ONLINE COMICS - GIGAS DATA COMMUNICATIONS





2023 映画・アニメーション グランプリ & 各賞 発表
映画・アニメーション データファイル主催のムービーアワード、2023後期グランプリ&各賞が2023年12月15日迄の集計により、12月28日発表となりました。 今回は「歴代ミュージカル映画(ファンタジー&ホラー etc)」「ジュディ・ガーランド生誕100周年記念」をテーマに選出。詳しくは本賞頁をご覧下さい。
*[ 本年度グランプリ & 各賞 ]* *[ 賞の主旨・概要 ]* *[ 2023年度後期テーマの投票受付中 ]*




★ 映画・アニメーション ウェブアワードBBS ★





◍ ミュージカル映画祭 2024 ◍

- 2024 Musicaly Film Festival -



あけましておめでとうございます。

Happy New Year


2024年1月1日(月)。あけましておめでとうございます。今年も当サイトでは毎年恒例 ⇒ 『年越しクリスマス』の時期がやって来ましたが、一昨年~昨年から仕様が大分変わりまして『映画・アニメーション ウェブアワード』と連動し、昨年発表したアワード受賞作の解説、話題を絡めての記事内容と成っています(詳しくは2023歳末の記事に目を通して頂けると、何回も説明する手間が省けるので助かります)。

https://www.mmjp.or.jp/gigas/tokyo-real/2023AWARDS-MUSICAL


基本は従来の『年越しクリスマス』=(ブログ時代の中期から続けて来た)西洋式にクリスマスの延長線で新年(正月)をも祝う、和洋折衷で粋な催しのままなので・・・只、当サイトは紛れもなく “映画サイト” としての針路が主なので、昨年夏には長年続けて来たブログ頁(一旦の)終了に伴い、其の主要な要素の趣旨を+して強めた・・・と、皆様にはソウ考えて貰いたく。

先ずは今年の2024版年賀状を3枚作ってありますので、取り急ぎ記事冒頭で貼っておきます。↓




No.1



No.2


No.




前半2枚の年賀状は第19回アワード受賞作品から&3枚目枚は昨年8月24日(木)からスタートした新企画=『東京リアル・モデル探訪』から抽出した題材になります。因みに ↓ はゴジラ年賀状のボツVer。

https://www.z-z.jp/imgur.cgi?i=xMJXTb4.jpg
https://www.z-z.jp/imgur.cgi?i=CMxGfSS.jpg

記事本文は1月1日AM:00:00から順次進めて行きますので、ドウゾ(今年も)宜しくお願い致します。









≪2024.1.1 (月)≫

↑ 動画の上段は(本サイトでは毎年お馴染み?)オーストラリアの新年カウントダウン・イベントの様子で『シドニー・ニューイヤーズ・イブ・ファイヤー・ワークス (Sydney New Year's Eve Fireworks)』又は『シドニー・ニューイヤーズ・イブ (Sydney New Year's Eve)』と呼ばれています。

何故?此のオーストラリア・シドニーの動画が新年になると出回るのか???というと、ハーバーブリッジ&オペラハウスからの仕掛け花火が派手で有名というだけでなく、豪は南太平洋に位置しており(経度の関係から)此処は最も早く朝を迎える地帯であり、大都市という事では首都キャンベラと並んで一番大きな&一番早い年越しイベントとされている為。
・・・只、此れは日本国内の(世間的には)あまり知られていない様なのだが、此のシドニーの花火大会では先住民=アボリジニに対しての敬意を現す意味合いから、カウントダウン前のPM9:00からも花火が打ち上げられていて、考え様によっては此のタイミングの花火が世界一早くの(逆に考えると世界一遅い)国公式の打ち上げ花火と云えるのかも知れん。



下段の動画は元々LIVEで公開されていて、私めも年越し迄の4時間位は『ボーーーッ』と(?)では無く(苦笑)、他に仕事の作業をしながら生で見ていた。
動画の製作は『Times Square NYC』となっているので、要するにNY州が公式に作っている動画という訳だが・・・(最終的な総時間を見たら驚いたのだが)何と約6時間18分の長尺と成っており、中身もゲストに突然ポール・アンカ (Paul Anka) がステージに上がって来たりと、豪華に色々盛り沢山だった事もあって『今年のNY・タイムズスクエア (Times Square) も年末~新年と大変な騒ぎだナ』~と毎度の事ながら半ば呆然(ぼうぜん)としてしまった次第で(^^;)。・・・それにしても、約6時間18分もあの調子で騒いでいたのであろうから、寒い中(NY深夜の気温は1~2℃だったらしい)先ずお疲れ様(?)と言いたい気持ちもあるが。

実は本動画に関しては現在殆ど観られていないという事もあり、今コメントするのも何なので、明日当動画を出来るだけ観て、其の後で此処に書こうと思っています。(明日2日(火)に又書きに来ます)



≪2024.1.2 (火)≫

番組の司会では無く、見物人のレポーターを任されていた黒タキシードの男性の方は、突然「アナ雪」(2013) の主題歌=『Let It Go ♪』を唄い出したりと、『随分エキセントリックなコメディアンだナァ』~と思い、クレジットで「マイク・アボット (Mike Abbott)」と表記されていたので調べてみたら、何と(コメディアンではなくて)映画&ドラマに出演しているシリアスな俳優であったのだ。しかし、映画俳優というのであれば知らん名だなぁ(往年の俳優では同姓同名で一人知っているが)・・・~と更に調べてみたら、知らないのも無理は無い。俳優業では別名を使っておって「マイケル・アボット・Jr (Michael Abbott Jr.)」という名でクレジットされていた。
映画では「ディック・ロングはなぜ死んだのか?」(2019) で主演、「ダーク・アンド・ウィケッド」(2020) での準主役を経て、昨年2023年には急に飛躍して(?) マーティン・スコセッシ監督&レオナルド・ディカプリオ主演の実録犯罪超大作=「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」にも出演しておるので、(日本ではまだまだ知名度が低い様だが)ハリウッドでは “大分売れて来ている男” の様。

俳優としては「ジュニア」と(拘って)付けているので、もしかしたら「ロイヤル・ウォリアーズ/第7作戦」(1987) や「ドラッグ・ストライカー/麻薬に賭ける凶弾」(1987)、「特捜指令サンダー・フォックス」(1987)、「地獄のバトルボーダー/戦場に舞い降りた残虐軍団」(1987)、「アメリカンハンター」(1987)、「皆殺しの挽歌」(1987) ・・・と、主演&準主演作品全てが1987年制作の(昔テレ東の『木洋画劇場』で放映されていた様な(苦笑))B級&超C級アクション映画で、此の年だけ活躍して忽然と映画界から消えた、其の筋では “伝説の俳優”=マイク・アボットの息子さん(?)という事なのか???。もし本当にソウなのなら新年早々、非常~~~に滅茶苦茶・驚きなのだが(確かに目元が少し似ているケド・・・)。



タイムズスクエア1番地に設置されている『タイムズスクエア・ボール (Times Square Ball)』又は『タイムズスクエア・ボールドロップ (Times Square Ball Drop)』と呼ばれる1.8メートルの此のボールは、番組の冒頭近くで其の歴史を含め詳しく解説されているが、1904年から続いている年越しイベントで毎年12月31日のPM:11時59分に、新年を表すために設置された旗竿を1分かけて23メートル落下させる(・・・で、其の後又上昇し、又下降し定位置の処で止まる)。

タイムズスクエアの通りに設置された特設ステージでは、ミュージシャン、ダンサーらが曲&ダンスを披露し、今年の締めは往年のシンガーソングライター=ポール・アンカが受持ち『My Way ♪』『Imagine ♪』を熱唱の後、新年のカウントダウンという運びとなった。(*因みにジョン・レノンの『イマジン ♪』を流すのは2005-06年のイベント以来、カウントダウン前の慣例となっているので、今年締めの曲は実質『My Way ♪』だった)

・・・イヤイヤ、昨年~今年のNYカウントダウンは(昨年色々あっただけに)感動して、『My Way ♪』『Imagine ♪』の処から思わず涙が出ずっぱりの状態だった。
私めがこんなにも感動しているのだから、多分数多くの、世界中の人々が感激して胸を熱くしているに違いない。



PS:明日3日(水)にも書きに来ます。



≪2024.1.3 (水)≫

昨日書いた記事の中に『木曜洋画劇場』というワードが出て来て、何じゃソレ?って『???』と思われた方がいるらしいのだが、映画ビギナーの方には(2024年の今となっては)確かに解らんか。
『木曜洋画劇場』というのは、かつて東京12チャンネル ⇒ テレビ東京系にて(番組名通り)週一回・木曜21:00~の約115分・ゴールデン枠の洋画劇場・番組だった。放送期間は1968年2月8日(木)~2009年3月26日(木)。
「ナバロンの要塞」(1961) や「アラビアのロレンス」(1962)、「大脱走」(1963)、「プラトーン」(1986)、「アンタッチャブル」(1987) etc ... の様な第一級の作品もラインナップに入っておったが、まぁ、大体はB級アクション物の放映が多くて(* ↑ でB級、超C級と卑下していた訳では無く)当時私めはソウイッタ『B級アクション物』の放映こそを楽しんで観ていた子供~青年期だったのだ。
各局競う様に毎晩『洋画劇場』枠があった中で、木曜は特に “番外地” といった印象で、多くが有名な原作を基にしている訳でも無く、映画オリジナル脚本で自由闊達な作品が(ゴールデン枠で)流れていたのは、映画ファンにとってかなり刺激になっていた。

ウチで1~2を争う人気企画=『名画座ファイル』というコーナー内の 《アクション映画特集》 ~というのは、正に『木曜洋画劇場』ッ子でなければ考え付かなかった筈の企画で、こういう低予算のハリウッド映画で、多くが日本国内では劇場未公開(今で云う『DVDスルー』)作品を沢山観て、今振り返ってみると(無意識的に)色々と深い処を勉強していたのかナ?と思い当たる節が多々ある。

実際、映画というメディアは ↑ で挙げた様な、批評面でAランクの作品だけで構成されている訳では無く、数多くのB級、超C級がある事で成り立っているのであって、(新年早々から少し突っ込んで書いてしまうと)庶民的とも云えるB級、超C級映画も(多少は)観ておらんと、高級な域(?)であろうA級の良さも本当の処は解らないと考えておって。
あくまで此れは持論なので、他で話すと通用しない事もあるのだろうが・・・ジェームズ・キャメロンの超大作「タイタニック」(1997) だって、1984年制作の超低予算SF映画「ターミネーター」一作目の経験が無かったら、恐らく、イヤ、100%無理だったろう?という気もしていて。・・・それだけ『Bムービー』の世界は奥が深いという事なのである。



本日はモウ一回書きに来ます。



≪2024.1.3 (水)≫

最近は『アクション映画』付いている『名画座ファイル』ですが、2024年新春も現在『アクション!』『アクション!』『アクション!』... で押しています。↓

https://www.mmjp.or.jp/gigas/movie/pocket4

https://www.mmjp.or.jp/gigas/movie/pocket15


総合TOPからの売り文句=キャッチコピーには 《新春初出し》 とか誰かが書いていますが(苦笑)、以前から此処のサイトに来て下さっている常連さんは(勿論)御存知だと思われますが、本『名画座ファイル』のコーナーもブログ時代にあった記事を踏襲している企画でして、今出しているのはブログ時代に制作した個所が多々残っており、其れを『特設頁』とし再編集&作品を新規に追加したVer.という事なんですね。

↑ でリンクを貼った下段の『純粋アクション映画1』は記念すべき(?)シリーズ1本目で、最初に出した際も『正月仕様』に作ったと記憶しているので、2024・謹賀新年でも丁度合った編集に成っているとは思いますが・・・
当初の基本コンセプトは『お正月映画』又は『お正月映画にしたい作品』というモノで、正月映画の常連組だったジャッキー・チェン作品、&ブルース・リーの「燃えよドラゴン」(1973) は正しく日本での劇場公開が1973年12月22日(土)という、正月アクション映画の元祖で、代表選手みたいな作品なので(当然の様に)ラインナップに入っています。

企画のスタートという事で1頁に18作詰め込んだのは過去最高。元々~先日迄は「トップガン」(1986) &「トップガン マーヴェリック」(1922) の『Danger Zone ♪』は入っていなかったのだが、今回のUPの為新規に入れました・・・という事は、代わりに一つ削った作品があるのですが、其の作品は(此処では)内緒にしときます。



