『旭力ントリー倶楽部の経営会社・(株)旭カントリー倶楽部(資本金3億3503万1500円、愛知県豊田市浅谷町平柴20-1、代表諸戸尚視氏、従業員53名)は、平成21年8月25日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。監督委員は佐々木茂弁護士(東京都新宿区市谷薬王寺町8-1、電話03-3359-0825)』と、報じたが、
11月初旬頃、経営会社・(株)旭カン卜リー倶楽部は、同社が100%減資後に発行する株式を入札で選定した有限会社大樹開発(門前則雄代表取締役、TEL:0561-85-0101)に割り当てる再生計画案を会員を含む一般債権者に配布したことが判明した。
大樹開発は、愛知県瀬戸市と大府市で大型ゴルフ練習場を経営し、今年2月にはM&Aで旧・豊田パブリックゴルフ場(現・GC大樹 豊田コース、愛知)を取得しており、今回で2コース目。
会員(1682名)ヘの弁済率は、
・40万円以下全額 ・40万円超〜200万円以下は37・5%
・200万円超は50%
この他に、スポンサーからの拠出金(4億1700万円)を上乗弁済(約7%)するため、預託金が350万円の場合、弁済額は199万5000円(弁済率57%)となる模様。
来年1月末にも全会員に弁済を行う予定で、(株)旭カントリー倶楽部はクラブを解散し、ゴルフ場名を変更して新たな会員制(会員は金銭負担なしでプレー会員権)のクラブを発足させるという。
尚、計画案の賛否を問う債権者集会は12月24日に開かれる。
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