連結子会社の異動(株式譲渡による事業譲渡)に関する基本合意書締結のお知らせ
2020月10月9日
(株)アジアゲートホールディングス
代表取締役社長 松 沢 淳
当社は、本日開催の取締役会において、当社グループにおけるゴルフ・リゾート事業を運営する子会社であり、当社が発行済株式の 100%を保有する連結子会社「株式会社A.Cインターナショナル」(以下「ACI」)の発行済株式の全て、及び当該ゴルフ・リゾート事業の運営に際し当社がACIに貸し付けているゴルフ事業用の土地・建物を譲渡することに関し基本合意書を締結し、株式譲渡契約及び不動産譲渡契約の締結に向けて協議に入ることを決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
1.株式譲渡及び不動産譲渡の理由
当社グループは、当社および事業子会社を通じて、リアルエステート事業、ゴルフ・リゾート事業、不動産コンサルティング事業を展開しております。
このなかで、ゴルフ・リゾート事業を行っておりますACIは、シェイクスピアカントリークラブ(北海道石狩市)、米山水源カントリークラブ(新潟県上越市)、姫路相生カントリークラブ(兵庫県相生市)、広島紅葉カントリークラブ(広島県廿日市市)の4施設を運営して参りました。
当社はこれまで、ACIに対しゴルフ事業用の土地・建物の賃貸及び運転資金の貸し付けを実施することにより、同社による当該事業の運営をサポートしてまいりましたが、新型コロナウィルス感染リスクの影響による来場者数の減少等による事業環境の悪化により、同社の累積損失の解消には長期間を要する見通しであること、当社から同社に対する貸付債権の回収にはなお長期間を要する見通しであることなどから、当社への財務上の影響が長期化し、今後はACI株式及びゴルフ事業用不動産の保有リスクが増大する可能性があります。
このような状況に鑑み、当社グループの中長期的な成長に向けた事業ポートフォリオの検討の結果、ACIの譲渡及び事業用の土地・建物の売却によるゴルフ・リゾート事業の廃止を実現し、早期の資金回収による将来の財務リスク低減とリアルエステート事業及び不動産コンサルティング事業を中心としたグループリソースの集約化をすすめるとともに、新たな事業への投資を加速することが当社成長にとって最善であると判断いたしました。
なお、本件譲渡の検討に際しましては、過去に当社との取引実績があり売却先として信頼できることなどから、True Harmonic Group
Limited を譲渡先として選定いたしました。
株式譲渡契約締結・実行は、2021年(令和3年)1月上旬を予定
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以下には、(株)A.Cインターナショナル及び(株)ワシントンの最近3年間の経営成績及び財政状態等を掲載
発表元URL=https://asiagateholdings.jp/ir/news/5663084525912064/
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