上段URLの『冒険映画篇1』は『アクション映画』シリーズの区切り良く10本目となりまして、ラインナップをみると正月映画としても(独断と偏見で)ピッタリと判断し、今回UPしてしまいました。

コチラも動画を今回のUPの為幾つか取り替えましたが、(以前UPした際は)10本目にして過去最高作(の編集)と自慢したく成る程に、アクセス方面で大分盛り上がったと記憶しています。
『イヤ~~、映画って本当にイイもんですね』~とは、かつて『水曜ロードショー』(後に『金曜ロードショー』)の映画解説を務めた、映画評論家・水野晴郎の(『洋画劇場』最後の)決め文句だったが、此の『アクション映画』シリーズ1~10の後においても、此処でも同じエピグラムで締めたい位の出来かと。(*出来たら『名画座ファイル』に関してはスマホだけでなく、少し大き目のデスクトップ型PCかTVサイズの画面でも見て下さい)



明日4日(木)はお休みします。



≪2024.1.5 (金)≫

2024・謹賀新年で用意した(↑ 上下段)『名画座ファイル』正月アクション映画の(個人的)お薦め作品はというと、新年一発目なので一番はやはりジャッキー・チェン監督・脚本・主演・武術指導の「プロジェクトA」(1983) かなぁ・・・
此の作品は何とジャッキー初監督作で、当時29歳の監督デビュー作であのクオリティは(間違いなく)“アクション映画の天才” と云い切ってしまって差し支えないだろう。「プロジェクトA」は日本での公開が1984年2月25日(土)で、公開が2月というのは当初日本国内で(本作の潜在力に対し)全然期待していなかったのが窺えるのだが、英国領時代の香港の公開日は1983年12月22日(木)と、正しく香港の正月映画(?)であったという訳。
・・・まぁ、こんなに正月観るのにピッタリな作品もナカナカ無いので、2024・初映画をお探しの方にはお薦めしときます。(今回のUPの為に)「プロジェクトA」を新動画に差し替えましたので、以前御覧になった方も良かったら覗いてみて下さい。






次にお薦めなのはリュック・ベッソン監督、ジャン・レノ&ナタリー・ポートマン主演の「レオン」(1994)。
本作は仏米合作でフランスでの公開が1994年9月14日(水)、アメリカでの公開が1994年11月18日(金)、日本での公開は1995年3月25日(土)~と、此方は正月映画という事では完全にスルーされた(?)作品なのだが、当企画のスタートに相応しいと(何故か?)TOPに降臨しています。
本記事を書いている私めが『「レオン」をトップに!』と、当時決めたのだが、今考えると『正月映画としては随分絶妙な選択をしたナ』~と我ながら感心しています(苦笑)。「レオン」は今でもまだまだ有名なので、あまり説明する必要も無いとは思いますが、本作がリュック・ベッソン作品の中で最も人気が高く、私めもベッソン作品の中では「レオン」が最も上手く&面白く作られていると考えていますが・・・
正月アクション映画特集と銘打ってはいても、そのものズバリの一辺倒では無く、本作の様に(見るからに)大作ではなく、繊細なストーリーテリングのある小品をTOPに据えた事で、その後に続くアクションのランナップを(より)引き立たせる役目も果たしたのかナ?と。(*本日はモウ一回書きに来ます)








≪2024.1.5 (金)≫

正月にピッタリ(?)と独断と偏見でラインナップした中、更に記事内で推薦するとなれば・・・という事で今書いています。3本目は「ベスト・キッド」(1984) としたいのですが(↑ でジャッキー・チェンの事を随分立てておいて何ですが)ウチとしては間違っても2010年のジェイデン・スミス & ジャッキー・チェン主演のリメイク版「ベスト・キッド」では無く、ラルフ・マッチオ & ノリユキ・パット・モリタ主演Ver.の方をお薦め。
此のオリジナル版「ベスト・キッド」の劇場公開日はアメリカが1984年6月22日(金)、日本が1985年2月16日(土)と実は本作も(見事に?)正月映画では無く!(苦笑)。しかし、一年のスタートとして観るにはピッタリのアクションで、観終わって気分が爽やかに成る、代表選手の様な作品なんですナ。

・・・日系一世のアメリカ人・ミヤギ(宮城成義)役を演じたノリユキ・パット・モリタは、自身も日系アメリカ人であり、本作の演技で第57回・アカデミー賞で助演男優賞にノミネートされた程の名演で(個人的には “助演” では無く “主演” を賞の対象にしても可笑しくない素晴らしくイイ役)、アジア系アメリカ人としては史上初でアカデミー助演男優賞にノミネートされた。・・・当初ミヤギ役は三船敏郎がオファーされていたらしく、三船は英語が堪能でない事を理由に本人から断ったとの話もWeb上で出ているが、実情は監督のジョン・G・アビルセンの方から(ミヤギ役のオーディションを何度も受けていて、映画界では無名に近かった)コメディ俳優=パット・モリタにお鉢を回したとの事。ドウモ三船に対するアビルセン監督の印象は(リハーサルかカメラテストをした結果)サムライ的で演技が堅過ぎるとの事だったらしい。
「ベスト・キッド」は此の1作目が大ヒットした事から定石通り?、世の流れというか?(当たり前かの如く)此の後シリーズ化されたのだが、正直な処、1作目だけで止めてほしかった最筆頭の映画であり。

・・・と書くと、《『名画座ファイル』頁では第2弾の「ベスト・キッド2」(1986) も入ってるじゃん!》 ~と、矛盾を突かれても仕方が無いのだが、勿論ウチは此の「2」も観ない方がイイ続編の筆頭と考えており(*理由は色々あり過ぎて、此処で書くにはスペースが足りない)・・・しかし『まぁ、イイじゃん!嫌いだけど』&『アクション物の続編ではよくある感じだし』~と、当時勢いで載せたのを記憶している。
・・・まぁ、只、ソウ突き放す様な事ばかり書いているのも悪いので、少々「2」を擁護する話を書くとすれば・・・本作は(ミヤギの故郷)日本の沖縄が舞台なのだが、確かに此の沖縄の描写が滅茶苦茶で、本当に酷い。其れも其の筈ロケは沖縄で一切行われておらず、代替えとしてフィリピンと一部LAのリトル・トーキョーで撮影されている。・・・まぁ、しかしオスカー監督のジョン・G・アビルセンの事だから、ワザと架空のオキナワを舞台に東洋観を(意図して)人工的に作り出したいという欲求、そういうノリ、伝統がハリウッドにあるという事は(勿論)専門家なら知っている訳で。『西洋から見た東洋の特徴は正しくこうなのだ!』と云うのをオールジャンルの映画史No.1(又はワーストNo.1)という位ストレートに出して来た作品とも云える。

ソウイウ文化比較論的な考察として(俯瞰しながら)鑑賞出来るならのなら、此の「2」の方がより深く楽しめるのかも。・・・あとモウ一つ、主題歌は「1」のサバイバーが唄う『The Moment of Truth ♪』より、「2」のピーター・セテラが唄う『Glory of Love ♪』の方が気に入っている。「2」を載せた理由は其れが一番。








明日6日(土)も書きに来ます。



≪2024.1.6 (土)≫

此処からは ↑ URLの上段=『冒険篇1 (アクション映画10)』に移りますが・・・此の頁の正月映画として一番お薦めなのはジョン・スタージェス監督の「大脱走」(1963) です。原題は「The Great Escape」だから、或いは原題の方が作品の内容を言い当てていると思う方が(今では)多いのかも知れんケド。
公開日は北米が1963年7月4日(木)で、日本が1963年8月3日(土)だから日米共に夏休み映画として劇場公開された。・・・只、拙者が子供の頃は「大脱走」といえば大晦日か、其の前日か前々日の深夜にTVで放映される映画として定番となっており、大晦日か近くにタイマー録画をして、新年明けの昼間に観たという方は少なくなかったのだろう???と。
脱走、脱獄物というと他にも「パピヨン」(1973) や「アルカトラズからの脱出」(1979)、「ショーシャンクの空に」(1994) etc ... 色々な名画が沢山ありますが、「大脱走」は其の中でも代表格で、他で脱走、脱獄物を挙げるとなれば今でも(必ず)上位に顔を見せるので、制作年を考えれば、時代を超えた不朽の名作というのは「大脱走」の様な作品の事を云うのかも知れん。
・・・まぁ、しかし、本作はスティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、リチャード・アッテンボロー、ジェームズ・コバーン、ジェームズ・ガーナー etc etc etc ... ~と、これでもか!これでもか!って具合に本当に真剣(マジ)な(?)当時のハリウッドにおけるオールスター・キャスト=名優総出演という事もあり、内心(チョット)反則気味(?)な名画なので、ズルいなコレ!!!~という印象を持たれても仕方が無いのですが・・・。
しかしながら、実話を基にした大変優れた脚本、演出により、面白い正月映画である事は(当処としても)太鼓判を押せる。




脱走、脱獄物というと(劇場公開時に本当の)正月映画でドレだけあったのか?と考え、過去の記憶を遡ってみたのだが(目立ったモノとしては)殆ど無かったのではないのか?と。
仮に此処でモウ一本だけ脱走、脱獄物で挙げるとなれば、ジョン・ヒューストン監督の「勝利への脱出」(1981) は北米での公開が1981年7月30日(木)、日本では1981年12月12日(土)なので、日本国内では正式に正月映画として公開された(脱走、脱獄物の)数少ない例。
・・・只、同ジャンルで現在「勝利への脱出」を名画として挙げる映画ファンは『???』~という感じになっているらしく、恐らく本作は未見の方が殆どで、ビギナーだとタイトルを聞いた事すら無いのではないのだろうか?。
「大脱走」程のオールスターでは無いが、「勝利への脱出」のキャストもシルヴェスター・スタローン、マイケル・ケイン、マックス・フォン・シドー、ダニエル・マッセイ、ペレ、キャロル・ロール etc ... と豪華スターが共演しているのだが、皆モウ忘れてしまってるんじゃないのだろうか???。
~かくいう当処も「勝利への脱出」は本企画でスルーしておって(苦笑)、動画も何もUPしていなかったのですが、ウチとしてはこういう “埋もれてしまった映画を掘り起す” ~というのも役目の一つだとしており・・・イヤイヤ、ソンナ諸事情とは関係なく「勝利への脱出」はスポーツと戦争物を絡めた変則アクション・ムービーとして本当に中々面白い正月映画なので、今の時期(機会があったら)観てみるのも悪くはないと思います。・・・因みに音楽は「ロッキー」シリーズ(1976~) や「ライトスタッフ」(1983) でお馴染みのビル・コンティが担当しているので、グイグイ押して来る独特の曲調も込みで、一年のスタートを飾るのも一興かと。



PS:明日7日(日)も書きに来ます。



≪2024.1.7 (日)≫

『冒険篇1 (アクション映画10)』の2本目はハル・ニーダム監督の「キャノンボール」(1981)。
「キャノンボール」はアメリカと香港の合作で、北米が1981年7月19日(日)、香港では1981年8月27日(木)と夏場に公開。只、日本では1981年12月26日(土)と新年直前に公開されており、今回紹介している正月映画の中では日本国内で 《最も正月映画らしい正月映画》 という事は云えるのかも。
本作も「大脱走」と同じく、これでもか!これでもか!っていう気合いのオールスター・キャストで、バート・レイノルズ、ロジャー・ムーア、サミー・デイヴィスJr.、ディーン・マーティン、ファラ・フォーセット、ジャッキー・チェン、マイケル・ホイ、ピーター・フォンダ、ドム・デルイーズ etc etc ... と、コッチは反則気味というよりは確信犯的(?)な布陣。よくもまぁ、こんなに掻き集めたモノだという半ば呆れた感じに映るのかも知れんが、今考えると当時の香港映画=レイモンド・チョウの力&勢いが窺えるキャスティングとなっている。
私めは此の「キャノンボール」とブルック・シールズ主演の「エンドレス・ラブ」(1981) の二本立てで先行公開されていたのを(かつてあった後楽園の劇場で)観たのだが、今だとこういう方式は新作で殆ど遣っていない(名画座での旧作なら残っているが)。
此処でもジャッキー・チェンの話が絡んで来るのだが、ジャッキーは相棒のマイケル・ホイ(代表作は「Mr.Boo!/ミスター・ブー」シリーズ)と共に日本車=『スバル・1600スウィングバック4WD』に乗り、日本チームの日本人役でレースに参戦しているのだから、日本人にとっては見逃せない正月映画であり・・・
(此れはブログ時代にも書いたネタなのだが)他方で全く触れていない様なので又書いてしまうと、本作は007パロディで溢れており、第三代ボンド役者=ロジャー・ムーアが出演しているのも其の一環。更に1984年に制作された「キャノンボール2」ではジャッキーの相棒がアメリカ白人=リチャード・キールと成っており、日本チームの日本人はジャッキーのみとなっている(乗っているのは日本車『三菱・スタリオン』)。
何故こういうキャスティングになったのか???・・・続きは明日8日(月)に書きに来ます。









