東証一部上場の東京急行電鉄(株)(越村敏昭社長、東京都渋谷区)はこのほど、連結子会社が経営する白浜ビーチゴルフ倶楽部(18H、和歌山県田辺市)を11月末付けで売却すると発表した。
東急電鉄が所有する同ゴルフ場の土地・建物等の資産と運営の(株)白浜ビーチゴルフ倶楽部の事業全てを譲渡するもの。
売却先は、(株)ほっかほっか亭総本部(東京都港区)の田渕道行代表取締役個人が出資する南紀観光(株)(東京都港区)グループの「南紀開発」で、9月中旬に売買契約を締結した。なお、譲渡代金については明らかにしていない。
同GCの個人・法人会員を含めた在籍会員約700口の預託金については、全て東急電鉄が返還するとしている。
東急電鉄本社では、今回の売却について「東急電鉄沿線での事業集中を計画する中、他事業とのシナジー効果を期待できないと判断したため」と説明している。
ちなみに、既報通り、同GCは今年8月10日から名義書換を停止し、その際に「今年で開場40周年を迎えるため、会員の名簿を整理することになった」と説明しており、今回の売却については明らかにしていなかった。
なお、12月1日より同GCを傘下に収める南紀観光グループは、今年6月にも西武グループの金ヶ崎GC(18H、岩手県)を取得しており、今回を含めると那智勝浦GC(同、和歌山県)など傘下コース数は6コースとなる。
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東急電鉄の連結子会社・(株)白浜ビーチゴルフ倶楽部は、平成20年1月24日、臨時株主総会で解散を決議。前述の通りゴルフ場の資産及び運営権を南紀観光(株)に売却したため。
↓↓↓ 平成26年11月27日追加
白浜ビーチゴルフ倶楽部、平成27年3月末で閉鎖し跡地にメガソーラー計画
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