Hiroshi Fushida in Racing Paradise
鮒子田 寛氏 スロットレーシングに挑戦 !?

TOP : Hiroshi Fushida enjoyed a slot racing at a Racing Paradaise in Todoroki.

 春間近の気候とも感じてしまいそうな2月11日、2年振りにあの鮒子田 寛氏とお会いする事が出来ました。実は本年度からMSL CAN-AMチャレンジカップレースの冠に名前をお借りして「MSL CAN-AM Challenge Hiroshi Fushida Cup」としてスタートする事になったのであります。ご存知のように鮒子田氏は1970年に日本人として初めてCAN-AMレースに参加した経緯を持っておられます。また、あのル・マン24時間レースにおいても1973年にこれまた日本人として初めて生沢氏と共に挑戦されています。その栄誉あるネームをお借りしてスタートする今年のMSL CAN-AMシリーズは昨年以上に盛り上がる事請け合いではないかと密かに期待している私であります。
 そのHiroshi Fushida Cupの仕掛け人の一人であります田村氏のアイデアで、是非一度鮒子田氏にスロットカーを体験して頂こうということで、現在インギングF3チーム監督として超多忙なスケジュールをこなされている鮒子田氏を無理やり(!?)連れ出して“レーシング・パラダイス等々力”に来て頂いた訳であります。
 丁度その日は、2004年度MSL開幕戦を控え、Tom菊池選手、鈴木選手、小儀選手などもテストで来ておられ、めでたく初対面ということになりました。


TOP : Hiroshi and his TOYOTA 7 ( 1/24 scale?!)

 上の画像は、田村氏がこの日のために作り上げた“TOYOTA 7(日本グランプリ仕様)”を見て笑顔を見せる鮒子田氏であります。
鮒子田氏はレーシング・ドライバーになる前は現 童夢社長であります“林みのる”氏と共に、鉱石ラジオ作りなどを作るのを趣味にされていた時期があり、このようなおもちゃ(!?)にはとても理解がありそうに見えましたが・・・。


TOP : Enjoy !! It's a slot racing !!
Hiroshi Fushida (Right side), Yoshiuki Tamura and I.( Left photograph ).

 予想以上に鮒子田氏はスロットレーシングに興味を示されたようで、遂には上の写真のように模擬レースまでしてしまいました!!
しかし、流石'72GCチャンピオンになられただけあって初めてとは思えないドライビング披露して頂きました。また、富士スピードウェイの30度バンクを思い出されたのでしょうか、特にバンクでの走行は楽しそうでありました。


TOP : This is his memorial machines.
'69 Fuji 1000km winner TOYOTA 7, '70 AVS SHADOW, '69 Japan GP TOYOTA 7 and '73 GC machine Chevron B21P.

 上の画像は、鮒子田氏が過去に乗られ活躍されたマシンたちであります。
左から、1969年富士1000Kmレースで優勝したトヨタ7(田村氏製作)、1970年に鮒子田氏がアメリカ リバーサイド・スピードウェイでテストした革命的マシンと言われたAVSシャドウMKI(牧野製作、ただし、ドライバーはジョージ・フォルマーですが、将来的に鮒子田氏に乗せ変える予定です)、ゼッケン5、もちろん1969年日本グランプリで乗られたトヨタ7(田村氏製作)、そして、チャンピオンになられた1972年のマシンを改造して臨んだ1973年GCマシンのシェブロンB21P(小儀氏製作)のマシンたちであります。
 


TOP : Hiroshi Fushida and MSL members.

TOP : Hiroshi Fushida of '72 Fuji GC champion( Left side ) and  TOM KIKUCHI of '60s Slotcar champion and '70s RC champion.

 さて、最後に鮒子田氏を囲んでMSLメンバーの皆さんとの記念写真を撮らせて頂きました。そして、私のリクエストで60〜70年代にかけて日本のモータースポーツ界と日本のスロットカー&ラジコン界を引っ張ってこられた2人の主役のツーショットを撮らせて頂きました。
御二人ともまだまだ先を見て行動されているところには頭が下がる思いであります。
 鮒子田氏は今年もインギングモータースポーツF3チーム監督としてチャンピオンを狙っておられます。そんな鮒子田氏に是非全日本F3チャンピオンを取って頂き、私たちのレースに笑顔で来て頂けたらなと思っているこの頃であります。
鮒子田氏頑張ってください!本日はどうもありがとうございました。

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(C) Photographs by Yoshiyuki Tamura.