≪2024.1.8 (月)≫

リチャード・キールという俳優は身長2m18cmの大男で、代表作は「ロンゲスト・ヤード」(1974) や「大陸横断超特急」(1976)、「ナバロンの嵐 (ナヴァロンの嵐)」(1978)、「ペイルライダー」(1985) etc と色々なジャンルの面白い&渋い映画に頻繁に出演していた。
しかし、何と云っても代表作中の代表作は007シリーズの第10&11弾の「007/私を愛したスパイ」(1977) &「007/ムーンレイカー」(1979) に出演した際の殺し屋ジョーズ役で、詳細は映画本編を観て頂いた方が手っ取り早いのですが・・・因みに両作の日本公開は「私を愛したスパイ」が1977年12月10日(土)、「ムーンレイカー」が1979年12月8日(土)と両作共に正月映画です。
・・・実は此の殺し屋ジョーズ役には、キールより先にオファーされていた人物がいて、それが元・巨人のピッチャーで、後にプロレスラーへと転身したジャイアント馬場(本名:馬場正平)だった。だが馬場は此の折角のオファーを断っている。此のエピソードは(昨今の公式には出ていない様なのだが)007ファンなら殆どが知っている事実であり、「キャノンボール」監督のハル・ニーダムは007ファンだというのだから、勿論知っていたと思われる。
馬場や其の周辺&ブレインが殺し屋ジョーズ役を蹴ったのは(当然ながら)理由があって、007シリーズ第3弾「007/ゴールドフィンガー」(1964) に大富豪で犯罪組織のボス=ゴールドフィンガーの使用人で、運転手兼ボディーガードの “オッドジョブ (Oddjob)” というキャラクターが登場するのだが、演じていたのはプロレスラーのハロルド坂田(正式な日本名:坂田敏行)であり、恐らく馬場側は此のオッドジョブの役柄とハロルド坂田を見て、『此の話は断った方が賢明』と判断したのかナ?と。
・・・個人的にはオッドジョブというキャラクターは魅力的だし、昔私的に当時のボンド・カー=アストンマーティン車の輸入版プラモデルを購入した事があるのだが、セットで登場キャラのフィギュアも2体付いていて、ショーン・コネリー演じたボンドと、(タイトルにも名が含まれている “ゴールドフィンガー” では無く)何とハロルド坂田演じたオッドジョブが付いていた。云うまでも無く映画「007/ゴールドフィンガー」は大ヒット(1964年の世界興収でもNo.1を記録)したのだが、この作品と云えば何と云っても “オッドジョブ” であり、ハロルド坂田の体形とタキシード&被っている鋼鉄シルクハット(スクエアクラウンボーラー型)の印象が最も強い・・・其れ程迄に(007シリーズ屈指の)人気が高いスター・キャラクターだったのである。・・・続きは明日9日(火)に書きに来ます。






(* ↑ の画像は1977年「007/私を愛したスパイ」に殺し屋ジョーズ役で出演した際のリチャード・キール。彼は此の役を次作1979年「007/ムーンレイカー」でも演じたのだが、過去007シリーズの悪役で二作続けて登板したのは(現在の処)当リチャード・キール=殺し屋ジョーズだけなのである。それだけシリーズの新機軸と成る特別な役柄で、制作陣の期待が掛かった悪役キャラクターだった事が窺える。演者はリチャード・キールよりジャイアント馬場の方が良かった?かドウか?は各人の判断にお任せ)



≪2024.1.9 (火)≫

プロレスラー・ハロルド坂田のリング上でのスタンス(役柄というか?)は悪役レスラーであり、戦後間もないアメリカのプロレス界(ハワイ、オレゴン州ポートランド、ワシントン州シアトル、カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバー等の太平洋岸北西部)を舞台に、入場時は必ず和服を着込み、立ち振る舞いも日本人を悪役にした役回り・・・要するに “反日ヒール” として活躍したレスラーであった。ジャイアント馬場は此の「007/ゴールドフィンガー」に登場したオッドジョブ役=(反日ヒールを売りにしていた)ハロルド坂田を007シリーズで起用していた事に、強いアレルギーを持ったと見ている。
・・・まぁ、しかし、ハロルド坂田も仕事で悪役を演じていたのであって、ハワイ生まれで日系アメリカ人と成った生い立ちから、此の様な立ち回りに至ったのだし(以前何かの書籍、雑誌でハロルド坂田を批判する記事、作品を何度か見掛けたが)プロレス、映画の悪役をそのまんまに受け取り、避難、攻撃する行為というのは子供じみていて『本当に』馬鹿げていると(個人的には)感じている。
馬場がプロレスラーになる前は巨人のピッチャーだった様に、ハロルド坂田もプロレスラー前に前歴があって、ボディビルダー、重量挙げの選手 etc と米国内で活躍し、1948年のロンドン・オリンピックの際には重量挙げにライトヘビー級のアメリカ代表で出場し、銀メダルを獲得している。・・・更にハロルド坂田は(あの)力道山をプロレス界に引き入れた人間としても有名で、日本プロレス界・黎明期の大変な立役者でもあるのである。
今や「ハロルド坂田」は日本国内で『???』と殆ど誰も知らない状況らしいのだが、「Harold "Toshiyuki" Sakata」と(本名の)英語名で検索すると彼の業績が仰山ズラズラーーーと出て来るので、此の落差って一体何なんだ!?と。・・・続きは明日10日(火)に書きに来ます。







(* ↑ の画像は1964年「007/ゴールドフィンガー」にオッドジョブ役で出演した際のハロルド坂田。オッドジョブという役は歴代007シリーズの中でも “屈強さ” という点ではNo.1~2を争う程の特異な悪役キャラで、恐らくハロルド坂田が演じていなかったら、ソノ “骨太な” 説得力も無かったのでは?と思われる。要するに見た目は小柄なのだが、内に秘めた馬力は物凄く、加えて画像左上の不敵な笑みも実にチャーミングであり・・・イヤ、勿論『名悪役キャラとして』という意味でですが(苦笑)、初代・ボンド役者=ショーン・コネリー版007を最も苦しめた最強の男と云い切ってイイかと)



≪2024.1.12 (金)≫

↑ ≪2024.1.9 (火) 追記≫ の最後で『・・・続きは明日10日(火)に書きに来ます。』と書いておいて、本日まで記事を止めていましたが、2023・年末~新年から『連投』『連投』と立て続けに記事を書いて来たので(他にも仕事があり)少々疲れてしまいまして!(苦笑)。
・・・イヤイヤ、とはいっても、休んばかりいた訳ではないのですが・・・2024・新年の本記事から全て(画像無しに)文体だけで解説、論説を遣ってみようとして来たのですが、そういう試み(?)は読んでおる方々からしてみると(新年早々)イキナリに全部読むのは億劫?という心配もあり、↑ を見ればお分かりの通り、休んでいた間に補足の画像を作りまして、一昨日~本日に貼っておきました(*画像はクリックするとサイズが拡大されます)。

先日お客さんから『こういうコラージュって、よく出来ますね!』~と、大きく見開いた目(?)付きで感嘆されたのだが、内実は其れほど大変な作業という訳でも無く、暫く前から遣って来たので大分慣れ『パッ!』『パッ!』と、中にはソウイウ “やっつけ仕事” の方向も出来る様に成ってしまったが・・・
只、ウチの拘りは全てが人力で、AIは一切使っておらん事から、良くも悪くも私めの責任という訳でして。・・・ ↑ で1981年に制作された「キャノンボール」一作目のコラージュを作ったのだが、本文で「キャノンボール2」(1984) の事にも触れているので、『「キャノンボール2」のコラージュも作るか???』と一瞬考えたのだが、結論としては『「2」の方はコラージュを作るまでも無いナ』・・・と、独断と偏見で結論付けまして!(苦笑)。
どうせモウ一枚遣るなら「1」をモウ一枚作ろう!という事に(見ての通り)成った。「1」の方は2枚作っても(映画本編の作り&コラージュの対象として)其れに見合うボリュームが有ると考えたのだが、此の辺の “非AI” 的判断は人力というか、心力というか?此れから更に真価が試されるのかナァ???と。・・・まぁ、そういう方向で本記事も(今後は)画像を付けますので。

此処もジャッキー・チェンが絡んだ話になるのだが、ファンの方からしてみると『コラージュ内の扱いが小さいのでは???』という印象をお持ちかの方が多いのだろうケド、映画をモウ一度観返して貰うと解ると思うのだが、「1」でのジャッキーはまだまだ端役扱いで、その象徴的な例を挙げるとすれば、ラストの車を降りての追っ掛けっこ&お開きの宴会(?)シーンでは姿を見せていない。
ジャック・イーラムは別にして、リック・アヴィルス (Rick Aviles) や(元ジョン・カーペンター夫人の)エイドリアン・バーボー (Adrienne Barbeau) &タラ・バックマン (Tara Buckman)、バート・コンヴィー (Bert Convy)、ジェイミー・ファー (Jamie Farr) までラストに顔を出して来ているので、事実上ジャッキーは其れ以下の扱いだった事が解る。
それでも格闘シーンでは(カメオ出演の)ピーター・フォンダを蹴飛ばしたりと、少ない出番でかなりの存在感を見せ、「2」では主役のバート・レイノルズと会話を交わすツーショットのシーンまで出て来るので・・・だが、しかし、其の会話といっても『たった一言だけ』だったのだから、中々ジャッキーにとっては(或いは)厳しいハリウッド・スターとの共演だったのかも知れぬ。



≪2024.1.15 (月)≫

・・・と長々と(ハロルド坂田まで出して)迂回、回り道してしまいましたが、話を ↑ ≪2024.1.7 (日) 追記≫ に戻して『何故?「キャノンボール2」で米白人であるリチャード・キールが日本チームの車にいたのか?』(因みに本件について映画本編には何の説明もない)・・・という謎について、此処で解説すると「1」でジャッキーの相棒役を演じていたマイケル・ホイが、何かの事情で「2」では出演NGとなった事から、監督や制作陣は『日本人チームにもう一人誰をキャスティングするか?』となり、恐らく(先にも書いた通り)007大ファンの監督=ハル・ニーダムが口火を切り『日本人の代役なら彼しかいないだろう』・・・~と、かつて映画「007/私を愛したスパイ」でのジャイアント馬場とキールとの関係をスタッフに説明し、此の(解かる人にしか解からない)一発ギャグの為だけに(わざわざ)巨漢キールを招へいしたのだった。

元々「1」で香港人であるジャッキー&ホイに日本人役を演じさせるというのも(改めて考えてみると)当時でもある程度知っている映画ファンなら普通『???』となっていた筈だし、実に奇妙奇天烈 ⇒ ヘンテコなキャスティングだったのだが(穿った見方をするなら)此の変則なキャスティング自体で(ハリウッド映画における)東洋人俳優の位置(例えば在米チャイニーズが日本人役を演じていたりと ↑ の「ベストキッド2」の解説で書いた話の様なケース)のパロディ、又は遠回しに皮肉って遣っていたのかナ?という気もして来る。(*以上、この追記には一部本文の中に筆者の憶測で書いている個所がありますので、何卒ご了承下さい)



≪2024.1.18 (木)≫

新年から正月映画(正月に観たい映画)の事ばかり書いて来ましたが、たまには時事的&プライベートな話も書こうかと。
今年も年末~新年と仕事で忙しかったのだが、ソレだけではイカン!と今年こそ正月らしく、シッカリ初詣もしないとイケナイと考えまして、1月2日(火)午前中に都内某処の(皆が知っている(?))聖域にお参りに行って来ました!。

一人では無く複数で行ったので、錯覚では無く目撃者がその場で何人もいるのですが、ウチの一行が境内に入り列に並んで順番を待っている最中=其の際の時間は全く普通の状態で何も無かったのだが・・・いざ本堂の前に来てウチらの番という処で “パラパラッと” 少量の雪が降って来たのだ。
其の雪はと云うと(よく見ると)粉雪の様なサラサラ感が有り、且つキラキラ光っている雪=要するにパウダースノー (Powder Snow) だったので、『あぁ、此れって初雪なんじゃ?』と思って周辺を見たら、皆が皆願を懸けている最中につき、目をつぶっておって全く気付いていない。『ホラ、雪だよ!雪!』っと拙者が言って初めて気付いた様で、一同『あぁ、凄い!ホントに雪だ!』~という事になったのだナ。

