「高崎市民ゴルフ場」(12H、群馬県高崎市阿久津町1909-1、TEL:027-320-2211、全長3,884Y、P48、平成9年10月開場、パブリック運営)が、令和2年9月末で閉鎖される方向にあることが判明した。
高崎市民G URL=http://park10.wakwak.com/~t-golf/(表示方法)
地元新聞の上毛新聞(10月15日付)が報じたもので、閉鎖後の跡地に市内最大規模の総合運動公園「高崎市民スポーツパーク(仮称)」を整備する方針を決めたという(現在は、台風19号の影響で冠水したため今月一杯はクローズ中)。
敷地面積は41・6ヘクタールで、烏川河川敷の広大な土地を高齢者、一般、子どもの三つのエリアに分けて整備する計画のようだ。
高齢者ゾーンには、8ホール14コースのグラウンドゴルフ場、9ホール4コースのパークゴルフ場、ゲートボール場8面を造る。
一般ゾーンには、野球場とソフトボール場各2面、サッカー・ラグビー場6面、3人制を含むバスケットボールコート8面、県内初のビーチバレーコート2面を整備。
子どもゾーンには、滑り台などの遊具や保護者も休憩できるテーブルとイスを設置し、現在のクラブハウスはそのまま利用する。工期は2021〜26年度で、完成施設から順次オープンする予定という。
但し、一季出版(株)(TEL:03-5847-3366)発行のゴルフ特信によれば、市公園緑地課は「新聞に出た方向に進んではいるが、議会で決定したわけではなく構想段階」と報じていることから、確定事項では無いようだ。
同ゴルフ場は、市を中心に金融機関等が出資した第三セクターの高崎リバーパーク(株)の経営だったが、平成14年3月末に入場者数の減少等により赤字経営が続いたため、三セクを解散して経営を高崎市(施設運営は指定管理者制度)が引き継ぎこれまで運営してきた経営をもつ。
ちなみに、高崎市民G場の北(直線で約7・5q)に位置し昭和39年(1964年)にオープンしたパブリックの河川敷ゴルフ場「高崎カントリークラブ」(9H、群馬県高崎市下豊岡町638)も、平成28年3月末をもって閉鎖され、跡地には緑地公園「烏川下豊岡緑地」が整備されている。
<参照資料>
→ 群馬県で閉鎖(完全・一時・一部)したゴルフ場一覧
↓↓↓ 令和元年12月5日追加
高崎市民G場のホームページでは、令和元年2年1月一杯休業になっています
↓↓↓ 令和元年12月20日追加
高崎市民G場、来年の3月末に閉鎖を決定し、総合運動公園整備を早める
既報通り、来年の9月末での閉鎖を案内し、台風19号の冠水で来年の1月一杯まで休業中だった「高崎市民ゴルフ場」だが、再開を断念し総合運動公園の整備を早める方向であることが判明した。同ゴルフ場のHPには「台風の影響により再開することが困難となり、閉鎖となりました」と案内されています。
|