東証一部上場の名古屋鉄道(株)(木村操社長)の関連会社・豊田パブリックゴルフ場(株)(夫馬明社長、資本金1億円)が経営する、豊田パブリックゴルフ場(愛知県豊田市)の全株式をミサワリゾート(株)(平田秀明社長)が買収することが明らかになった。
2月15日に株式譲渡契約を締結し、2月28日に株式を引き渡す予定。
ミサワリゾートは、ゴルフ場保有・運営受託事業を拡大する方針で、現在20ヶ所のゴルフ場運営に携わっており、今回の同ゴルフ場の買収で、集客拡大及び収益増強を図っていき、ゴルフ場事業の収益拡大に繋げる模様。
名古屋鉄道では、平成15年度からの3ヶ年計画「名鉄グループ新中期経営計画」で経営資源の効率的活用を進めている関係で、同ゴルフ場はゴルフ人口の減少等で収支改善が困難と判断し、経営権を譲渡したという。同鉄道が保有するゴルフ場は、これで犬山CC(愛知県)など4ゴルフ場(他に関連の矢作建設工業が1コース保有)になる。
尚、同リゾート保有ゴルフ場は、北武蔵CC(埼玉)、真名CC真名C(千葉)、真名CCゲーリー・プレーヤーC(同)、オーセントGC(千葉)の4コース。今年3月末には一志GC(三重)の営業譲渡も受ける予定で、今回の買収を含め6コース目となる。
豊田パブリックゴルフ場(株)は昭和61年10月の設立で、平成16年3月期の営業収益は3億5400万円で、経常損益は4900万円の損失、当期損失は5000万円の損失となっていた。
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