・・・で、皆が気付いたと思われる次の瞬間、其のパウダースノーの様な降雪がピタッと止まってしまった・・・時間にして15~20秒位の出来事だったと思うのだが、確かに1月2日午前中・東京に(微量)降雪があったのだ。
事務所に帰りTVニュースを見ても、其の日は『東京で降雪』という情報は無く・・・因みに、気象庁の公式な(2024)東京の初雪は1月13日(土) 午後5時20分頃と発表されています。此れは平年より10日遅く、昨年より11日早かったとの事。
この偶然にも(都内某処の聖域での)遭遇した初雪体験が果たして吉と出るのか???・・・何せ一年のスタートを切った次の日(微妙?)の出来事だったので、内心チョット気にしていますが。



≪2024.1.20 (土)≫

いつも朝食には、楽しい楽しいパン生活の私めも、毎年お正月はおせち料理(お雑煮込み)を食しまして、実は今年は少々値段がお高目のおせちを取り寄せまして(事情があり&時間が無くソレを買うしかなかった)自分史上初(?)位の豪華なおせちだった。
・・・イヤ、其のおせちは確かに凄く美味しかったのですが、何せ地が貧乏性なモノで(苦笑)、まぁ、あんまり豪華でない『いつものおせちの方が美味しいいナァ・・・』~と感じてしまった次第。チョット『値段がお高い』というだけで、最初っから『口に合わないゼ』と思い込んでしまっているのかも知れんがネ。

お雑煮の方は永谷園から出てる『松茸の味お吸いもの』をお椀に入れ、オーブントースターで熱した餅2個を入れるという毎度のスタイルで、此れが『サッ』『サッ』と出来上がってしまい楽なんで・・・
年越しゾバも昨年は日清の『どん兵衛 鴨だしそば』をズルズルッと食し、簡単に済ましてしまった。イヤ~~~、お正月といえば(おせちは御高目だったが)此の安っぽい(?)感じが我ながら性に合っている(?)と、つくづく実感。
振り返ってみると仕事場で新年を迎える事が多かった事から、コンナ感じの年越しになってしまったと思うのだが・・・まぁ、登山中のキャンプ=テント内で迎える新年と思って頂けると(或いは)解り易いのかも知れん。ソンナ環境で豪華な料理は二の次、三の次なのであって、安い安い(豪華で無い)おせちで十分に御馳走なのだ。

気分として餅は海苔を巻いた磯部焼きが一番好きな事から・・・こんな事を書いているから、ある方面の方からは “貧乏臭い” という印象が付いてしまっているのかも知れんが!(苦笑)、Web上だからといって何も無理してセレブのマネをする事も無いのであって、内面における身の丈の正月を迎えられれば其れが一番なのだろうと。



≪2024.1.24 (水)≫

昨日23日(火)に第96回・アカデミー賞のノミネート作品が発表となり、長編アニメーション賞部門に宮崎駿・監督作品「君たちはどう生きるか」が選出された。・・・他の候補作品は「マイ・エレメント」「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」「ニモーナ」「Robot Dreams (原題)」。
「Robot Dreams (原題)」はスペイン・フランス合作で、「マイ・エレメント」「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」「ニモーナ」はアメリカ制作。中でも「マイ・エレメント」はディズニー&ピクサー制作で(アメリカ勢の中でも)頭一つ抜けて評価が高いのだが、下馬評で今年は日本代表の「君たちはどう生きるか」オスカー獲得の線がかなり有力らしく、此れまでの長編アニメーションにおける米賞レースではニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞、ゴールデングローブ賞 etc と主要な方面で「君たちはどう生きるか」がグランプリを受賞しておる事から、此の勢いからして(ほぼ)間違いないのだろうと。

「君たちはどう生きるか」は日本での公開が昨年2023年7月14日(金)で、宮崎駿・監督作としては「風立ちぬ」(2013) 以来10年ぶりの復帰作であり、公開時には宣伝を一切しない "NO宣伝戦略" が話題(逆に大きな話題と成ったと云うべきか?)となった。
・・・まぁ、本作は公開が昨年の事なので、ある程度時間が経ったので(ぶっちゃけ)此処で書いてしまうと、毎回ジブリ作品の新作は、何かの形で話題にして来たのだが、此の "NO宣伝戦略" というのには大分戸惑いまして。
略して「君生き」に関しては、事前にあまり触れない方がイイのかナ?・・・という事で、しかし、宮崎監督(2013年に引退宣言までしてからの)完全復帰という事もあり、当処からも何らかの企画は立てなければならない。其の結果、ウェブアワードの総合TOP頁でジブリの歴代作品を(「君生き」公開までの半年間)紹介していた位で、他はコメントも何もウチからはして来なかったのだから、今此の追記が当サイトでの「君生き」初コメントと成る。

何故に?ソウまでして拘るのか???・・・宮崎監督作品とウチとの関係性はというと(その)ウェブアワード自体にありまして、何せ当方主催の此の賞は第1回・グランプリ作品が宮崎監督の「風の谷のナウシカ」(1984)、準グランプリ「天空の城ラピュタ」(1986) から始まっており、宮崎監督の引退~復帰+その復帰作がオスカー獲得か?否か?というのは(ウチにとっては他でも無い)一大事なのでありまして。・・・此の続きは26日(金)に又書きに来ます。










≪2024.1.26 (金)≫

(巷で史上初と云われている)当ウェブアワードの第1回は2009年で年1回開催からスタートしたのだが、2020年からは年2回開催となり、今年2024年も順調に2回開催と成れば~第20回、21回と回数を重ねる予定なので、流石に随分遣って来た・・・という感じはあるネ。
・・・と、思っている方が殆どなのだろうが(常連さんは勿論・御存知だろうが)ウェブアワードには前身の賞があって、正確には2001年から8年間続いた『MADF賞』というのが(小規模ではあったが)前段階に有り、実はコッチが史上初となるWeb上の国際映画賞という事になるらしいのだナ。↓

https://www.mmjp.or.jp/gigas/madf/


此のMADF賞の第8回(2008年開催)で “日本映画特集” を催し、グランプリを実写=黒澤明・監督の「羅生門」(1960)、小津安二郎・監督の「東京物語」(1953)。長編アニメ映画=宮崎駿・監督の「もののけ姫」(1997)。TVアニメ部門=宮崎駿・監督の「未来少年コナン」(1978)、高畑勲・監督の「アルプスの少女ハイジ」(1974) etc を表彰したのだが、此の『日本映画特集』がかなり好評だった為、ある方からの勧めもあり、翌2009年から装いも新たに(?)ウェブアワードとして再発進させた・・・という事でして。

MADF、ウェブアワードのドチラかが真のスタートだったとしても “史上初” だった事には変わらず、今では(新型コロナ対策 etc 後という事もあって)Web上の賞と云っても当たり前になった感があり、実に色々なジャンルのモノがある訳だが、一番最初はウチの映画賞だったというのも(自身で企画しておいて何だが)チョット『随分とド・ストレートにやっちまったゼ』~という感も無くもない。・・・まぁ、最近は悩まず開き直る様にしていますケド。(*明日27日(土)も書きに来ます)



≪2024.1.27 (土)≫

近年はウェブアワードで2001年以降に制作された映画もグランプリ、又は其れに準じた賞を獲得しているが、MADF賞時代の受賞作は全て20世紀(1901~2000年)中の作品で、此れは何故か?というと、MADF賞の基本方針として・・・ 《21世紀、22世紀に成っても残したい作品》 ・・・~というのがありまして、元々、当サイトの名前=『映画・アニメーション データファイル』というのも、其の基本方針で立ち上げた意味合いが大きかったのだナ。

『ソンナ事、実際のトコは分からないじゃないか!』~と思われる方も(中には)おられると思うのだが、此の文を執筆している私めが此のサイト&アワードを企画した張本人なので、120%間違いの無い事実なのである!(苦笑)。
拙者がWeb上で此の映画サイトを始めた頃というのは、まだまだ本サイトの様な内容 ⇒ 本運営方向の必要性が希薄だったのかも知れないが、近年はますます心配していた事が(リアルな世間で)現実味を帯びて来ている感がしていまして、要は(御客さんや、色々な人と話をしていると)ある種の映画に対しては殆ど興味が行かなくなっている・・・という事なのである。
ある一定の方向の映画に関しては『ダーーーーッ!!!』と大挙して走ってゆくが、其れ以外の異なる趣旨の映画に関しては『・・・』と殆ど沈黙してしまうという感じで、例えば98対2とか、一方に物凄く偏った(?)イナゴの群れ状態になるケースが増えて来ている様に感じるのだ。

映画というメディアは本当に多種多様な、内容の懐の深い処が魅力なのであって、中には『此れは見落としてはイケナイ!』という、2時間程度の上映時間中、内容をよーーーく吟味し観た中で、物凄く其の良さが見えて来る名画が(今となっては少数なのかも知れんが)必ず何処かの劇場で掛かっており、ソウイッタ作品を観るには、やはり、色々な趣旨の異なる映画に触れていないと “絶対に” 出会えない。
・・・しかし、ソウ “闇雲に” 出会いを求めても、上手くいかないのが世の常なので(仮に時間が空いたのなら)旧作の名画でも観て眼力を鍛えて貰いたい・・・と、そういうフィーリング、心情が、MADF時代には濃厚にあったと記憶している。
やはり映画は20世紀に誕生した総合芸術であり文化、娯楽なので、20世紀の映画には(多少でも)日頃から触れておかないと、文法というか、所作というか、何故今の映画の形、フォーマットに成っているのか?が(今一)掴めなくなる・・・という、まぁ、映画特有の感覚的な処もあるのですが、其の辺の危惧は前々からありまして。

一応ウチは専門的立場からの『勉強として』『社会(経済)の役に立つ』~といった方針では全く無く、あくまで『楽しみながら学ぶ』という映画ファン向けに最特化した(心情的)スタンスであり、過去の名画を観て行く中で映画史に詳しく成るのは “決して” 損にはならないと思うので。(*明日28日(日)にも書きに来ます)



≪2024.1.28 (日)≫

・・・と、又話が大分遠回りしてしまった感があるが、↑ でウェブアワードは「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」から始まった・・・という様な話を書いたが、よくよく考えると(ウェブアワードがスタートした2009年の)前年まで8年続いて終了した、最後のMADFのグランプリ=「もののけ姫」&(映画賞であるにも拘わらず)TV作品である1978年制作「未来少年コナン」(全26話)、1974年制作「アルプスの少女ハイジ」(全52話) を特例で表彰する枠まで設けるという事をしてから、ウェブアワードという名で再発進させているので、随分と宮崎アニメ色が濃い映画賞という側面があるのは確かなのかも知れない。(*因みに「アルプスの少女ハイジ」は高畑勲が演出と単独でクレジットされているが、宮崎監督は画面構成・場面設定=レイアウト、キャラクターデザイン etc 画方面において八艘飛びな役職を熟し、実際は殆ど共同演出の役回りだったという事らしい)

・・・こう書くと、此処は “オタクは随分と宮崎アニメ贔屓なのネ” ~と傍から思われても(或いは)仕方が無いのかも知れないが・・・(先にも書いたフレーズを繰り返す様だが)私めは本賞を企画した張本人として、本賞・黎明期の正確な処を知っており、其の立場から弁明というか、詳細を説明出来る訳なのだ・・・まぁ、冷静に考えて貰いたい。まさか贔屓というだけで此の様な宮崎作品、宮崎作品、宮崎作品、宮崎作品、宮崎作品・・・と列挙出来る筈も無く。
要するに、審査員は数多くの映画を観て来て、正当に選考した結果がこう宮崎作品、宮崎作品、宮崎作品、宮崎作品、宮崎作品・・・と列挙される形となったのだと(先ず)お解り頂きたい。賞を主催している立場上『宮崎アニメが大好きだから!』~というだけで、最高賞のグランプリにしたなんて(そんな事は)口が裂けても言えず(苦笑)、全ては公正に審査した上での事であり、実際に宮崎アニメは作品レベルが非常に高いのである。・・・(もしかしたら当たり前の事を書いている?)

