「サンレイクカントリークラブ」( 18H、栃木県日光市長畑4337、TEL:0288- 27-0088)が今年3月末でゴルフ場の営業を終了することが判明した。従業員等には昨年末に本社から告知があり、1月に会員にも通知しているという。
*会員の処遇や終了後の用地活用についての詳細は不明です。
サンレイクCC URL=http://www.sunlake-cc.jp/ (表示方法)
同CCは、旧・宇都宮国際CC(現・ラインヒルGC)の増設計画を独立させ、昭和61年(1986年)4月に18ホールでオープン、平成5年(1993年)10月に27ホールに拡張(平成27年に9ホールを閉鎖し18ホール営業に縮小)。
その後、旧・宇都宮田際CCの経営会社が資金面で破綻。サンレイクCCは副理事長でもあった原中氏が平成10年(1998年)6月に経営を引き継いだが、借入金や預託金返還問題等で平成14年(2002年)4月に民事再生法を申請、同年12月に自主再建型の再生計画案が可決していた。
しかし、原中氏の高齢を理由に後任を模索中、令和3年(2021年)12月に不動産投資会社の(株)タカラクリエイト(長野県)が出資し株式を取得し経営交代。運営は、(株)ザナショナルカントリー倶楽部(旧・廣済堂開発)がこれまで行ってきた経緯をもつ。
→ サンレイクCCの禍根経緯
ちなみに、同CCは日光宇都宮道路・大沢ICから7㎞、東武日光線 ・下小代駅より車で5分に位置し、文字通り、池のコースでゆったりした地形の中に戦略的な池が横たわっている丘陵コース。
参考までに、名義書換を停止しているため会員権相場は建っておりません。なお、弊社調べですが栃木県で閉鎖したゴルフ場はこれまで24コースになっており、北海道、福島県に続いて3番目に多い県となります。
< 参考資料 >
栃木県で閉鎖(9H、一部閉鎖含む)したゴルフ場一覧
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