いていただけ” という説が有力らしく、泳ぐ為の安定性、方向転換 etc 鮫やイルカ等々の様に運動機能の為に必要なのでは?という訳では(スピノに関しては)全く関係無く!(苦笑)、単に背ビレが有ると『カッコイイから』(強そうに見える?)~という、主に同種間のコミュニケート目的であの様な型に進化したらしいのだナ。 よくよく考えてみると、ゴジラの背ビレも運動機能としては何も働いていない様に見えるので、此の『カッコイイから』という伊達な点で、スピノとの共通点が在るのに気付かされた次第。 ☆ ≪2025.9.25 (木)≫ 本日PM8:00(20:00)時台に『名画座ファィル』ジュラシック:特別編の『8』をUPします。 ・・・で、最近恒例になっている(此処に来ている方向けに)先行公開しておきます。↓(本日この後モウ1回書きに来ます)(つづく) https://www.mmjp.or.jp/gigas/movie/pocket107 ☆ 9月に入り今回で3回続けて遣った『ヴェロキラプトルSP』ですが、此れで終了。 最後の『8』内 ⇒ No.5、No.6 で映画「JW1~3」の本家で主演したクリス・プラット&ブライス・ダラス・ハワード出演2動画を差し込みましたが、此れはというと公式に作られたパロディ動画でして、2018年の「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(JW2)公開に合わせ、番外篇 (Spin-off) のショートムービー名目でUPされたと記憶していますが・・・ウチの此の企画は(見ての通り)殆どがアングラ系のコメディ&パロディであったり、云わばマイナー志向の動画を集めて来たつもりで、又其れが(面白い事に?)大変ウケて来たという訳なのだが・・・今になって此処で『何故に本家を?!』と、疑問に感じた方もいるとは思うのだが。 取り上げた大きな理由は2動画共に(今回テーマの)ヴェロキラプトルを扱っているいる点と、本家出演の俳優が(映画の宣伝とはいえ)YouTube動画の所謂・パロディ世界に来ているという、まぁ、其の逆転現象が『非常に興味深かった』のが第一。 2015年の「JW1」公開時を振り返ると、元祖「JP」シリーズのパロディ動画で溢れ返っていた事から、(「JW」制作陣として)その勢いを無視できなくなり・・・というのが正直な処なのだろうケドも(特に此れで何かを表現するとか?別段何の意図も無い様に感じるが)。 ・・・只、此の2動画に欲を云うとなれば “もっともっと” 素人っぽく自由に、駄目駄目でヘンな方向で作って貰えれば(更に)出来の良い(?)ジョークに成ったのに!と、やや惜しい感じも無くは無く。 今回全3回で遣った『ヴェロキ特集』でなかったら(此の2動画は)他頁で差し込み辛かったので、SPの終盤に満を持して登板!という事で。(明日26日も書きに来ます) ☆ ≪2025.9.26 (金)≫ ↓ は最新作「ジュラシック・ワールド/復活の大地」公開前に作られたスカーレット・ヨハンソン&ヴェロキラプトルのコラージュ画4点。
こういうコラージュが(海の向こうで)作られた理由は幾つかある様で、何でも彼女が劇場に通い始めた頃に観た映画が、1993年公開の「ジュラシック・パーク」第1作目なんだとか(一部記事では劇場で初めて観た映画が「JP1」というのもあるが、多分此れは誇張)。 只、ヨハンソンが幼少の頃からジュラシック:シリーズの大ファンなのは間違いないようで、寝室にジュラシック・パーク印の(子供用)テントを張って、姉と2人で仲良く1年間くらいテント生活をしていた・・・との事で。 その時代を振り返るヨハンソンのコメントを読んでいると『ヴェロキラプトルが心を落ち着かせてくれた』とか、『ヴェロキラプトルが輝いていた』とかとか、『???』な話をしているので独自に調べてみたら『あぁ、此の事かいナ?』というのを見つけたので、↓ ソノ正体らしきモノを貼っておきます。