此の辺はMADF時代の・・・ 《21世紀、22世紀に成っても残したい作品》 ・・・という方針が、ウェブアワードに成ってからも(審査員の中で)脈々と息衝いているのかも知れない。
宮崎アニメは正しく此の・・・21世紀、22世紀に成っても残したい作品・・・であり、こう考えて貰えれば多くの方が納得して頂けるのではないだろうか???。其の点で考えると従来の映画賞とは『大分違う』基準を設けている賞という事は云えるのかも。(*此の続きは明後日30日(火)に書きに来ます)



≪2024.1.30 (火)≫

実は私めはジブリ設立前の宮崎アニメに思い入れが(大分)ありまして、宮崎駿の劇場用映画・初監督作品=「ルパン三世/カリオストロの城」(1979) と(映画では無いのだが)同時期に制作されたTV版「ルパン三世・第2シリーズ」(1977~) の第145話「死の翼アルバトロス」(1980年7月28日(月)放送) と155話「さらば愛しきルパンよ」(1980年10月6日(月)放送) は、もし未見の方がいましたら此の三作を是非此の機会にご覧になって頂きたく・・・

「カリオストロの城」(*以下「カリ城」)の方は今でも有名なので(近年も地上波でTV放映が頻繁)、あまり此処で書く必要も無いとは思うのですが・・・(此の点だけはココで書いてしまうと)当初制作会社の東京ムービー新社は「カリ城」の監督を、TV版「ルパン三世・第1シリーズ」(1971~) で作画監督(*当時のクレジットには無いがキャラクターデザインも含)を務めた大塚康生にオファーしたらしいのだが、大塚は作画畑出身で劇場用作品の監督は未経験だった為、畑違いで未知の領域の監督業に気乗りせず、結局(作品全体の演出は)東映動画時代の後輩で、気心の知れている宮崎に任せる事となった。・・・此の大塚の判断が其の後の日本映画、アニメ画界の歴史を大きく変える切欠になろうとは。

大塚は翌年に制作された新ルパンの「死の翼アルバトロス」&「さらば愛しきルパンよ」にも(ノンクレジットではあるのだが)作画監修で参加しており、私めは(個人的に)此の大塚&宮崎コンビ時代を、“宮崎アニメの第一黄金期” と受けとっていて、(当時を知らない方の為にココも書いとかないとイケナイと思うのだが)当初アニメ版ルパンといえば大塚作画のイメージが圧倒的に強く、旧ルパンは初放映時こそ低視聴率から全23話で打ち切りとなっていたが、夕方の時間帯で放送された再放送で20%台の高視聴率を叩き出しており、此の再放送時の爆発的人気からTV新シリーズ&ソフト販売、今に続くルパン人気へと繋がった・・・という訳。此の原動力は何と云っても大塚作画のクールで躍動感のある(華麗なる)ルパン像であり、大塚無くしてアニメ版ルパンの大成功は無かったと云い切ってしまって構わないだろう。

「カリ城」直前に制作されたTVアニメ=「未来少年コナン」(先に第8回・MADF受賞という事で触れているが)も大塚作画&宮崎演出コンビで制作されており、後は宮崎がイタリアとの合作で演出したTVアニメ=「名探偵ホームズ」(1984) の一部アクション・シーンのパートを大塚が担当したのを最後に、(クレジット上 etc の公式には)コンビ解消となり、ウチで位置付けた(?)宮崎アニメ第一黄金期は終了となったのだが・・・

此の大塚作画の宮崎アニメ第一黄金期に関しては、2020年にウェブアワードが年二回開催と成った第1弾として特集しておりますので、宜しければ(未見の方は)覗いてみて下さい。↓

https://www.mmjp.or.jp/gigas/frontier/movie-award2020a

https://www.mmjp.or.jp/gigas/frontier/movie-award2020b




≪2024.2.3 (土)≫

本日は節分ですので、シッカリ夜7時台に豆まきを致しました。事務所と居住の処の二ケ所。
・・・で、此処で書くのは豆まきの事では無く、関西(大阪)発の『恵方巻』の事なんですが、御近所のダイエーで(いつの頃からか?)節分が近くなると、地下の食料品売り場の結構なスペースを恵方巻売り場で独占する様に成っていまして、・・・(当サイトのビギナー向けに書いておくと)因みにウチは関西・大阪では無く、一応は東京23区内なのだが・・・
昨今は全国的に、こう恵方巻だらけ(?)に成っているという事なのだが、此の今の状況というのはドウなんだろうね?。

豆まきは “厄を祓う” という意味合いが伝統としてある訳だが、恵方巻の方は風水が関係しているとか、江戸時代後期のお座敷遊びが起源との説 etc ... もあったりと、突き詰めると『節分に食すモノ』という信憑性が、どうも今一ハッキリしないんだソウな。唯一(気が流れ易い空間を作る為に?)年によって方向が変わる事から “風水起源説” ・・・というのが、多くに最も説得力の有る=最有力説の様なのだが、此の『風水』というのは勿論・元々が中国で5千年以上も昔に発祥した考えですし、もしソウであるならば恵方巻が中国料理、イベント的な行事として大陸=中国本土で有るのか?というと、此れが中国の何処か?というより地球上の何処にも無く、完全に世界で唯一日本だけにあるイベント&食文化という事らしいのだ。
個人的には太巻きを1本丸々食べるのなら(まぁ、仮に節分に食す行事としても)必ず一気に頰張って食べなくてはイケナイ!とか、何々の方向に向かないと絶対に駄目!!~とかとか、ソウイウ上からの制約無しに、好き勝手&マイペースによく噛んで味わいたいゾっ!と。(*明日4日(日)も書きに来ます)



≪2024.2.4 (日)≫

昨日は節分という事で色々書く事があったのですが、恵方巻のよもやま話で終わってしまって!(苦笑)。イヤイヤ真面目な話、節分という日は・・・ 《節分の豆まきは、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式》 ・・・と昔から物の本には書かれているので、実際の処、昨今の世間では節分を利用した恵方巻ビジネス(?)、又は其れに便乗した話題に浮かれておって、現象としてホント・しょーもないネ・・・と、少々 “オコ” も入ってしまったのかも知れんが。・・・まぁ、節分は(出来たら)豆まきだけ ⇒ 厄祓いに(個人的には)専念したい処ですが。

昨日は ↑ で書いて来た宮崎アニメ最新作=「君たちはどう生きるか」のアカデミー賞・必勝!を祈願して(?)2024・正月アクション映画に次いでコラージュ画を作りましたので、(豆まき後)同日早速に ≪2024.1.24 (水) 追記≫ の末尾に貼っておきました。
第96回アカデミー賞授賞式は日本時間で2024年3月11日(月)アメリカ・ハリウッドのドルビーシアターにて開催されますので、仮に「君生き」オスカー獲得!と成れば、今年のウェブアワード内 etc で、何らかの特集を組む事に成るとは思います・・・が、その受賞の発表までは「君生き」の話は封印します。(*明日5日(月)も書きに来ます)



≪2024.2.5 (月)≫

本頁のタイトルが『ミュージカル映画祭2024』となっているのに、此処まで正月(に観たい)アクション映画、宮崎アニメ等々の話ばかりで、全くミュージカル映画に(文章で)触れて来ませんでした!(^^;)。
次の追記からいよいよ昨年12月28日(木)発表となった第19回・ウェブアワード受賞作について書いていきます。
2023年は第18回の前期ウェブアワードがミュージカル映画のドラマ作品特集という事だったのですが、第19回の後期はファンタジー&ホラー etc という事で(同じミュージカルといっても)全く傾向が異なる方向に成っていると思われます。・・・何日も前から ↓ 最下部で作品画像は貼っていたので、何の作品の話を遣るか?は分かると思いますが・・・



≪2024.2.10 (土)≫

本日2月10日は旧正月という事で(本頁は新年を祝う枠でもあり)5日ぶりに書きに来ました。・・・記事を止めていた4日間は丸々休んでいた訳でなく、他の仕事を一生懸命に励んでいたのですが・・・

旧正月で改めて新年を祝うという奇特な方も(日本国内で)ソウはいないとは思うのだが、東洋では未だ旧正月で新年を祝う国が主流で、九州でも一部地域では旧正月を祝う習慣が残っている事もあり、御目出度い日であるのは確かなのだろう。
それから・・・今週は5日(月)東京で初の積雪となり、都心で1cm以上の積雪となったのは2022年以来2年ぶり。↑ ≪2024.1.18 (木) 追記≫ でも雪に関した話題を載せたのだが、今の御時世、東京で積雪と成ったというのも(個人的には)大変お目出度いと感じていまして、国連でも昨年7月『地球温暖化から地球沸騰化へ』と警告していた位に、地球の冷却化は待った無し!の必須事項という事でして。

少し前だったら『雪が降って嬉しいナァ』~なんてウッカリ発言してしまうと、ある地域の何々に対しての配慮が無いとかとか、色々リアクションがあったという事もあった様な?無かった様な?感じだったが、今となっては『雪降らずして人類に未来は無い』という位にまで(特に昨年の夏を思い返す迄もなく)なって来ているのだと。・・・まぁ、東京では4月まで降雪の記録があるので、此れからもドンドン雪が降ってほしい(*積雪がある位に冬は冬らしく寒くなってほしい)と。
・・・と、折角・今週東京で積雪があったという事で、何か其のお祝いでもするか?となりまして、ご近所のダイエーで(たまたま)半額に安売りされていた『至福のギリシャ』(日本酪農協同株式会社) という、375グラム入っているギリシャ・スタイルのヨーグルト商品を購入しまして、一昨日~昨日の朝食=其の『至福のギリシャ』を “祝・2024東京・初積雪” として、パン&コーヒーの前に結構~ドッチャリ食したのだが・・・
ギリシャ・ヨーグルトは以前何処かで食べたっけ?と想い返したのだが・・・実は正確な記憶が無いので(過去似た様なヨーグルトを少し試食した様な気もするのだが)ほぼ初体験で。
美味しかったか?ドウか?は(此の場では)内緒にしとこうかと思うのだが、過去に買って来たブルガリア etc のヨーグルトとは異なり、甘味料を一切入れなくとも全然素のままでイケたので其処は『へぇ~~~』と歓心した。肝心の其のギリシャ・ヨーグルトの御味の方向は?というと、一般的な日本で市販されているヨーグルトの方向とは全く違うので、興味のある方は是非試してみて下さい。(*明日11日(日)も書きに来ます)



≪2024.2.11 (日)≫

節分の日に関連して『恵方巻』の話を ↑ ≪2024.2.3 (土) 追記≫ で(ほんの少し)したのですが・・・記事を読んだ大阪の人(?)から今も此方に連絡を下さっている方が複数いまして・・・
私めは恵方巻に纏わるバックボーンというか、周辺のエピソードに関して違和感があると云っただけであって、何も『大阪が嫌いだ!』とか、『大阪人は東京に来るな!』とかとか(苦笑)、そういう過激な事は(意図としても)此の様な場で書く筈も無いのだし・・・
強いて要約して書くなら『恵方巻はあまり好きでない』という様な(ドチラか?というと)ネガティブな方向の事は書いたのかも知れんが、其れを大阪~関西を全面的に批判しているとするには(あまりにも)無理があるのではないだろうか?。

もっとも、本記事 ↑ で挙げた『正月に観たいアクション映画』の候補の中に、リドリー・スコット監督の「ブラック・レイン」(1989) 主題歌『I'll be Holding On ♪』も入っており、「ブラック・レイン」といえば大阪が舞台の、ロケも正真正銘・当時の大阪で大規模に撮影されたハリウッド映画なのですが・・・もし仮に、大阪が嫌いなのならリスト内に本作を入れる筈も無く。
・・・因みに私めは(ブログ時代に遡るなら)過去此の「ブラック・レイン」を『米資本×ハリウッドで描かれた、日本を舞台にした映画史上の最高傑作』~と、もうこれ以上無い程ベタ褒めした記憶があって、加えて主演のマイケル・ダグラス、高倉健、松田優作の演技も絶品!とベタ褒めだったかと。・・・こんなにもWeb上で大阪(を舞台にした映画)をリスペクトした、大阪愛に溢れた人間もソウはいないと思うのだが・・・

・・・こう書いていたら「ブラック・レイン」のコラージュ作品も作らなくてはイケナイ?という感じにもなって来たので、出来たら明日12日(月)本頁にUPしようかと思っています。



≪2024.2.12 (月)≫

新年明けて早々に遣った『2024・正月に観たいアクション映画』では無く(初の試みの)『2024・春節(旧正月)に観たいアクション映画』として映画「ブラック・レイン」のコラージュを作りましたが・・・只、春節のお薦めは此れ1本で打ち止めという事で。↓








