昭和60年10月の開場の「笠間東洋ゴルフ倶楽部」(18H、茨城県笠間市池野辺2340-1、TEL:0296-72-8126、井上誠一設計)を経営する東洋企業グリーン開発(株)(吉富健一郎代表取締役)は、会員に預託金全額を返還し、ゴルフ場事業を6月1日付けで譲渡することが判明した。
笠間東洋GC URL=http://www.kasamatoyo.jp
同GCは、旧・三和銀行グループの東洋プロパティ(株)を親会社とする東洋企業グリーン開発の経営するゴルフ場で、譲渡先はジャスダック上場でスターツグループの持株会社・スターツコーポレーション(株)(河野一孝代表)で、会社分割により新設会社の株式全部を売却する旨を会員に通知したという。
スターツグループ URL=http://www.starts.co.jp
会員に対しては、預託金の額面全額(1100万円を中心に1200万円があり、返還総額は45億円)を返還する方針。プレーを希望する会員には追加金の負担なく、年会費3万1500円(税込))の納付で会員としてプレー(平成27年3月末まで)できる。
ちなみに、同GCは一般譲渡は不可のゴルフ場で市場での売買は行われておりませんので、会員権相場は付いておりません。
同GCで譲渡理由として、「リーマンショックに端に発した景気低迷で、来場者数の減少や利用料金の低下傾向で事業は赤字が続いたため、今後の事業展開を総合的に検討した結果、譲渡することになった」と説明している。
また、同じ東洋企業グリーン開発が経営する「播州東洋ゴルフ倶楽部」(昭和49年4月開場、18H、兵庫県加西市西横田町字長坂453、TEL:0790-46-0807)も預託金全額を返還する旨を通知し、6月1日付けで新設分割を実施し、オリックス・ゴルフ・マネジメント合同会社(OGM)に譲渡することも明らかになっている。
播州東洋GC URL=http://banshu.toyo-golf.com
↓↓↓ 平成24年6月1日、URL変更
播州東洋GC URL=https://www.orix-golf.jp/banshu-toyo
今回の売却で、東洋企業グリーン開発の経営すつゴルフ場は、平成23年5月に「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」を開催した「小野東洋ゴルフ倶楽部」(昭和46年4月開場 18H、兵庫県小野市日吉町570-1、TEL:0794-62-6881)のみに。
小野東洋GC URL=http://ono.toyo-golf.com
↓↓↓ 平成29年9月6日追加
小野東洋GC、平成29年9月1日から正会員募集開始
三菱UFJフィナンシャル系列の「小野東洋ゴルフ倶楽部」(経営=東洋企業グリーン開発(株))は、9月1日から正会員350万円(預託金200万円=据置期間10年、入会金は税別で150万円、定員100口)と個人終身会員200万円(全額入会金、税別、定員50名)の募集を開始した。
現会員数は正会員のみで799名(今年4月1日現在)と少なく、退会者(預託金は返還)の補充募集とクラブライフの充実ための募集という。年会費は6万円(税別)で、同日より名義書換は停止した。
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