↑ 画像の通り、ジュラシック・パーク印の子供用テント(1990年代中は生産)は『大』と『小』があった様で、ヨハンソンは一つのテントを姉とハーフ(共用)で使っていたとの事だから、全体に鉄条網が張り巡らされている様な絵が入った『ハードな方の』(大サイズ)テントを姉妹で愛用していたのだと推理。(ドチラにしても此の 《ジュラシック・子供用テント》 は日本国内で一般販売されていない様だから、此の記事が恐らく本邦初公開かと) ☆ PS:横浜在中の方には朗報!。『Kino Cinéma 横浜みなとみらい』で10月3日(金)から「ジュラシック・ワールド/復活の大地」が急遽上映される事が決定!。細かい上映時間 etc スケジュールは劇場HP等でご確認下さい。 「ジュラシック・ワールド/復活の大地」の世界興収ですが、9月26日(金)時点で8億6,710万ドル(今の日本円で換算すると約1,271億5,000万円)に到達しています。 ☆ ≪2025.9.27 (土)≫ 最初ヨハンソンがヴェロキラプトルの話をしていると知って(子供時代の事だから)ヴェロキのデフォルメされたフィギュアか?(女の子らしく)可愛いぬいぐるみをテントの中で抱くかして、愛おしく遊んでいたのかナ?と思っていたら、こんなホラー&劇画調にリアルなヴェロキ・イラストが大きく描かれている “テント自体” の事だったとは(苦笑)・・・其れを知った際、一瞬頭がクラッと来ましたが。 ・・・まぁ、何にしてもヨハンソンはジュラシック:シリーズに登場している恐竜の中で、ヴェロキが一番のお気に入りらしく・・・其れは此のテント内でのお姉さんとの思い出が大きな理由らしいのだ(*当時の「JP」はシリーズを通しヴェロキは主に悪役だったのだが、ソレでも良かったのだろう)。(本日はモウ1回書きに来ます) ☆ ・・・ソウソウ、此のVer.のテント表面にはヴェロキだけでは無く、T-REXとディロフォサウルス(エリマキトカゲの様な容姿の奴)も描かれていますが、ヨハンソンに一番見染められたのはヴェロキだったという事で。 まぁ、何だかんだ云っても、私めも幼少期に此の『ジュラシック印』のテントがデパートとかで売っていたら(親に買って貰える状況だったらならば)おねだりしていただろうネ。当然ながら。・・・商品企画からしても基本的に “男の子” 用のテント(パッケージのモデルも男子)なのだし、ヨハンソン姉妹は拙者と同じく初期の頃からのジュラシック:シリーズ・ファンというだけでなく、元来かなり男ぽい気質なのだろうと推察。 只、↑ テントの上段画像・右上を拡大してよく見て貰いたいのだけれども、此れはテントに付属している(独立した)マット部分なのだが・・・テント表面に “鉄条網が張り巡らされている” 其のデザイン自体は全く以てOKなのだが、中で敷くマットにまで鉄条網が描かれれている(苦笑)というのは(幼少期の当時だったなら)ドウいう印象を持ったのだろうか?と。 ・・・恐らく拙者が幼少期に此のVer.のテントを手に入れていたならば、マットの絵柄部分は裏っ返しにしていただろうケド。・・・まぁ、其処の点を除けば(JW作品の主演女優を育んだ)映画史に残る記念碑的テントのモデルとして、ハリウッド・ミュージアムに保管される事を推薦したい位で。 ☆ ≪2025.9.28 (日)≫ ヨハンソンは飛び飛びで10年に亘り演じて来たスーパーヒーロー役を『モウ此処まで!』と降板し、もう其の役での『復帰は絶対に無し!』と明確に宣言してまで、見切りをつけた後でのジュラシック:シリーズへの出演だった事情もあり、此の自ら退路を断って挑んだ処も実に “男前” というか、凄い根性の持ち主だと(遂にはディズニー相手に喧嘩までしてしまってサ)。 其のスーパーヒーロー役を演じていた最中も、他の(別会社の)超有名ヒーロー物を暗に批判する発言をしたり、(『女性がヒーローを演じる意味!』というのが主だったと思うのだが)色々な女性目線の主張を繰り広げたりと、何かとスーパーヒーロー界隈(?)を騒がせた過去がありまして。 ヒーロー物卒業から4年後の今年のインタビューでは、其の10年間の足跡に対し『私はプロット(物語)を進行させる為の装置でしかなかった』と爆弾発言。他にも『俳優として魅力的な仕事を殆どしていない』『閉塞感を感じる瞬間があった』等々と、過去を振り返る形で(ソンナ発言して大丈夫?という位に)中々辛辣なコメントを吐露しており、複雑な想いでスーパーな役を演じていたのが窺える。(本日はモウ1回書きに来ます) ☆ そんな事なら、もっと前に役を降りれば良かったのでは?と、傍から見ているとソウ思いたくもなるのか知れんが、エンタメ業界、プロの世界はそうは簡単に行かない事情もありまして、作品が当たって周囲から期待されると、自分の遺志を貫き辛くなる・・・という、特に人気の有るシリーズ物に出ているケースだと、其の辺りのジレンマが生じるのはよく聞く話で。 