(株)アコーディア・ゴルフ(代表取締役会長兼社長CEO田代祐子(東京都品川区東品川4-12-4、品川シーサイドパークタワー、TEL:03-6688-1500)は、アコーディア・ゴルフ・トラストが保有する日本国内の88カ所のゴルフ場を618億円で取得する旨を6月29日、自社ホームページ「ニュースリリース」で下記の通り発表した。
(株)アコーディア・ゴルフ URL=http://www.accordiagolf.co.jp/ (表示方法)
発表元URL=http://www.accordiagolf.co.jp/file/pdf/news_20200629155216.pdf
アコーディア・ゴルフ・トラストが保有する日本における88カ所のゴルフ場を618億円で取得へ
2020年6月29日
株式会社アコーディア・ゴルフ
関係者各位
・・・・ 前 略 ・・・・
シンガポール、2020年6月29日 - 株式会社アコーディア・ゴルフ(以下、「アコーディア」)は、アコー ディア・ゴルフ・トラスト(以下、「AGT」)から、88カ所のゴルフ場への匿名組合出資持分を、618億円で取得すること(以下、「本件取得」)を公表いたしました。この取得対価は、AGTの1ユニットあたりの対価として0.732シンガポールドルに相当するものです。
なお、アコーディアはAGTのスポンサーでありユニッ トホルダーでもあります。 アコーディアは、本件取得の一環として、本件取得の完了時に、ゴルフ場を保有するアコーディア・ゴルフ・アセット合同会社(以下、「SPC」)の持分全てを取得し、その債務を承継します。これにより、AGT
は、アコーディアから取得対価の全額である618億円を受領し、この金額の一切は、SPCの債務返済に充当する必要はありません。
アコーディアの代表取締役会長兼社長CEO田代祐子は次のように述べています。「徹底した評価プロセス の結果を経て、AGTの独立委員会により当社の提案が選定されました。独立委員会が公正かつ独立性の高いプロセスを実施されたことに感謝しております。当社の提案は、現在の厳しい経済環境において、AGTの修正純資産額58,787百万円を5.1%上回り、投資家の皆さまにとって、価値のある条件を提示していると考えております。」
・・・・ 以下略 ・・・・
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なお、取得に関しては、トラスティー・マネジャーが今後招集するAGTの臨時総会でAGTのユニットホルダーから承認を得ることを条件とし、AGTはユニットホルダーからの承認を2020年9月14日又はAGTとアコーディアが合意する他の日付までに取得する必要があると案内されております。
ちなみに、アコーディア・ゴルフは2019年3月末現在で44コースのゴルフ場を保有(契約90コース)、その他にゴルフ練習場を22ヶ所(契約5ヶ所)保有している。
<参照資料・アコーディア・ゴルフ・トラスト(AGT)が売却する88ゴルフ場>
各ゴルフ場の鑑定評価額(2018年12月31日現在)、総売上(2018年3月期)、稼働率(同)
アコーディア・ゴルフ・トラスト |
http://www.agtrust.com.sg/jp/home.html |
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・首都圏ゴルフ場 |
http://www.agtrust.com.sg/jp/tokyo-region.html |
34コース |
・中部圏 〃 |
http://www.agtrust.com.sg/jp/nagoya-region.html |
12コース |
・関西圏 〃 |
http://www.agtrust.com.sg/jp/osaka-region.html |
15コース |
・その他 地域 〃 |
http://www.agtrust.com.sg/jp/other-region.html |
27コース |
*首都圏の「ヴィレッジ東軽井沢GC(群馬)」は、2019年6月3日付で売却済み
AGTの2020年3月期の決算(4~3月、連結)は、営業収益(売上高)は前年同期比1・0%増の516億67百万円、営業利益は同139・3%減の44億11百万円、当期純利益は113・6%減の17億3百万円となっている。
営業収入の内訳は、ゴルフ場収入349億9百万円(前年同期比1・9%増)、レストラン収入128億50万円(0・7%増)、会員収入34億48百万円(7・3%減)、その他営業収入4億61百万円(8・5%増)。同時期のゴルフ場入場者数は、592万人で前年同期比3・6%の増加となり、過去最多を記録したという。
発表元URL=http://accordiagolftrust-jp.listedcompany.com/financials.html
<関連情報>
平成26年(2014年)3月28日 椿ゴルフ掲載
アコーディア・ゴルフ、133コース中90コースの売却、「保有ゴルフ場のアセットライト施策」を発表
↓↓↓ 令和2年8月11日追加
アコーディア、88ゴルフ場の取得価格を618億円から652億円に増額
(株)アコーディア・ゴルフは、買収提案(6月29日既報、アコーディア・ゴルフ・トラストが保有する日本国内の88カ所のゴルフ場を618億円で取得する旨)の取得対価の増額に同意した旨を8月7日、自社ホームページ「ニュースリリース」で下記の通り発表した。
2020年8月7日
株式会社アコーディア・ゴルフ
・・・・ 前 略 ・・・・
取得対価は、65,200百万円(約848・4百万シンガポールドル、以下、「修正取得対価」)となり、3,400百万円(約44・2百万シンガポールドル)増額されました。修正取得対価は、2020年3月31日時点の匿名組合出資持分の簿価である
60,529百万円(約787・6百万シンガポールドル)を4,671百万円(約60・8百万シンガポールドル)上回ります。
修正取得対価は 1ユニット当たり0・772シンガポールドルに相当します。1ユニットあたりの修正取得対価から生じるプレミアムと、1ユニットあたりの取得対価から生じるプレミアムとの比較は、以下のとおりです。
基準日における1ユニットあたり終値に対するプレミアム
・ 修正取得対価:28・6%
・ 取得対価 :21・9%
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発表元URL=http://www.accordiagolf.co.jp/file/pdf/news_20200811105349.pdf
↓↓↓ 令和2年10月29日追加
アコーディア・ゴルフ、88ゴルフ場の取得終了
(株)アコーディア・ゴルフは、シンガポール証券取引所において上場するアコーディア・ゴルフ・トラスト(AGT)が有する88ゴルフ場の資産の買戻しが完了し、100%保有となったことを明らかにした。
AGTでは9月29日付けで今回の売却が完了したことを公表した。ちなみに、今回完全グループ傘下とした88ゴルフ場は以前からアコーディアが運営受託しており、運営面は従来通りで変わりはないという。
↓↓↓ 令和4年2月1日追加
アコーディア及びネクスト・G・Mの持株会社株式MBKパートナーズがフォートレスへの売却に合意
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