『 那須城ゴルフ倶楽部(経営=(株)東鳥山カントリー倶楽部)の運営会社が、平成19年5月25日から(株)Gエリア(田中光祐社長、仙台市)となった 』と報じたが、今度は経営会社が交代し(株)新那須城(川上龍雄代表取締役、東京都港区西新橋1-17-15 北村ビル5階、資本金1000万円)になったことが判明した。
7月25日付けの官報で判明したもので、(株)東鳥山カントリー倶楽部(辻野宏代表、東京都渋谷区幡ヶ谷2-18-2)からゴルフ場事業を譲り受けるとした「通知告知」を行い、効力発生は1カ月経過後の8月25日と明記されている。
今年3月25日に、既にゴルフ場の土地・建物は取得していたようで、旧会員のプレーに関しては年会費納入を条件に認めるが、預託金などの債務は継承しない模様で、会員には通知済みとのこと。
(株)新那須城の川上社長は、「他の債権者と調整中でこれらを整理した後、コースの改修工事等を行う予定で、運営面の詳細は今後検討したい」とし、「同GCは営業継続できないクローズ寸前の状況にあった。ゴルフ場経営は初めてだが、今回は初期投資額が少ないので、縁があって取り組むことに、債権者との交渉は弁護士に任せている」と話しているという。
同社は不動産業の他、建材資材、植木鉢成型機「はちろう君」の販売も行っている(株)卜ウザイコーポレーション(川上健太都代表、住所は(株)新那須城と同、TE:L03-5532-1331)から支援を受けているという。
(株)東鳥山CCは資金破綻していたが、民事再生などの法的整理は行っていなかった。
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