極々個人的な推察を書いてしまうと、ヨハンソンは2013年の映画「ゼロ・グラビティ」でサンドラ・ブロックが演じた役をどうしても遣りたかったソウで、オーデションを受けたのだが(アッサリと)落ちてしまい、其れがよっぽど悔しかったらしく自身で『俳優業の引退を考えた』とまで発言。 映画通の方には『今更ソノ話?』と思われソウだが「ゼロ・グラビティ」は大変硬派な作りで、かなりリアル志向の宇宙物だった為、恐らく此の辺から現行自身で演じている役柄と、初心で志していた演技の方向を見つめ直したのかナ?・・・と見ていまして。 いつの頃だったか?何処かの記事で読んだのだが・・・『私は元々マーベルの原作を読んでなかったし、エージェントが仕事を持って来る迄このキャラクターを好きでも何でも無かった』(*随分正直な人だと思い憶えていた(苦笑))という、ソンナ具合いの発言に至ったのも、(*注・恐らく本コメントの主旨としては 《映画版のナターシャ・ロマノフというキャラは監督と私で築き上げた》 という意味合いだったのだろうが)・・・今考えると、此の頃から自身でかなり軌道修正を試みている様子が窺えまして・・・ ☆ 此処で一旦話を中断しまして・・・ 当方の関連で『映画・アニメーション ウェブアワード』という映画賞を催していまして、アワード総合TOPと関連のサイトで3ヶ月に1回、過去の受賞作を顧み再表彰する企画があり、今月9月25日(木)の更新で10~12月の作品を2018年・第10回グランプリ受賞作品=「JAWS/ジョーズ」(1975) にしました!。 ビギナーの方は(宜しければ)此の機会に表彰コーナーを覗いて頂ければ・・・と ☆ ≪2025.9.29 (月)≫ 関連記事を読む限り、掛け値なしにヨハンソンの本命は幼き頃に観た「ジュラシック:シリーズ」で、何とかして憧れの作品に出演したい為15年間(エージェントを介し)自身をアピールし続けたのだが願い叶わず。 転機が訪れたのが2020年、先に触れた彼女主演のスーパーヒーロー物の再撮影中、偶然にも隣のスタジオで「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」(2022) の撮影が行われておって、ヨハンソンはコリン・トレヴォロウがメガフォンを取るセットを見学。此の時『やはり私は此の映画に出るべき』と確信した彼女は、新作のジュラシック作品制作が準備段階との噂を聞くや、それまで(恐れ多くて?)殆ど面識の無かったスティーブン・スピルバーグに直接連絡を取り、直談判する事を決意する。 スピルバーグは現在、制作総指揮の立場だがシリーズ第1作と2作では直接メガフォンも取っており、正に本映画シリーズの総責任者であり天上人なのだから、其の大きさを知る長年のファンなら臆する処なのだろうが、其処は強心臓のスカーレット・ヨハンソン。やっとの事で面会のチャンスを得たスピルバーグ相手に、仕事とは殆ど関係のない雑談を長時間話し、先ずは其の場を和ませたという。 仕事(映画)の話を切り出したのは逆にスピルバーグの方からで・・・ 『ソウソウ、新作の話をしなければならないんだヨ。君は昔からジュラシック:シリーズの大ファンなんだって?』と、遅まきながら仕事モードに。 ・・・と、其処で透かさずヨハンソンも初めて仕事モードに切り返え・・・ 『その通り超大ファンなんです!どうしても新作のジュラシック作品に出たいんです。最初の5分で死んでしまう役でも構いません!子供の頃からの夢なんです!私に遣らせてください!あっと言わせてみせますから!』 ・・・~と、猛アピール。(高い%正確と迄は云わないが)表に出て来ている遣り取りを繋げると、ド~モこんな感じの売り込みだったらしい。 スピルバーグは此のヨハンソンの熱意に押され、キャスティング会議で彼女の名を挙げるに至った・・・という。いやはや、役者やのう。 ☆ PS:此処で又話を中断して・・・ ↑ ≪2025.9.25 (木) 追記≫ でお知らせした『名画座ファイル』ジュラシック:特別編の『8』ですが、ヴェロキラプトルSPを締め括る最後の頁としては 《イマイチ納得いかず》 ~という事になり、9月25日のUP時から少し手を加え一部差し換えました。 今週はジュラシック:特別編の『9』UPは(事情により)無しとなりましたので、もし宜しければ『8』を再度覗いてみて下さい。 ☆ ≪2025.10.2 (木)≫ 其の気になる(?)「ジュラシック・ワールド/復活の大地」の日本での興収ですが(現在公式には発表は無いのですが)既に50億は越え、最終的には55~60億辺りの2025年・洋画No.1興収!・・・という予測は立っているとの事なのですが、個人的にはモウ一押し記録を伸ばしてほしいとも考えていまして。 先に触れた様に新しく上映を開始する劇場も出て来ていて、Web上で再度盛り上がって来ている感もあり、此処は(ファンの方には)もう一頑張りして貰いたく。 気候も大分涼しくなって来て、劇場に足を運ぶのも比較的容易に成って来たかとは思うので。(本日は月のはじめという事で、モウ1回書きに来ます) ☆ まだまだ此れから上映開始する劇場が全国で複数あるというのに、やたらに終了、終了というアナウンスが目立つ様なのだが・・・是非ジュラシック:ファンの方は残りの劇場に駆け込んで『駆け込み需要』状態(苦笑)にして頂きたく・・・やはり(本作は配信、ソフトでの鑑賞もイイとは思うのだが)劇場での初見をお薦めしたいのでネ。 それから・・・一部には「JW4」と実写版「ヒックとドラゴン」の洋画同士における『VS.』を期待した方も少なくなかった様なのだが、(北米と世界興収ではかなり競った期間もあった様に窺えたが)日本国内ではブレずに「JW4」の圧勝で完全決着!(*「ヒックとドラゴン」はアニメ版(2010) & 実写版共に大変素晴らしい出来ですケドも)。まだまだ日本国内ではジュラシック:シリーズのファンが相当根強い!というのが解った今年の興行であり、其の情報が最大の収穫だった気もしていますが・・・イヤ、先に書いた通り両作品共に(興行に関しては)まだまだ終わっていませんが。 ☆ ≪2025.10.5 (日)≫ 昨今此の頁だけで『先行公開』という体 (てい) で何々を(予定より早く)出してしまおう・・・~という事を遣っておる訳ですが。 今回は遣るのは(ウチとしては)かなり大物の先行公開でして、当頁の関連で『東京リアルモデル探訪』という模型、特撮関連、etc ... ポップカルチャー専門の(その筋の方には)大人気なサイトがありまして、其処で主催している日本映画専門の映画賞が、今年の後期で第4回となるのですが、其れを今回『先行公開』してしまおうかと。↓ https://www.mmjp.or.jp/gigas/condor/movie-award2025b 先行の公開期間は明日6日のPM0:00(AM12:00)台まで。 正式な発表は『東京リアルモデル探訪』内で告知している通り今月7日(火)PM8:00台と成るので、そのタイミングで受賞作を知りたいという方は今回の話は無かった事に!。(当日の発表はディスプレイ画像等々が異なる場合もあるので)↑ はあくまで準備段階の表彰頁です。 ☆ ≪2025.10.7 (火)≫ 今週中にUP予定・・・『名画座ファイル』ジュラシック特別編『9』のUPを本日PM0:00(AM12:00)台に先行公開します。↓ https://www.mmjp.or.jp/gigas/movie/pocket108 先々週まで3回遣った『ヴェロキSP』に続き、1回のみの『モササウルスSP』と成っています。 ☆ 『もう公開終わったのにジュラシックのパロディ、まだ遣るんですか?』~と思われている方、是非Web上で調べて貰いたいのだが、日本国内の「JW4」上映館はまだまだ多く残っておりまして・・・チョット、本作に関しては『公開終了!』とかとか、誤情報が多く出回っている印象もあるのだが・・・。 関東近辺は結構~な数の劇場で今も「ジュラシック・ワールド/復活の大地」祭が継続中。お膝元の東京も昨日までは11館だったが、今日調べたら12館と1つ増えてるネ。 ↑ ≪2025.9.26 (金) 追記≫ でも触れたが、神奈川がガンバッテ下さっていて、現在12館が上映中。埼玉も11館上映中。千葉も10館上映中。有難い事です。 愛知県も多くて11館上映中。・・・実は九州・福岡も多くて11館上映中。 ・・・後1桁台の県も沢山ありまして、今の処は秋田、山梨、富山、奈良、島根、高知、長崎、熊本の8県はゼロですが、他は全国くまなく・・・とまでは行かないが(苦笑)、殆どの地域(都道府県)では劇場で「JW4」が観られる環境ではあります。 ☆ ≪2025.10.9 (木)≫ 日本は四季から殆ど二季となり、特に秋フィールドが目立って感じられなくなったという話も “ちらほら” ありますが、まぁ、ここニ三日はやっと秋らしく成ったかナ?と思える様な此処(本事務所がある)東京の陽気で・・・芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋、紅葉狩り、登山、食欲の etc etc ... と秋と付く行事は多種多様にある訳ですが、ウチでお薦めしているのは(サイトの趣旨としては当たり前の様ですが)映画の秋!!!で(苦笑)。 映画にもジャンルとしては多種多様ある訳ですが、映画フィールドには至ってマイナーなジャンルである『アート系』という分野がありまして(苦笑)。昨今では恐らく1年を通して(一般に対しては)此の季節位しか主役を張れないんじゃないか?と。(四季節とは関係なく映画賞のシーズン等々は別にして) ↑ ≪2025.10.5 (日) 追加≫ で触れた邦画3本は正しく其の『アート系』映画であり、本賞の主旨としても(基本として)此のジャンルを大事にしているという事もあり。 こう書くと『「カリ城」はアクション物だろうよ』~と、ソウイッタ御意見もあるのだろうが・・・其の通り、勿論・アクションを売りにはしているのだが、(是非・配信等々で再度観て貰いたいのだが)『此れも一つのアートの形』と判じられる、極めて上質なエンターテインメント仕様の芸術作品と成っており。(此れが劇場用・初監督作というのが信じられないクオリティなのだが) 何はともあれ『芸術の秋!』『映画の秋!』~という事で、ドウゾ宜しくお願い致します。(本日は出来たらモウ1回書きに来ます) ☆ 本記事の前=前期頁の中で書いた記憶があるのだが、私めは1993年の「ジュラシック・パーク」第1作目を “芸術映画” と受け取っている人間なので、もしかしたら、人によっては “ジュラシック馬鹿” (いざ書いてみるとナカナカ良い語呂?) みたいな(?)他方からはそういう目で見られているのかも知れんが・・・まぁ、兎に角(スカーレット・ヨハンソン同様)此のシリーズに心を奪われてしまった1人であり、2015年の「ジュラシュク・ワールド」1作目公開の際に推し推しで遣ったのは、別に『仕事だから』という訳ではなくてですね、本~~当~~に(正直な処)ジュラシック:シリーズが個人的に大好きなんです。 ブログ時代にはよく書いたモノだが、「ワールド」でなく「パーク」時代からのファンなので、持っているグッズ、フィギュア etc も今となっては貴重品が多いらしく、其の内ウチ主催で『ジュラシック・コレクション展示会』でも遣るか?・・・という位の収集も(事務所ではなく)実家にあり、昔はソウイッタ関連商品を買い漁るのが本ジュラシック:シリーズの醍醐味的な処もありまして。(ユニバーサルとアンブリンの思う壺な半生だった?) 商品展開によるマーケティングと映画との関係で云うと、スター・ウォーズ:シリーズとはよく比較される様なのだが、日本には元々『怪獣おもちゃ』の文化に馴染みが在り、特に初期・ジュラシックの恐竜フィギュアには特別なシンパシーを感じたモノだった。「SW」「ジュラシック」両シリーズのドチラが優れているか?ドウか?という訳ではないのだが、商品関連で云うと(個人的には)ジュラシック:シリーズの方に軍配を上げたい気持ちで一杯で(*本当にかなり上手に商品展開したのだとは思う)。(出来たら明日10日(金)も書きに来ます) https://www.mmjp.or.jp/gigas/vol1/20TH-21STCENTURY-MOVIES-ONE https://www.mmjp.or.jp/gigas/vol1/20TH-21STCENTURY-MOVIES-TWO https://www.mmjp.or.jp/gigas/vol1/20TH-21STCENTURY-MOVIES-THREE https://www.mmjp.or.jp/gigas/vol1/GIGAART1-TERMINATORS https://www.mmjp.or.jp/gigas/vol1/20TH-21STCENTURY-ANIMATION-ONE
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