監督はリドリー・スコットで、昨年はナポレオン・ボナパルト (Napoleon Bonaparte) という世界史上最も知られる人物の一人の半生という “大上段に構えた” 題材に挑み、其のビッグバジェット映画「ナポレオン」 ⇒ 歴史大作という硬派な内容&上映時間2時間38分の割りには世界中で大ヒットし、世界興収オープニングNo.1を獲得(但し肝心の北米では2週目の「ハンガー・ゲーム0」に阻まれ2位スタート)したのだが・・・だがしかし、日本国内でだけは何と6位発進と低調なスタートを切ったのには、何とも言葉が無い位に(個人的には)大変恥ずかしい感じもしないでは無いのだが・・・もはや日本において『映画館で歴史大作を鑑賞する』~という文化は “消えつつある” と、ソウ認識した方が良さそうだ。

・・・只、本作「ブラック・レイン」はリドリー・スコット作品の中では比較的珍しく『娯楽アクション』の側面が強く、やや気軽に観られる(純粋に楽しんで観てもイイ?)代物なのだが、確かコッチも公開時に北米で2位スタートだった(ファミリー・コメディ映画「バックマン家の人々」(1989) の1週目に阻まれ)と記憶しておるので、其処はリドリー・スコットの作風というか(*あれだけの高グレードな、今では誰もが認める映画史に残る傑作中の傑作=「ブレードランナー」(1982) 公開時の見事な大コケ具合いといい)興行面での反応も(良くも悪くも)滅茶苦茶リドリー・スコットらしい(?)という気も。(*14日(水)にも書きに来ます)



≪2024.2.14 (水)≫

因みにリドリー・スコット監督作品と、ココで主催している映画賞との相性は良いようで、ウェブアワードの前身である『MADF賞』2007年度・第7回の作品賞(グランプリ)が先に触れた「ブレードランナー」に始まって、ウェブアワード2019年度・第11回のグランプリが「グラディエーター」(2000)。2021年度・第15回のグランプリが「ブロメテウス」(2012) と最高賞を3回も獲っている。↓

https://www.mmjp.or.jp/gigas/frontier/movie-award2019
https://www.mmjp.or.jp/gigas/frontier/movie-award2021b


2000年の「グラディエーター」は本家アカデミー賞で作品賞(第73回)&ゴールデングローブ賞(第58回)を受賞している(但し監督賞はノミネートのみ)が、リドリー・スコット監督作品というと他の主要な映画賞からも “やや外されちゃってるのかナァ” ~という雰囲気(?)も前々から若干あったので、《過去にリドリー・スコット作品が3回最高賞》 ~というのは(明らかに)当映画賞の個性、特色としても差し支えないかと。
一般的な賞形式というと、其の年の前の年(過去一年間)に公開された作品が受賞対象と限定されているので、リドリー・スコット作品の様に後々評価が高くなるケースが多い場合、当映画賞の賞形式の方が(必然的に)評価が高く成るというのもある。
例えば(*注・リドリー・スコット作品限定で考えるなら)公開された時期からかなり評価が高かった「テルマ&ルイーズ」(1991) は、第64回アカデミー賞において作品賞、監督賞を含む6部門にノミネートされ、内順当に脚本賞(オリジナル)を受賞しているが、同監督作にとって此の様なケースは稀で、特に「ブレードランナー」「プロメテウス」 etc に至っては、公開当時(一部の層を除き)殆ど評価されていなかった記憶があるので、如何に時世の評価というモノは(対抗馬の強弱 etc 諸条件が絡んで来る場合も多く)意外と本幹の処で先進的な作品程『✖』とか、正当な評価を受けられていない事も少なからずあるのである。



≪2024.2.15 (木)≫

・・・と、此処からはリドリー・スコット映画列伝を続ける様な事はせず(ブログ時代は此処から先も暴走(?)して、ドンドン色々な脇道に進んで行ってしまった感もあるが)又、ブログ時代はソノ『横道』『余談』における暴走行為(?)が当処の “華” という様な事を言われた記憶もあるが・・・
只、私めも少しは大人に成りまして、↑ ≪2024.2.5 (月) 追記≫ の時点で既に・・・ 《次の追記からいよいよ昨年12月28日(木)発表となった第19回・ウェブアワード受賞作について書いていきます。》 ・・・と載せているのに、ソノ後にも積雪の話とか、「ブラックレイン」、ギリシャ式ヨーグルトの話までして(苦笑)。横道に逸れるにしても程がある事に気付きました。

・・・まぁ、此処までは長い前振り、余興と受け取って貰えると助かります。(一部読みに来て下さっている方との対話は必要(?)と雑談風にした処もありましたが)此処から先はウェブアワードの話に専念したいと思います。
当処アワード開催の時期は、新年、春、夏場、秋と色々なタイミングを渡り歩き遣って来ましたが、12月28日と歳末中の歳末に開催したというのは初めてで、此の時期に賞の授与式らしきイベントを遣っているのは、日本国内だと他に国民的歌謡祭=『日本レコード大賞』位なのだろうから!(苦笑)・・・勿論、主だった映画賞のイベント開催時期としても珍しかったのでは?と。
内心は日本国民、世界中の皆さん年末で大変忙しいのだから『ドレだけ観に来て貰えるのかナ?』という心配もしていたのですが、意外にも過去最多の集客を記録しまして(デーマが『歴代ミュージカル映画』だったから(?)というのもあるのだろうケド)。此れは(灯台下暗しで?)意外な鉱脈を掘り当ててしまった感もあり。(続きは18日(日)頃書きに来ます)



≪2024.2.18 (日)≫

2023・後期ウェブアワードのテーマは『ファンタジー&ホラー etc のミュージカル映画』という事で、5月27日(土)発表となった前期はドラマ(&コメディ)作品だった事から、同じミュージカルというジャンルでも、同年で180度傾向の異なった作品群を表彰した訳なのですが・・・年2回に分け大量表彰(?)したにも拘わらず、涙を呑んで大量落選(?)を出してしまったのには、(『仕方が無い』と思いつつも)複雑な思いもありまして。
それだけ此のミュージカル映画という枠は多種多用有り且つ傑作揃いで、(喰わず嫌いでミュージカルに抵抗感があるという方にも)是非・辛抱強く何本か観て頂ければ『こんなにも面白いジャンルだったのか?!』~と、大体は(高い確率で)お好みの作品に当たると思うので。

実は今回あまりにも候補が多かったので “実話物” のミュージカルは完全に外していまして、例えば「シカゴ」(2002) や「オール・ザット・ジャズ」(1979)、「サウンド・オブ・ミュージック」(1965) etc の様に実話がベースと成っている劇映画に関しては『別の機会に』という事にしました(要するに今回受賞した全てはフィクション作品という括り)。
・・・只、(正直に書いてしまうと)実は “実話物” に多少掠っている作品も今回数本受賞させていまして、1本は「シェルブールの雨傘」(1964) や「ロシュフォールの恋人たち」(1967) の脚本・監督で知られるジャック・ドゥミが、1971年に撮った「ハメルンの笛吹き (The Pied Piper)」は、グリム童話にも出て来るドイツで伝承されて来た民話=『ハーメルンの笛吹き男』を題材にしておるのだが、此れはどうもドイツに在る(実在の町)ハーメルン (Hameln) で起きた(実際の)事件が発端となっているらしいのだナ。

・・・只、しかし、其の事件を基に14世紀から17世紀にかけての出来事、時事が伝承に次ぐ伝承として加えられていまして、要するに(長期に亘っての)合わせ技として出来上がったのが此の寓話なのであり、此処まで来ると(かなり)フィクション要素の方が強いと当方で判断しまして。
映画「ハメルンの笛吹き」は今回、脚本賞(脚色)を受賞しておる訳なのだが・・・(残念ながら)本作は日本国内で劇場未公開だった事もあり、世間的にはあまり知られていないのではないのかナ?と。
脚本はアンドリュー・バーキン、ジャック・ドゥミ、マーク・ペプローにより書かれているのだが、兎に角、此の脚色が大変巧く出来ているので、もし本作を観られる機会があったなら(是非)一度チェックしてみて下さい。



≪2024.2.21 (水)≫

今回受賞した中で “実話に掠っている” モウ1本を挙げるとすれば、アラン・パーカー脚本・監督作品で同氏の監督デビュー作でもある「ダウンタウン物語 (Bugsy Malone)」(1976) なのだが、 此の作品は日本で劇場公開されてはいるのだけれども、今となっては未見の方、又はタイトルさえ初耳の方が多いのかも。
・・・というのも、本作は恐らく今のTV地上波 etc では放映が難しく、只、拙者が子供の頃の1979年2月11日(日)には、映画評論家の淀川長治が解説を務めていた『日曜洋画劇場』枠内、堂々ゴールデンの時間帯で放映されており(私めは其の際が初見であったのだが)当時の感覚でも『表面的にはマイルドな様で結構~際どい内容じゃん!』~という印象だったのだナ。・・・詳しい事を書くとあらゆる面でネタバレになるので(此処で)多くは書きませんが、“アメリカ禁酒法時代の暗黒街(ニューヨーク)を舞台に描かれておって、キャストはジョディ・フォスター以下全員16歳未満の子役で配役されている” と此れだけ書けば、如何に本作の手法が斬新&革新的だったのか?其の一端が解ると思います。
本作はイギリスとアメリカの合作なのだが、英題と主人公の名は「Bugsy Malone」=「バグジー・マローン」なので、もしかしたら世間では少なからず『実在した大物マフィア=バグジーの若かりし頃の話?』と誤解されソウな処なのだが、本作はバグジー(本名:ベンジャミン・シーゲル (Benjamin Siegel))とは全く関係無く、強いて書くなら主人公の名前だけ「バグジー」と(作品全体のイメージの為?)拝借したに過ぎない様である。

本追記冒頭で『実話に掠っている』と書いた理由はというと、本作のストーリー自体が禁酒法時代のNYとシカゴで起きた出来事、具体的にはアル・カポネ (Al Capone) やバッグス・モラン (Bugs Mora) などの実在のギャングが行った悪行について、大まかに基づいているからであって、(先に触れた映画「ハメルンの笛吹き」と同じく)複数の事件、時事とを合わせた(*『実話を参考にした』と説明した方が解り易い?)合わせ技として完成させたのが本作なのであって、更に此方は全キャストを子役で揃え&ミュージカル仕立てにしてしまったという、高度に当時の米社会情勢&裏社会を風刺してはいるが(歴代ギャング映画のパロディも多目の)物語メインの内容であり。・・・まぁ、要するに本作に関してもフィクション要素が濃い為、『実話物では無い』と判断し今回受賞対象とした・・・という訳。



≪2024.2.24 (土)≫

「ダウンタウン物語」に関してはモウ少し補足すると、第30回・英国アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む8部門にノミネートされ、ジョディ・フォスターが助演女優賞と最優秀新人賞、アラン・パーカーが脚本賞を獲得し全3部門を受賞し、第29回・カンヌ国際映画祭においてはOP上映され、マーティン・スコセッシの「タクシードライバー」(1976) とパルム・ドールを競った。又、アメリカの第34回・ゴールデングローブ賞でも作品賞(ミュージカル・コメディ部門)を含む3部門でノミネートされてもいるが、主にヨーロッパでの評価の方が高いとしてイイのかも知れぬ。
先に『本作は全キャスト16歳以下』と書いたが、同キャストで唯一受賞したフォスターは撮影時13歳で、本賞今回のテーマである 《ファンタジー&ホラー etc のミュージカル》 となると、子役の演技が駄目だと全体がグダグダになってしまうというか、確かに名作ミュージカルとされるファンタジー映画の場合(多くが)子役次第だったと断言しても差し支えないかと。 これだけ名子役が作品の全てを引っ張るジャンル・・・というのも他ではナカナカ無いとは思うのだが、米アカデミー賞にはかつて子役賞 (Academy Juvenile Award) というのが特別賞扱いで在り、主にミュージカルに出演した子役が表彰されていた経緯がある。それだけミュージカル全盛であった往年のハリウッドでは所謂 “子役スター” の存在が一際大きかったのである。

当主催の本賞で冠にも成っているジュディ・ガーランド (Judy Garland) は、1939年の17歳時に此のアカデミー子役賞を受賞している。今だと17歳で子役???と思われるだろうが、確かに(此の子役賞は1960年の第33回・アカデミー賞内における、子役賞としては10回目の表彰を最後に廃止されたのだが)26年間・歴代総勢12人いる受賞者の中ではガーランドの17歳が最年長。・・・因みに最年少は1934年の第7回・アカデミー賞で受賞している、当時6歳だった子役賞・初代受賞者=シャーリー・テンプル (Shirley Temple)。



