東雲ゴルフクラブ

　同名のクラブを設立した。この時の会員募集は750〜900万円。栃木県のゴルフ場としては歴史は浅いが、倶楽部運営のキャリアは十分、堅実経営である。会員数も適正だが、立地条件（宇都宮ＩＣから30�q）だけが弱材料。

　平成10年から下落に転じ、11年もあまり反発せず値下がりしている。名変料を含め活性化対策が必要か。

■平成16年1月1日より、名変料値下げ

■平成17年3月14日、経営会社・（株）東雲スポーツセンターが民事再生法の申請

　名義書換は継続

■平成17年9月14日、資本注入型の再生計画案が可決

　リゾートソリューション（株）（旧・ミサワリゾート（株））が新スポンサーに

　・退会会員の預託金99％カット、1％を3ヶ月以内に一括弁済（3万円以下は全額）
　・継続会員は、1％が新預託金（10年据置）
　・プレー会員権（無額面）の会員は、継続プレー権（譲渡可）

■平成18年4月、リゾートソリュションが三井不動産等と組成した別のファンドにに売却（関連記事）

　北海道と三重県のゴルフ場を売却

■平成20年10月15日付で再生手続き終結決定を受ける

■平成21年12月18日付けで、シャトレーゼグループの傘下に

　ゴルフ場名や会員の権利・義務も変更はなく、経営会社も（株）東雲スポーツセンターのまま。

■平成27年4月1日、城山ＣＣ（株）が（株）東雲スポーツセンターを吸収合併

　城山ＣＣ（栃木）の経営会社・城山カントリー倶楽部（株）（小池健太代表取締役）と東雲ＧＣの経営会社・（株）東雲スポーツセンターは、4月1日に合併する旨を2月27日付け官報に公告した。

　存続会社は城山カントリー倶楽部（株）で、（株）東雲スポーツセンターの権利義務全部を承継して存続し、（株）東雲スポーツセンターは解散するとしている。両社の株主総会の承認決議は2月21日に終了したという。

▼ 関連情報

■平成24年4月23日、東京国際ゴルフ倶楽部（東京）、シャトレーゼグループが取得し経営交代

■平成24年8月1日、昇仙峡カントリークラブのスポンサーにシャトレーゼＨＤが内定

■令和2年6月1日、甲斐駒ＣＣがシャトレーゼグループに経営交代