18年12月に有限会社アドヴァンスが競売により落札した後、買受先を模索していた「山形玉庭カントリー倶楽部」(旧・サンマリーナ玉庭GC、18H、山形県東置賜郡川西町大字玉庭6984)が、今年の12月頃にゴルフ場を閉鎖し、跡地にメガソーラー発電所を建設する計画であることが判明した。。
同ゴルフ場は、平成2年に会員制で開場したものの経営不振となり、平成15年に運営会社であった(株)サンマリーナ玉庭が頓挫。平成18年に競売により有限会社アドヴァンスが転売目的で落札し、その後も変則営業を続けていた経緯をもつ。
→ 山形玉庭CCの過去の経緯
※同CCのホームページはありません → 山形玉庭CCの地図
事業主体は、ドイツのフォトボルト・デベロップメント・パートナーズ社と京セラ(株)・みずほ銀行が設立する予定の合同会社で、約121ヘクタールの用地(地権者から賃借)に20万枚の太陽光パネルを設置。発電能力は50MW、年間発電量は5,340万KWh(一般家庭約1万5000世帯分に相当)、総事業費は約210億円となっている。
平成29年4月に完成させる計画で、既に今年の6月に再生可能エネルギーの固定価格買取制度の認定を受けており、年間売電収入(東北電力に売電)は約20億円を見込んでいるという。
山形県では現在、県最上川流域下水道山形浄化センター(天童市、2MW)があるが、今回のメガソーラーはその25倍となり、完成すれば県内最大級となる。なお、基本・実施設計はほぼ完了済みで、来春の着工までに周辺住民を対象に説明会を開く予定のようだ。
フォトボルト・デベロップメント・パートナーズ社のメガソーラー関連情報
http://www.kyocera.co.jp/news/2014/0602_nobi.html (表示方法)
*リンク切れの場合はご容赦下さい
参照資料 → ゴルフ場の跡地や遊休地を利用してメガソーラーを建設
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
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