「日光紅葉ゴルフリゾート」(旧・日光プレミアGC、運営=日光景勝観光(株)、パブリック運営、栃木県日光市七里1333、TEL:0288-50-1313、18H、全長6,825Y、P72)が、今年の10月31日をもってゴルフ場を閉鎖することが判明した。
日光紅葉GR URL=http://www.koyogolf.com/ (表示方法)
匿名希望の方から9月19日付けでメールを受け判明したもので、本日、ゴルフ場に電話を入れ確認したところ、電話に出られた方が「今年の10月31日まで営業して閉鎖することは間違いないです。その後は太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると聞いておりますが、詳しいことは分かりません」と、話しておりました。
同GCは、平成9年に大成建設グループがパブリックで開場した日光インターCCを、芙蓉グループの総合不動産会社で、東証一部上場の東京建物(株)が、経営会社・日光泉観光(株)の発行済全株式を約2億円で平成16年3月31日に取得し、同年4月1日に「日光ゴルフパーク:ハレル」に名称を変更してオープンした。
その後、平成21年12月にアコーディア・ゴルフが東京建物から同ゴルフ場を含め6コースを買収したが、平成23年8月1日に(株)ゼフィアに売却。
その後の平成26年2月に今度はゼフィアが、(株)リゾートプレミア(埼玉県本庄市児玉町児玉857-1、倉林修司社長)系列の(株)日光プレミアゴルフ倶楽部に売却し、日光プレミアGCの名称に変更して営業してきたが、平成29年12月10日をもってゴルフ場の閉鎖を発表。
ゴルフ場を取得した山澤新エネルギー(株)(福岡市博多区、現・金洋ホールディングス(株)、令和2年7月2日に商号変更)が跡地にメガソーラーを計画していたが、系統接続の残り容量が少ないとの理由で太陽光発電事業を諦めゴルフ場事業を進めることになり、運営を日光景勝観光(株)に委託し、ゴルフ場名を現名称に変更してこれまで運営されてきた経緯をもつ。
→ 日光紅葉GRの過去の経緯
同社がまだゴルフ場の所有者であるのか、同社が発電所を建設するのか等は不明です。詳細は分かり次第に掲載させて頂きます。ちなみに、栃木県で閉鎖(9ホール、一部閉鎖含む)したゴルフ場はこれまでに20コース(椿ゴルフ調べ)、内14コースがメガソーラーに転用されている。
<参照資料>
→ 栃木県で閉鎖(完全・一時・一部)したゴルフ場一覧
→ ゴルフ場の跡地や遊休地を利用してメガソーラー基地を建設
↓↓↓ 令和2年10月14日追加
日光紅葉GRの土地・建物は既に売却済み
「日光紅葉ゴルフリゾート」の土地・建物は、今年の6月25日付けで9月23日記載の山澤新エネルギー(株)(現・金洋ホールディングス(株)、令和2年7月2日に商号変更)から(株)日光ソーラーパーク(令和2年5月7日登記、東京都千代田区神田練塀町3番地 富士ソフト秋葉原ビル11階)
に売却されていたことが判明しました。
一季出版(株)(TEL:03-5847-3366)発行のゴルフ特信により判明したもので、”やはり新所有者の(株)日光ソーラーパークは太陽光発電を目指しているとみられる”と報じていることから、既報通り、跡地にはメガソーラーが建設されるものと思われます。なお、(株)日光ソーラーパークの会社概要やその他、発電規模等の詳細情報は不明です。
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