(株)ユニマットリパティー(鈴木秀夫社長、東京都港区南青山2-12-14、TEL03-5770-2080、、以下ユニマットL)は、1月31日付けで「広島西カントリー倶楽部」(18H、広島県甘日市市大野猪ノウツ2392、 TEL0827-56-0311)を経営する(株)広島西カントリー倶楽部の全株式を取得、2月1日付けで鈴木社長が同経営会社の社長に就任し、傘下に収めた。
同倶楽部は昭和50年に開場。長らく三菱商事系の接待用コースだったが、平成13年11月に富士カントリーグループに経営が移行。 昨年1月末にMBOの形で荒井富巳支配人が(株)広島西CCの経営株式を引き受け、独立していた。
ユニマットLによると、同CCの預託金は10億円強だが、その8割が償還期限を迎え、会員には分割弁済するなどで対応していたが、資金面に余裕のない状況にあったという。
それでも、経営の合理化等で3万2500人の年間入場者でも営業面での収益を維持しており、支配人とは老朽化したクラブハウスの改修を行うことを条件に同CCの株式取得に合意したという。
クラブハウスの改修工事は1月25日から始めており、2月29日までは浴室、ロッカールームの利用を制限して全面改修する。現在は積雪のためクローズ中だが、改修期間中は基本料金を1500円値下げして営業する。
またユニマットLでは支配人の経営手腕を高く評価しており、従業員を含めそのまま継承、728名の会員も従来条件で継承する。ゴルフ場名も通称”西カン”で通っていることから変更する予定はないとしており、会員の信頼を得て経営を安定させたい考えだ。無記名正会員84万円(無額面会員権52・5万円+入会登録料31・5万円)の募集も継続する。
ユニマットLは山口県でユニマット山口GC(18H、周南市)など6コースを運営(内2コースが運営受託)しており、相乗効果にも期待している。
同社の運営コースは今年4月15日頃開場予定の千葉パーディC(18H計画、千葉県)を含め21コース目(18Hショートは含めず、内自社保有は19コース、ユニマットグループ保有は20コース)となった。
ちなみに、昨年11月のほぼ同時期から1304万円(入会金504万円、預託金800万円=5年裾置き)で千葉パーディC(定員150口)と東京バーディC(50口=法人記名式で護渡不可)で会員募集を行っているが、「ほぼ予定通り」の入会状況にあるという。
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