JC-NETによると、和歌山ゴルフ倶楽部を経営の(株)LORDLAND WAKAYAMA GC(和歌山県日高郡印南町印南4064-1、TEL:0738-42-1239、高橋眞介代表)は5月21日、大阪地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したことが判明した。
和歌山GC URL=http://www.aikis.or.jp/~ghw/
申請代理人は、木村真也弁護士(TEL:06-6363-7800)、監査委員には福森亮二弁護士(弁護士法人大江橋法律事務所、大阪府大阪市北区堂島1-1-5 梅田新道ビルディング8階、TEL:06-6341-7419)が選任されている。
負債額は約26億円。
和歌山GCは、グリーンヒル和歌山ゴルフ倶楽部(18H)として平成8年に開場、平成17年9月29日に韓国系企業が、同GCを経営する(株)グリーンヒルゴルフ倶楽部(大阪市西区)から、営業譲渡を受け取得し、会員を引き継いだのが(株)LOADLAND WAKAYAMA GCだった。
(株)LOADLANDの親会社は、韓国の済州島でローランド(ロードランドとも発音)ゴルフ&ヴィレッジとゼフィロスGCの2コースを経営し、この他にもゴルフ場開発計画を進めているローランド社としている。
ゴルフ場名は、同年9月30日から「和歌山ゴルフ倶楽部」に変更していた。
平成20年3月期には年商約3億円を計上も、リーマンショック以降消費停滞などで年々利用者が減少し、昨年は2億1200万円まで落ち込み、毎期数千万円の赤字が常態化するなど厳しい運営状況となっていた中、会員からの預託金返還要求が予想され、償還に応じるめどが立たないとして、民事再生を図ることになったという。
営業は通常通り行いながら、支援先のスポンサーを模索していくようで、会員約650名のプレー権は継続されるが、弁済率などは今後のスポンサー次第になりそうだ。
尚、5月29日に和歌山市の勤労者総合センターで債権者説明会が開かれる。
詳細に関しましては、分かり次第掲載させて頂きます。
↓↓↓ 平成24年6月12日追加
5月31日、大阪地方裁判所において再生手続きの開始決定を受けたことが判明。再生債権の届出期間は7月20日までで、再生債権の一般調査期間は10月3日から10月16日までとなっています。
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