『 平成22年9月30日に東京地裁から更生手続開始決定を受けた小田原城カントリー倶楽部の経営会社・(株)小田原城カントリー倶楽部は、スポンサー候補を入札で絞り込み、1社と契約を締結していることが判明。その1社は、(株)文芸社である模様 』と報じてきたが、
5月下旬頃、(株)文芸社をスポンサーに迎え再建を図る更生計画案を、会員を含む一般債権者に配布したことが判明した。
更生計画案の基本方針は、(株)小田原城CCの資本金を全額消却、新たに発行する1400株を文芸社に割り当てるもの。
会員及び一般債権者への弁済条件は、
・一般債権者は債権額の1%を、認可決定確定から3カ月後に一括弁済
・会員に関しては、@、A、Bの3種類に分別して、異なった弁済方法
@ 在籍会員:年会費等を支払っている会員
継続希望会員は、預託金の1・25%が新預託金(10年据置)
退会希望会員は、預託金の1%を弁済(退会届出要)
A 退会会員A:除名処分(退会、年会費未納)で預託金の返還を受けていない会員、
継続希望会員は、預託金の1・25%か新預託金(退会撤回の届出要)
退会希望会員は、1%を弁済(退会撤回を届出なかった場合)
B 退会会員B:退会し預託金の一部返還を受けた会員
会員復帰できず退会扱いで、預託金未返還部分の1%を弁済
尚、同CCはクラブハウスとコースの改修工事を終了させ、4月16日からリニューアルオープンしている。また、更生計画案の賛否を問う決議は書面投票(7月25日締切)で行われる模様。
↓↓↓ 平成23年8月8日追加
平成23年7月31日に東京地裁から認可決定を受けた。決議結果は不明だが、更正担保権額100%、更生債権額80%以上の賛成多数で可決した模様。
計画案の基本方針は、(株)小田原城カントリー倶楽部の資本金(7000万円)は償却、新に発行する1400株を(株)文芸社に割り当てるもので、会員への弁済条件等は前述の通りとなっている。
↓↓↓ 平成23年12月19日追加
平成23年11月30日付けで、東京地裁から更正手続終結の決定を受けた。
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