皆川城カントリークラブ

　耐火保温材製造等の東和耐火工業が多角化のためゴルフ場経営に乗り出した第1弾。73年開場で30年の歴史を持つ。会員数も高級倶楽部なみに正会員は少なく、ハウス改造、女性用施設の拡充も既に行っており、堅実な経営にも定評がある。

　富澤親子の設計による戦略性の高いコースも人気。85年から地元制限を導入、栃木、埼玉、群馬、茨城在住者は同4県の在住者からしか書き換えできない。しかしながら、この点をを廃止してくれたらもっと買い人気が出るのだが？

■平成15年8月1日より、株主会員制へ移行し名変料値下げ

■平成16年1月13日、ゴールドマン・サックスグループが経営支援に

■平成16年2月2日、経営会社・東和ランドグループが民事再生法を申請

　名義書換停止（旧、正会員：31・5万円、平日：21万円、平日：15・75万円＝各税込）

■平成16年3月頃、再生計画案がまとまる

　既報通り、ゴールドマン・サックスグループがスポンサーとなり再建を図る再建計画で、退会会員に対しては（株主会員に当たっては預託金＋株式取得代金）預託金の97・5％をカットし、残り2・5％を再生計画認可決定確定日から9ヶ月以内に一括弁済。継続は2・5％が新預託金に。

■平成16年10月7日、再生計画案が認可決定

■平成16年10月22日より、名義書換再開

■平成17年9月30日、東京地裁より再生手続終結決定を受ける

■平成18年1月、東和ランド（株）は、日東興業（株）にを吸収合併される

■平成20年1月より年会費値上げ

■平成21年8月4日、日東興業（株）は、（株）アコーディアＡＨ１１に商号変更

■平成26年8月1日、アコーディアによるビジネス・トラストの一環で、アコーディア・ゴルフ・アセット合同会社へ売却

■平成27年年4月〜28年3月末日まで、個人・法人（1名記名）正会員募集開始

　募集金額：470,800円（税込、割引き入会制度有り）　50口

　→ 令和3年3月4日現在、470,800円（税込、消費税10％）で募集は継続中

　会員の紹介で入会すると、一般募集入会金の45％引きとなっており、258,940円（税込、1名記名）で入会できる。名義書換料が33万円（税込）なので、市場で流通している会員権を買うより安く入会できる訳で、誰も会員権業者を通して購入しない（これじゃ〜資産価値はゼロである）。

■令和3年4月21日現在、同額で正会員募集継続中

　募集金額：470,800円 （全て入会金、消費税込）個人正会員、法人正会員（記名式）。
　割引きがあるか否かは不明です・・・コースでお聞きになって下さい。

　　→ 令和4年8月31日をもって、会員募集は停止

■令和4年9月1日より、正会員の名義書換料値上げ

＜アコーディア・ゴルフ関連情報＞

■平成18年11月1日に（株）アコーディア・ゴルフが東証に上場へ

■平成28年7月14日、（株）アコーディア・ゴルフが買収される？との報道

　プライベート・エクイティ（ＰＥ）ファンドのＭＢＫパートナーズが、国内に43コースを保有し契約コースを合わせて136コースを運営しているゴルフ場運営会社・（株）アコーディア・ゴルフの買収（負債と株式の合計で約1600億円の見通し）を計画している旨を7月14日、複数の関係筋が明らかにしたとして報道。

■平成28年11月29日、アコーディア株をＴＯＢにより取得

　投資ファンドの（株）ＭＢＫＰ Ｒesortは平成28年11月29日、国内のゴルフ場運営・（株）アコーディア・ゴルフの普通株式及び新株予約権をＴＯＢ（株式公開買い付け）により取得することを決定した。

■平成29年3月29日、（株）アコーディア・ゴルフ上場廃止に

　4月1日付けで、ＭＢＫパートナース（株）のグループから、（株）ＭＢＫＰ Ｒesortの代表取締役である加笠研一郎氏ら3名が取締役に就任。

■平成29年5月26日付、ＭＢＫＰ Ｒesortとアコーディア・ゴルフが合併（官報で公告）

■令和2年6月29日、アコーディア・ゴルフ、Ａ・Ｇ・Ｔが保有する日本国内88カ所のゴルフ場の取得を表明