≪2024.2.28 (水)≫

ジュディ・ガーランドは「オズの魔法使 (The Wizard of Oz)」(1939) 撮影時は16歳で、主人公ドロシーは何と11歳(日本の学年で云うと小学5,6年生)の設定という事なので、此の年齢の差を全く感じさせない位に随分と上手く演じていると感じます。
当初・MGMは(先にも触れた)既に大の売れっ子に成っていた名子役=シャーリー・テンプルをドロシー役に起用する計画だったが、テンプルが所属していたフォックスとの交渉(MGMはフォックスから一時的 ⇒ 1本のみの契約でテンプルをレンタルする手筈だった?)が決裂した事で、13歳からMGM所属のガーランドにお鉢が回って来たのだった。テンプルは当時10歳だったので、ドロシー役の年齢設定とドンピシャだったのだが、其の分正に(突然とも云える)大作に抜擢されたガーランドの演技力、スター性が試される事と成った・・・という訳なのだナ。

時が大分経った今考えると、此のアクシデントが大ミュージカル・スター=ガーランドを生んだと云っても過言では無く、正に映画界の勝利の女神がWで微笑んだ瞬間だったのだろう。MGMに偶然所属していたガーランドの強運もあったのだろうが、先に触れたオスカーも獲得する程の名演で、作品を大成功に導いた。・・・恐らく当初のキャスティング通りだったのなら、こうは行かなかったのでは?とも考える。
「オズの魔法使」監督のヴィクター・フレミングにとっても当たり年で、同年公開の監督作=「風と共に去りぬ (Gone with the Wind)」(1939) は作品賞、監督賞を含む10部門を受賞(他に制作のデヴィッド・O・セルズニックが個人で受けた『アービング・G・タルバーグ賞』も含めれば11部門を受賞したという事になる)という、当時アカデミー賞の最多受賞記録を作った程の大成功で、「オズの魔法使」(1939年8月25日(金)公開)と「風と共に去りぬ」(1939年12月15日(金)公開)という不朽の名作がたて続けに、同監督作品として公開され批評家から高評価&興行としても超が付く大ヒットと成ったというのも前代未聞で、何から何まで上手く行った年・・・という印象だが。



≪2024.3.3 (日)≫

映画「オズの魔法使」というと劇中ドロシーが唄う主題歌=『虹の彼方に (Over the Rainbow) ♪』のイメージが強く、演じたジュディ・ガーランドの人生ともイメージがオーバーラップしていたという、妙に(ファンタジーというジャンルだけに)奥深く、且つ神秘的でもあるのだが、此の曲は作詞がエドガー・イップ・ハーバーグ (Edgar Yip Harburg), 作曲がハロルド・アーレン (Harold Arlen) によるモノで、特に歌詞の内容・・・ 《何処か、虹の向こうに空がとても青く、信じていた夢が全て叶う場所がある ♪》 や、《もし、幸せな小鳥達がその虹を超えて行けるなら、私にもきっと出来る筈 ♪》 ・・・~と、子供の頃此の曲を聴いた時は正に『おとぎの世界』に憧れる少女の唄(?)という認識だったのだが、(勿論・幼い子らにとってはソレで良いのだが)拙者もイイ歳の大人と化した今と成ると、以前より大分『虹の彼方に=オーバー・ザ・レインボー』の意味合いが解って来た様に感じる瞬間もあって。
あまり此の『感じる』というのを具体的に(此の場で)解説してしまうというのも気乗りしないというか(苦笑)、其れこそ本作を鑑賞した方其々で解釈した方が何百倍も正しいと思うし、是非本編を観て頂いて(其々で)『虹の彼方に』論を出していってほしいのだが・・・

・・・まぁ、しかし、本賞で本作「オズの魔法使」に最高賞のグランプリを授与した、責任者の一人では『確実に』ある訳で。私めが此処で “黙して語らず” で何も論じないというのは無責任とも考えまして。
米アカデミー賞の発表も迫って来たので、其の前に(此方なりの)『虹の彼方に』に対する解釈を出そうかと。(此の続きは3月5日(火)に書きに来ます)



≪2024.3.5 (火)≫

先日、映画「オズの魔法使」主題歌=『虹の彼方に ♪』の本サイト&ウェブアワード独自の解釈を、此処の場で『3月5日に載せるヨ』・・・~という様な趣旨で書いたのですが、ソノ追記を読んだ一部(?)読者から “待った!” が掛かりまして。
別に偏狭な「オズの魔法使」解釈を書くつもりは無かったのだが、丸一日考えた結果、やはり(先にも書いた様に)映画を観た方其々の解釈を尊重した方が良いと判断しまして、当方からの解釈の公表は止めておいた方が賢明なのかナ?と。
・・・まぁ、映画「オズの魔法使」自体が1939年と大分昔に制作されていまして、昨年の12月28日の発表 ⇒ グランプリ受賞の時点で(ノミネートの発表はその約1ヶ月前だが)初めて「オズの魔法使」というファンタジー作品の存在を知ったという、映画ビギナーの方も少なからずいるのだろうと。・・・此処で私めが色々と講釈すると、多岐に渡る面で未見の方に対し大きなネタバレ行為を犯してしまう???という恐れもありまして。
・・・と、そういう訳でして、本日は結局何も書かない(?)という事にはなったのですが!・・・此の本日『何も書かない(書けない)』という事が、主題歌『虹の彼方に ♪』における歌詞内容の重要性の顕れであり、作品全体の肝の部分だからなのであり、・・・其の点に注視して映画を観て貰えれば、何も此処で拙者が解説しなくとも・・・と、結論としてはそういう訳なのだが。
時には(先日も書いたフレーズ)『黙して語らず』~が何よりも雄弁(?)という、そんなケースもありまして、今回は其の希少な例であったのかも知れん。



≪2024.3.8 (金)≫

本日未明に東京では雪が降りまして、午前7時から9時にかけて積雪が1cm に成ったとの事で・・・実は本日たまたま ↓ で既に画像をUPしていた「アナ雪」の話題に移ろうとしていた矢先だったので、(朝起きた際に窓から見えた雪景色を見て)妙にタイミングが良過ぎで、なんだかなぁ・・・と(苦笑)。
折角・雰囲気も良く書く環境も整ったのだし、このまま「アナ雪」話に移行してもイイ処なのだろうが、・・・まぁ、こんなにタイミングが合う ⇒ 記事内容と現実がシンクロするというのも、まるで『嘘』な感じもあり(苦笑)、本日は(前回に引き続き)記事を止めておきまして、明日9日(土)書きに来ようかと思っています。














≪2024.3.9 (土)≫

ファンタジーというジャンルには色々な方向の作品が在るのだが、オーソドックスには現実社会の “写し鏡” の様に成っている作品が多く、おとぎの世界という別世界を描いてはいても、作家の意図としては現実に起こった社会現象、時事的な事柄の風刺、又はアイロニーが目的であり、其れを表現する為に比喩を用い語っているのであって、恐らく純粋なファンタジー程ソウイッタ要素が強いと思われる。
・・・只、原作に当たる児童文学(童話)と映画との関係になってくると、ソノ辺が大分複雑になって来まして、明日10日(日)からはソノ辺の解説をしていきたいと思います。



≪2024.3.10 (日)≫

映画の場合は視覚という要素が強い為、原作が在った場合には(文学の場合)文章、文体で表現された読み手其々の解釈、想像力という翼が制約される訳で、ファンタジーというジャンルで映画化する際の困難さは、ソノ辺にハードルの高さが出てくるモノと考えている。
先にも触れた『Over the Rainbow (虹の彼方に) ♪』という主題歌だが、此の歌詞の内容は(曲の様に『明確には』)原作には出て来ない文言なので、ジュディ・ガーランド演じるドロシーが劇中の序盤に此の『Over the Rainbow』の歌詞内容で唄ってから、物語がスタートしておる処が、映画「オズの魔法使」が名作たる所以の一つであるのかも知れん。

「アナ雪」でも作品全体を象徴するかの様な『Let It Go (レット・イット・ゴー) ♪』という主題歌が在り、此方は序盤では無く(やや)中盤に差し掛かる時点で、主人公の一人=エルサによって唄い上げられるのだが、両作共にミュージカルの強みは何と云っても此の歌詞(文学的ともいえるポエム)を曲という翼に乗せ羽ばたかせる事が出来る事で、恐らくミュージカル以外では比例が思い当たらない程のある種の解放感 ⇒ エンターテインメント性が生まれる。

・・・と、申し訳ない。本日はタイムオーバーで此処まで!。明日11日(月)は米アカデミー賞の発表がありますので、明日はその件に関しての為に書きに来ます。



≪2024.3.11 (月)≫

映画「君たちはどう生きるか」が日本時間で本日11日(月)(米時間では10日(日)の夜)行われた第96回アカデミー賞・授賞式にて長編アニメーション映画賞を受賞!。

当頁では 《必勝祈願》 という意味合いで、ノミネートが発表された当日に『君たちはどう生きるか・コラージュ』まで(意気込んで)作ってしまっていて(苦笑)、ウチなりに力を入れていただけあって(* ↑ ≪2024.1.24 (水) ~ ≪2024.2.4 (日) 追記≫ を参照)、正直な処、無事受賞したのには安堵して真面(マジ)に『ホッ!』としたというか、イヤイヤ、大変良い結果で、関係者の方々、作品を応援していた方々、本当におめでとうございます。

・・・記事内では(オスカー獲得は)『ほぼ確実』という様な事も書いていましたが、実際の処は蓋を開けてみないと解らない処もありまして・・・
まぁ、ブログ時代の以前から記事を読んでいる方は知っていると思うのだが、私めの予測の勝率は高い方だったと思うのだけれども、過去大きいのを外してしまった事も確実にあった訳で。今回が其のケースにならなかった事が本当に嬉しく。(明日12日(火)も書きに来ます)



≪2024.3.12 (火)≫

(書くのが少し遅れたが)映画「君たちはどう生きるか」は日本時間で2月19日(月)に行われた第77回・英国アカデミー賞 (British Academy Film Awards) でも長編アニメーション賞を受賞しており、実は前段階でコッチを獲得していたのも大きかったのかも知れない。
英国アカデミー賞は日本のメディアでは殆ど報道されないが、過去に色々独自の選考をしておりまして・・・例えば2016年の第70回では「ズートピア」(2016) ではなくて、トラヴィス・ナイト監督の「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」(2016) が受賞していたり、2019年の第73回では「トイ・ストーリー4」(2019) ではなくて、セルジオ・パブロス監督のスペイン産・Netflix映画=「クローズ」(1019) に賞をやってみたりと(*注・毎回ではないが)時折 “ちゃぶ台返し” をする事で知られており。

中でも一番驚いたのが2014年の第68回で、「ベイマックス」(2014) ではなくフィル・ロード&クリス・ミラー監督の「LEGO ムービー」(2014) が獲っているので、かなり中身をシビアに吟味して選考しているのが解る。・・・只、この年は高畑勲 監督の「かぐや姫の物語」(2013) が選考対象であったのだが、英国アカデミー賞ではノミネートからも漏れているので、其の点では大変残念ではありましたが。(此の続きは14日(木)に来ます)



≪2024.3.14 (木)≫

米の大きなアニメ賞であるアニー賞 (Annie Award) 授賞式が日本時間で2月18日(日)開催され、此方は作品賞を「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」(2023) が獲っており、此の作品は「スパイダーマン:スパイダーバース」(2018) の続編で、シリーズ「1」「2」共にアニー賞の最高賞=作品賞を獲得した事になる。・・・スパイダーマンは皆が御存知の通り『マーベル・コミック』原作の人気コンテンツであり、(個人的な感想を書くなら)アメリカのアニメ賞なのだから作品賞W受賞は順当なのかも知れんのだが・・・ソウ独占せずとも(今回「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」が最多7部門受賞に輝いた)他のオリジナル作品、アート志向の作品 etc にも機会を・・・と、どうしても考えてしまう。(*只、とはいっても、本賞でコミック原作のアニメーションの作品賞受賞は異例で、歴代で此のスパイダーマン・シリーズのみではあるのだけれども)

・・・まぁ、しかし、よくよく考えると、実際の処は此の今年のアメコミ然とした結果が、米アニメ賞の(無理の無い)普通の情景であり、本来の国民的感覚と見てイイのかも知れんネ。・・・と、(今年のアニー賞を見ていると)米&海外の映画賞全般で「君たちはどう生きるか」の様な邦画&オリジナル作品が堂々ノミネートされ、賞レースの先頭を走っている事自体が、如何に特別扱い・・・イヤ、大分公平に扱って貰っていると考えた方がイイのかも知れぬと、ソウ思えても来るのだナ。

ソウソウ、これは書いとかないとイケナイ!『第51回・アニー賞2024』で「君たちはどう生きるか」が無冠であった訳ではなく、絵コンテ賞と、キャラクター・アニメーション賞を受賞!。
加えて長年宮崎アニメの音楽を担当して来た、映画音楽界の巨匠=久石譲さんに対し、アニメ界への長年の貢献を讃えるウィンザー・マッケイ (Winsor McCay) 賞が贈られました。



≪2024.3.21 (木)≫

昨日3月20日(水)は『春分の日』で、一年の内で昼夜の時間がほぼ同等となる特別な日であり、12星座が巡り始める “ ファースト・デイ” でもある事から、宇宙空間で云う正月=『宇宙元旦』と呼ばれているソウで、宇宙からの視点で見ると此の『春分の日』から一年が始まるんだソウな。
こう書くとSF界隈の話をしている様でもあるのだが(苦笑)、天文学の世界でも此の日からがスタートとされているので、云わば(ある意味において)人類、地球規模での正式な正月は昨日という事なのだろう。

当頁は新年を祝うというのが、ブログ時代からの元々の趣旨なので(記事タイトルは『ミュージカル映画祭2024』と銘打ってはいるが)、頁バックのデザインを考えても今が正真正銘に『あけましておめでとうございます』~としてイイのかも知れん?。
・・・という冗談は此処までにしといて、もうソロソロ本記事も終わりに近づいて来ましたが(現在リアルに仕事との『二足の草鞋』状態が長く続いている大忙しな事もあって)、此れからは締めに入ります。
今週中に『第19回・ウェブアワード』頁下部で開催する、ミュージカルの長編アニメーション作品 ⇒ ノミネート12本を発表しますので・・・其の発表が(記事も大分長くなりましたので)締めになるかと。続報は各種BBSにおいても報告。

・・・予測通り「君たちはどう生きるか」がオスカー獲得の場合、2024年度・ウェブアワード前期&後期のテーマも其の仕様にします・・・~と、↑ で宣言していましたので、現在どの様な形にするか?思案中です(此れから発表する 《ミュージカルの長編アニメーション作品 ⇒ ノミネート12本》 とは別件)。
両件共に今週中には告知出来ると思うので、其方の追記をチェックして頂けると助かります。



≪2024.3.23 (土)≫

昨日22日(金)に ↑ で触れた『歴代・長編アニメーションのミュージカル作品』のノミネート作品12本が発表になりましたので、此方でも告知します。↓

https://www.mmjp.or.jp/gigas/frontier/movie-award2023b-GARLAND-AWARDS-nominates


各賞の発表は来月4月の下旬を予定していますが、各賞発表までにノミネート作品をあと何本か追加していきますので(最終的な作品数は今の処未定)、4月下旬の発表まで時々 ↑ 頁をチェックして貰えると助かります。

ミュージカルとアニメーションの関わりは古く、長編アニメーションとしては(今回のノミネートにも入っている)1941年制作の「バッタ君町に行く (Mr. Bug Goes to Town)」が本格的なミュージカル・アニメ作品として史上初とされています。
「バッタ君町に行く」の脚本・監督はデイヴ・フライシャーで、制作は実兄のマックス・フライシャー。アニメ業界におけるフライシャー兄弟の業績は甚大で、宮崎駿も大きな影響を受けた一人として知られています。
作品自体は流石!元祖・ミュージカル長編アニメという貫禄で、アニメーション本来の楽しさを謳歌した神々しい雰囲気で一杯なのですが、実は其れとは裏腹に『舞台裏』はというと “しっちゃかめっちゃか” だった。本作制作中に兄弟同士で大喧嘩となり、完成した作品も興行的に大失敗という憂き目に遭ってしまい、兄弟としての活動としても本作が最後になるという散々な顛末を迎えた(因みに、実写映画「海底二万哩」(1954) や「ミクロの決死圏」(1966)、「トラ・トラ・トラ!」(1970)、「ソイレント・グリーン」(1973) etc という傑作を監督した事で知られる故リチャード・フライシャーは、本作「バッタ君町に行く」でプロデューサーを務めたマックス・フライシャーの実の息子)。

・・・只、今「バッタ君町に行く」はアニメ映画史上に輝く傑作と讃えられており、フライシャー兄弟もアニメーションの黄金期を支えた先駆者として、非常に高く評価されている訳で、本当に時世の評価というのは分からない処もある・・・という事なのだが。(明日24日(日)も書きに来ます)



≪2024.3.24 (日)≫

米アニメ会社というと今だとディズニー&ピクサー、ワーナー、ドリームワークス、ソニー etc etc ... と、業界に疎い方でも何社か瞬時で思い浮かぶと思うのだが、黎明期には代表選手として此のフライシャー兄弟が設立した『フライシャー・スタジオ (Fleischer Studios Inc.)』が(際立った形で)並んでいたのである。

サイレント映画時代の1919年に産声を上げたフライシャー・スタジオだったが(*因みにディズニー・スタジオの設立は1923年10月16日(火))、当初からライバルのディズニーに対し後塵を拝す存在だった様で、フライシャー初の長編作品である「ガリバー旅行記(Gulliver's Travels)」(1939) 制作の根拠は、1937年にディズニーがカラー作品としては史上初の劇場用長編アニメ=「白雪姫 (Snow White and the Seven Dwarfs)」を大成功させた事による為であり、それまで短編アニメのシリーズ物のみを制作して来たフライシャーにとっては、大きな挑戦状だったに違いない。
「ガリバー旅行記」はヒットしたものの(世間の)「白雪姫」に対しての評価には遠く及ばず、此の無理が祟ったというか、ディズニーと(やや)同方向の作品を目指した大方針が、後に崩壊へと向かって行ってしまった一番の要因なのかも知れない。恐らくディズニーらしき会社は本家ディズニー1社だけで十分(だった)という事なのだろう。

只、ディズニー側としてはフライシャーを高く評価していた感も見受けられ、先に触れた「海底二万哩」という大作を映画監督に成っていたリチャード・フライシャーに任せる等、かなりのリスペクトがあったのだと推察する。
会社は倒産したものの、(主に短編作品で登場した)フライシャー印のキャラクター群は生き続け、(実は此の点がミソなのだが)深い処で今やエンタメ界はフライシャーが撒いた種により育った実だらけに成った・・・~と、其の視点で業界を見渡すと(今までの認識とは)大分景色が変わって見えて来るのではないのかナ?と。(次は28日(木)に書きに来ます)



≪2024.3.28 (木)≫

昨日27日(水)にウェブアワードTOP頁を更新したのですが、此の頁の下部スペースにおいて3ケ月に1回の入れ替えで、過去の受賞作を再表彰する特設コーナーがありまして、今回の4~6月期間内は2001年に制作された「千と千尋の神隠し」をピックアップしました。
ウェブアワード受賞作といっても、本コーナーの再表彰は(現段階の此れまでは)グランプリ、準グランプリ、審査員特別グランプリ~の上位受賞作品が対象で、「千と千尋の神隠し」は2012年開催の第4回・ウェブアワードでグランプリを獲得している事から、今回再表彰の運びと成りました。↓

https://www.mmjp.or.jp/gigas/frontier/


此の企画は『時の人』というか、其の時期の時事的なニュースと作品テーマが符合した場合が一番多く、ウチの場合は(『時の人』というより)『時の作品』との意味合いが強く成るのだが。・・・又はソウイッタ時節的な事柄とは全く関係無く、前期や前々期の作品との関連性でピックアップする場合や、当サイトで特集した記事を対象にした場合も過去に一部ありましたが・・・今回は ↑ ≪2024.3.11 (月) 追記≫ で書いた通り宮崎駿・監督の「君たちはどう生きるか」が、今月(米時間では10日(日))行われた第96回アカデミー賞・授賞式にて長編アニメーション映画賞を受賞したという事もありまして、同監督の作品繋がりで同部門のオスカー初獲得の「千と千尋の神隠し」にフォーカスしました。 此の企画はウェブアワードの前身である ↑ ≪2024.1.26 (金) 追記≫ でも触れた『MADF賞』TOP頁 etc とも連動していて、3ヶ月間は取り上げた作品が『時の作品』という事で告知されます。

↑ ≪2024.2.4 (日) 追記≫ と ≪2024.3.21 (木) 追記≫ で・・・『予測通り「君たちはどう生きるか」がオスカー獲得の場合、2024年度・ウェブアワード前期&後期のテーマも其の仕様にします』・・・という様な事を書いていますが、此の再表彰の話とは別でして、ソッチの方は今思案中です。
↑ ≪2024.1.30 (火) 追記≫ で触れた、2020年の第12回&13回ウェブアワードにて特集した日本アニメ界のレジェンド=大塚康生・特集が大分好評でしたので、・・・まぁ、Web上で大塚康生・特集を強行したというのも、今考えると我ながらかなり思い切った(?)希代の企画だったと思いますが(当の大塚氏は残念ながら翌2021年3月15日(月)に逝去)運良く生前(ギリギリ間で合ったという感じでしたが)に開催出来たのも一定の意義はあったと考えているので、今回も日本至高の旧『東映動画』出身アニメーター特集にしようか?と、現在他の方向も含めて色々調べています。

「千と千尋の神隠し」前の今年1~3月期は「ウエスト・サイド物語」(1961) だったので、30日(土)にはソノ話を書きに来ます。



≪2024.3.30 (土)≫

記事タイトルが『ミュージカル映画祭2024』なので(強引に?)ミュージカルへ話を戻しますが・・・ 「ウエスト・サイド物語」は第18回・ウェブアワードの(コンペティション部門とは別の)アワード内アワード=『ジュディ・ガーランド生誕100周年記念杯』でノミネートされていたのですが、本作は色々な意味合いで大変人気が高く、本サイトに来られている方も『「ウエスト・サイド物語」をトップに』~と大きく期待する声もあったと聞き及んでいて(勿論拙者も責任者として知ってはいたのだが)以前から本アワードを御覧になっている方は御存知の通り、本作は2020年の第12回のコンペティション部門で『審査員特別グランプリ』を受賞しており、ソウ何度も同一作品に対し繰り返し大きい賞を差し上げるのも???、他のノミネート作の機会を奪うモノと考えた処も???・・・という様な議論が内々であったのは事実。

・・・それに加えて、冠となっている『ジュディ・ガーランド生誕100周年記念杯』~という性質上、(コンペティションの選考とは異なり)ある種の “ジュディ・ガーランド的な” 個性を付けた形にしたかった・・・という様に拘った事もありまして。
結果として本賞はグランプリが「巴里のアメリカ人」(1951)、準グランプリが「オリバー!」(1968)、審査員特別グランプリが「シェルブールの雨傘」(1964) ~という形になりました。(続きは明日31日(日)に書きに来ます)



≪2024.3.31 (日)≫

「巴里のアメリカ人」は日本国内の一般的に未見の方が多いのかも知れんが、映画ファンなら御存知の方が多いかと。「オリバー!」の方は今でも広い層に観られていると思うのだが・・・
ジュディ・ガーランドは子役出身なので、「オリバー!」のオリバー・ツイスト役=マーク・レスターが主演というのも本賞にピッタリで、賞の趣旨、方向としては此方をグランプリにしても可笑しくない程で。
・・・只、映画本編をジックリ観た方はお気付きと思うのだが、キャロル・リード監督の演出意図としては、ドチラカ?というと、スリ集団の親玉フェイギン役=ロン・ムーディーの方に重きを置いている様に見えるので、此の影の主役あってこその “オリバー・ツイスト” という事は忘れてはいけないと。
「オリバー!」の基本はイギリス映画なのだが(資本的には米との合作)米アカデミー賞で作品賞を獲得している名作中の名作なので、未見の方は一度は観ておいて損はないと思います。(以前はこんなにも予算を掛けた子供向けミュージカル映画があったのだと、中には驚かれる方もいるかと)

・・・それから本日、総合TOPを4月仕様に更新しまして、4月の名画座ファイルは『刑事(デカ)映画』第1弾として、好評なら3ヶ月此のシリーズを続ける予定。↓

https://www.mmjp.or.jp/gigas/movie/pocket24









































『東京リアル・モデル探訪』 TOPはコチラから

- Exploring Tokyo Real Models TOP -





awards@tokyo.email.ne.jp


Copyright c 1999 - Air Online Comics JG “東京リアルモデル探訪” Exploring Tokyo Real Models. All rights reserved.